久しぶりの国際列車 [旅]
子供の時は日本の新幹線がダントツ勝っていたと思っていたけれど、今は海外の列車の設備や座席もかなり洗練されてきていて、新幹線がんばれ!(特に東海道新幹線)と思った。
アイスランド大統領公邸の思い出 [旅]
現職のオラフル・グリムソン氏(69)が当選を確実にした模様。1996年から連続4期務め、5期目に入るようです。
約10年ぐらい前、アイスランドへふらりと遊びにいった時、
アイスランド大統領公邸まで行ったことを思い出しました。
市街地ではなく、えっ?という場所にあります…。
驚いたのは、大統領公邸なのに、
敷地には警備員も警察もお手伝いさんらしき人も誰~もいないっ!
本当に無人……。
こんなに無防備な大統領公邸は、世界中でここだけでは?
でもって、建物がかわいい(笑)。
↓
http://english.forseti.is/ThePresidentialResidence/
大統領公邸の目の前にある教会の中に入れてもらいましたが(上記の写真の一番左側の建物)、ステンドグラスが素敵でした~。
アイスランドには、また遊びに行きたい……。
とにかく自然が素晴らしいっ!
そういえば、ホエールウオッチングツアーが天候のせいでキャンセルになってしまった日、アイスランドのトニー&ガイで髪の毛を切ってもらったのですが、スタッフたちが日本の原宿に行きたいと言っていました。憧れの場所のようでした。
ニッカ蒸溜所@余市 [旅]
ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン?(笑) [旅]
杉本博司氏っぽい写真……と言ったら、
めっちゃ怒られますよね(笑)。
冗談ですから、許してください~。
手前は雪です。
吹雪の中、向かった先は……。
後日、報告します。
しかし、今夜の東京は現地並みに冷えます……。
ちなみに杉本博司氏の写真はこちらです。↓
言うまでもなく、これが芸術作品です。
←U2のアルバムのジャケットに使用された写真です。
約2年前に書いたブログ記事です。↓
「めざましテレビにU2がっ!」
霧島は本当に霧深かった@鹿児島県 [旅]
霧島@標高800メートルのホテルのベランダより。
遠くに桜島、海の景色を楽しめる眺望の部屋を用意してもらったのですが……。
な、なにも見えない~!
一面、霧、霧、霧です。
↓少し霧が和らいだときの同じ場所からの風景。
晴天の日には、桜島も海も見えるのかな?
↓ちょっと足をのばして、宮崎県@標高1200メートルの高原へ。
幻想的です。
霧の中で飲むコーヒーもおいしい。
レインフォレスト・アライアンス認証のコーヒーをあちこちのカフェで見かけました。
余談ですが……。
霧島のカフェのメニューにあった、『龍馬が愛した珈琲』です(笑)。
↓
坂本龍馬が飲んだと思われる当時のコーヒーを忠実に再現したものらしい。
霧島では、坂本龍馬も入ったという(←本当か?…笑)山の中にある露天の温泉にも行ってきました。夜に浴衣を着たまま入る温泉!
霧島では短い滞在でしたが、
豊かな自然に囲まれて体力も回復したような気がします。
温泉の後のマッサージも効きました(笑)。
山崎蒸溜所に行ってきました~ [旅]
写真の府境の印はJR山崎駅の大阪方面行きのホームにあります。
どうでもよい情報ですが、JR山崎駅のそばのコンビニはデイリー・ヤマザキ(笑)。
さりげない統一感です。
はるばるやってきました山崎の町、
そして念願の山崎蒸溜所へ。初めての山崎蒸溜所への訪問です。
山崎蒸溜所の入り口。
こんな線路の踏み切りの先に山崎蒸溜所が見えます。
JR山崎駅から山崎蒸溜所に行くときは、この踏み切りを通ります。
山崎蒸溜所の入り口で案内板が迎えてくれます。
蒸溜所にはお馴染みの「山崎」のロゴが掲げられています。
テンションが上がります~。
続きは後日に(←えっ、まだ?)。
すみません、画像の処理やアップロードの時間がなくて……(と言い訳)。
こんなところに行ってきました [旅]
勘がいい人には、どこに行ってきたのかすぐにわかったかも?
報告は後日に。
工場見学 [旅]
6月5日から再開したようです。
関連日記です→「思わぬ余波……」
予想以上に早い再開ですが、実は今、「見学中止の山崎蒸溜所のかわりにどこか行こうかな」と探していた最中に見つけた、新潟のワイナリー内にある滞在型スパに心が動いていて(笑)。
ワイナリーを散歩して、温泉に入って、ワイン飲んで、マッサージしてもらって、またワイン飲んで、おいしいごはんを食べて、ぶどう畑のそばで眠るって、想像しただけで最高です。飲んで家に帰る心配もしなくていいし~。
山崎蒸溜所内にもスパ・ホテルとかつくってほしいな~(それは無理!)。
まあ、でも多分、都合がつけば、夏ごろには山崎蒸溜所へ行こうと思っています。
旅行での工場見学って楽しいですよね~。
ウィスキーに限らず、ビール工場やチーズ工場とか。
マヨネーズ工場の見学なんていうものもあるらしいですね~。
でも、もうこれは勘弁!という工場見学もありました。
それは……フランスの香水工場見学。
は、鼻が……。
建物内に強~いにおいが充満していて、香りを比べるなんて無理!(笑)。
要するに原液ですから、キツイんですよー。頭も痛くなってくるー。
それなのに、数年後にまた同じ香水工場の見学に行ってしまった。ていうか、組み込まれていた……。旅行会社の現地ツアーの途中に組み込まれていて拒否できないんですよね、この手のものって。
要するに見学の後に香水を買わせて、ツアー会社はいくらかバックをしてもらう、という狙いなんでしょうけれど、逆効果。
無ブランドなのに価格が通常よりも特に安いということもないし、
工場内の強いにおいの中にずっといるせいで鼻がマヒして個別の香りがすでにわからなくなっているので、旅行者が「あっ、これいい香りだから買おうかな」という展開にはおそらくなりません。これならば、普通のデパートの香水売り場に連れていってくれたほうが買うって(笑)。
それに対し……食べ物関係の工場見学は帰りに買いすぎちゃいます。
でも、ウィスキーを何本も買うと重いんですよね~。小さいビンでも重いですから。
1、2本は手荷物にしてもいいけれど、それ以上買う場合は宅配便頼みかなー。
ナザレに行きたい…… [旅]
そのなかでも特に行きたいのがナザレ。
暖かい季節になったらぜひとも、と思っていましたが、
いざ旅行の計画をしようと思うと、なにかと面倒に(笑)。
ポルトガルにある町です。
日本から行くにはちょっと遠くて時間がかかるんですよね~。
ダイレクトに行けないし、飛行機などの乗り換えがかなり面倒そう。
「そうだ!行ってみよう」と思ってもなかなか実行できません。
若いころならば、こんなことも面倒だとは思わなかったのですが、
これが年をとるということかもしれません。
こんなところに行きたいという人はあまりいないと思うので、1人で行くしかないのですが、現地でフリーの時間が多いツアーで行くのがいいのかもしれません。そんなツアーなんてあるのでしょうか?(笑)。
やはり行くならば個人で手配になるでしょうね~。
まあ、どの国を経由していくかを考えるだけでも楽しかったりしますが……。
現地では海を眺めながら本を読んだりして、
ただただ、のんびりと過ごしてみたいだけです。
↑
「それなら、熱海でもいいんじゃない?」
と、知人が一言。
うっ、そうかも……。
ボーデン湖 [旅]
これ、ボーデン湖だったんですね〜。
U2の新アルバム『No Line on the Horizon』で話題になっているジャケットは、日本人フォトグラファーの杉本博司氏の作品。
ボーデンといえば、レディ・ボーデン(懐かしい〜)ですが、
このボーデン湖はドイツ、スイス、オーストリアに接する大きな湖。
そういえば、9年前か8年前の初夏に両親との家族旅行で、このボーデン湖に行きました。
このときはドイツ最南端のコンスタンツという町に滞在。
気候が温暖なリゾート地らしく、散歩するのに最適な場所でした。
小さな町ですが、街中にスイスとドイツの国境があるというおもしろいところで、記憶はあやふやですが、駅の中にも国境があったような……見に行ったのですが、きちんと憶えていないものですね(笑)。
それから、飛行船のツェッペリンを開発したツェッペリン伯爵の生まれた場所らしく、湖畔に立てられた銅像かなにかも見に行った覚えがあります。
コンスタンツには大型バスで移動したのですが、途中で「交通渋滞も激しいので近道することにします」という理由で、ボーデン湖を横断するフェリーにバスごと乗り入れたのには驚きました。確かに交通渋滞はない(笑)。一、二時間ぐらいクルーズ(?)を楽しむことができました。穏やかな風が心地よかった〜。
ボーデン湖には個人所有!のマイナウ島があって、そちらにも行きました。
花でいっぱいの美しい場所です。
杉本博司氏の作品は、スイス側から撮っているようです。
こんなふうに見えるんですね、芸術家の目には。
この写真のコンセプトは「人類が地上に現れて初めて海を見たときにどう見えたか」だそうです。アルバムのタイトル名、タイトル曲はこの写真から生まれたのでしょうか?
ボノ的には「禅」の世界らしいですが……日本人だけれど、深すぎてよくわかりません(涙)。
ジャケットは杉本氏の作品に白い枠をつくり、ケースには「=」(イコール)の記号のシールが貼ってあります。
写真そのものだけで完成されている世界に新たな意味を持たせているんですよね。
いったいどういう意図なのか気になります。私には難しい……。
冬至の夜明け [旅]
冬至の夜明け@伊勢神宮
きのう21日は冬至でした。
通りすがりで伊勢神宮へ(笑)。
人生初の伊勢神宮です。
行った日は、たまたま冬至の日だったのですが……。
現地の人から、冬至の日は伊勢神宮の宇治橋・大鳥居の中央から朝日が昇ってくるという珍しい光景を見ることができるとお聞きし、当日朝6時ごろ、まだ真っ暗ななかを伊勢市駅近くのホテルからタクシーで伊勢神宮の内宮へ向かいました。
残念ながら曇り空で太陽は顔を出しませんでしたが、日の出の時間に空が赤く染まっていく光景だけでも感動しましたー。
実は朝まで行くかどうか迷っていたんですよね~。
前日夜。天気予報では雨、曇りだったので、ホテルのスタッフもみなさん「あしたは雨らしいですし、日の出を見るのは難しいですよ」と。
行っても見られないですよ、と言われたら普通は行かないものですが……。
朝5時。窓を開けて真っ暗な空を見上げると、一面ぶあつい雲。
うーん。どうしようかな。
1人行動なので行くのも行かないのも私の自由な選択。
私の基本スタンスは「迷ったら行く」です。
無理、駄目と聞いても、実際に現地に行くとなんとかなるという経験が山ほどあるからです。
さすがに当日未明から土砂降りだったら、あきらめて行きませんが(笑)。
内宮は駅前から7キロぐらい離れており、朝6時に移動するにはタクシーしか手段がありません。
そのタクシーも早朝すぎるので前日夜までに予約しないと確実ではないらしい。一晩中、タクシーが走っているわけではないので、旅行される方はご注意を。
ただ、もし当日朝、雨が降っているとキャンセルするにも時間が時間だけに迷惑をかけるので、前日夜には予約をしませんでした。当日未明の天気をみてからホテルにタクシーの手配をお願いしたところ、運良くタクシーを呼ぶことができました。
確かに、伊勢神宮へ向かう道路はクルマがほとんど走っておらず、独占状態。
そして静寂。自然が多いせいか人工的な明かりも少なく、異国に来た気分です。
輝く太陽が鳥居の真ん中から昇っていく光景は見ることができなくても、来てよかったと思いました。
夜明け前、地元の方々がカボチャとユズを奉納するイベントも。
奉納隊の出発に立ち会えました。
これらが奉納されます。
奉納隊が宇治橋を渡って出発。
真ん中の光は撮影に来ていたテレビカメラの照明です。
冬至の太陽ではありません(笑)。
明るくなってから、奉納隊が内宮から帰ってきました。
うーん、太陽は顔を出しません……(涙)。残念。
地元の伊勢市観光協会が冬至祭を開催。
朝7時30分から「冬至ぜんざい」がふるまわれました。
↓「冬至ぜんざい」。私もいただきましたー。カボチャ入りです。
(ホテルの方がこのイベントを教えてくれました)。
このあと私も宇治橋を渡って内宮を参拝。
伊勢神宮は激しく混雑していると聞いていたのですが(特に日曜日はすごいらしい)、早朝はそれほど人も多くなく、静かに参拝できました。空気も清々しい。
でも、すぐに大混雑。雰囲気が一変。
すごい、朝からこんなにたくさんの人が訪れるとは。
ツアー団体客も続々。騒がしくなってきます。
伊勢神宮への参拝は朝日が昇るころをおすすめします。
……と、初めて行ったのに結論を出してしまいました(笑)。
参拝は秋冬でも朝5時からできるそうです。5月~8月は朝4時から。
日の出の太陽は曇り空で見ることができませんでしたが、天照大御神がまつられている内宮の御正宮の石段下付近に来ると太陽が輝いていました~。
内宮の御正宮の石段下にて。太陽が神々しい。天気予報は曇り&雨だったのに、太陽が見られて幸運でした。
↑ちなみに、左端にちょっと写っているのは御贄調舎といって、伊勢神宮のリーフレットによると、お祭りの時にお供えするアワビを調理する儀式がここで行われるそうです。
この太陽の日差しが当たる場所で、御正宮に向かう多くの人々が続けて立ち止まり、静かに深々とお礼をして手を合わせて拝んでいたのが印象的でした。太陽に感謝の心なんでしょうね、きっと。
今回はかなり無計画な伊勢神宮への訪問でしたので、
今度はゆっくり訪れたいと思いました。
来年の冬至にも伊勢神宮へ行きたいな~。
水泳と英語の国 [旅]
今回の金融危機でアイスランド交響楽団が来日中止になったというニュースも。
それから、アイスランド中央銀行が政策金利を引き下げて12%にするとか。
……それでも政策金利高すぎっ! (笑)。
現地では地元の人も自分の銀行口座から現金を引き出せない状況らしいですね。
行列してごねまくって何とか生活費をほんの少しだけ、というかんじらしいです。
遠すぎる国なのであまり情報や映像が入ってきませんが、この先どうなるのか気になるところです。
今回の件でアイスランドとバトルを繰り広げているイギリスはイギリスで、たくさんの自治体(100以上?)がアイスランドの銀行に投資をしていることが発覚、これら自治体の資金繰りが懸念されているらしい……。
そんなアイスランドについて思い出したことが先日の日記で書いたほかにもありました。
旅行をしたときに見聞きしたことの記憶ですので、もし間違っていたらすみません。
印象的だったのは、水泳と英語をマスターしないと義務教育を終わらせない国の方針。したがって、97、8%(もっとかも?)の人々が水泳と英語ができるとか。
つまり、就学率≒水泳ができる率≒英語ができる率
母国語はアイスランド語ですが、英語とデンマーク語も必須科目らしいです。
水泳が意外でした。水泳ができないと学校を卒業できないとは……。
確かに街のなかには市民に開かれた有料の屋外のプールがあちこちにありました。
とはいっても、日本の小学校にあるような殺風景な屋外プールです。
気温がマイナス1、2度でも、アイスランド人はこの屋外の温泉プールでバリバリに泳いでいます。プールのなかは温かいですが、いったんプールから出るとマイナスの気温……吐く息が白いです。ていうか、体が凍るほど寒い(涙)。
大人も子供も日常的に屋外プールで泳いでいるんですよねー、あの国は。
水泳が娯楽?
私もいくつかのプールをハシゴして行ってみたのですが……。
50メートルプールの脇にある、温泉コーナーっぽいエリアでぬくぬくと温泉につかっていました(笑)。気分はただの寒い日の露天風呂。顔が寒い……。
アイスランドに行く機会がもしもありましたら、水着と水泳帽をぜひとも持参してみてください。
アイスランドvsイギリス [旅]
ついこの間まで、生活水準が高い国かなにかで世界1位、2位だったはずなのに、
どん底に転落。
アイスランドはとても好きな国で、再び旅行したいと思っている国です。
本当にいいところなんですよ~。
避暑地としても最適ではないでしょうか。
東京ドームより大きい露天の温泉がありますし(笑)。
また、位置が位置だけに、シーズンによっては深夜12時ごろまで明るくてゴルフができます。実際、ゴルフの穴場的な場所として欧米では人気が高いようです。海岸線ぎりぎりにゴルフ場があったりします。
物価はかなり高いですけれど……。ロンドンの高い物価なんてたいしたことないと思えるぐらい、すべてが高かったイメージです。でも、ごはんはすごくおいしかった。人々もとても親切だった。
そんなアイスランドですが、今、イギリスから「金返せー!金返せー!」と責められています。
さらに「返さないんだったら、こっちもお前らの資産を凍結してやるーーー!」
↑今、こんな状況です。
イギリスは反テロ法を適用……マジギレです。
ロシアがかかわってきているので、事情はちょっと複雑です。
アイスランド紛争勃発か!?
アイスランドは地政学的に非常に重要なところに位置しています。
私が興味を持ったのは10代のとき。
東西冷戦構造をリアルに知っている世代には馴染みがある場所ですよね。
今から22年前の1986年10月。
歴史的なレーガン・ゴルバチョフ会談が開催された場所が、
レイキャビックの迎賓館「ホプジーハウス」でした。
当時を思い出しながら書いていますが、ワシントンとモスクワから距離的にちょうど中間に位置するということで、レイキャビックが選ばれたはずです。このときの米ソ首脳会談が冷戦終結のきっかけになったのです。
この迎賓館に行ってみたいなーとずっと思っていたんですが、なかなか行く機会のない国です。数年前にようやく一人でふらっと旅行してきました。
迎賓館の写真も撮ってきたのだけれど、今すぐに見つからないので見つかれば後日あらためてアップします。私以上の世代はきっと「懐かしい」と思われることでしょう。
そんなアイスランドですが、2年前には駐留米軍が撤退。
で、今回の事態……要注目の国です。
日本は今回の経済危機に対して、大局的に結構がんばっていると思います。日銀もがんばっていますよね~。アイスランドの危機については日本がIMF支援を提案しましたが、アイスランドは拒否したんですよね……。
そういえば、アイスランドは映画や音楽のプロモーションビデオなどの撮影地によく選ばれています。あの「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の硫黄島の撮影地(本当の硫黄島での撮影は1日のみしか許可されなかったとか)もアイスランドだったはず。
リドリー・スコット監督がレーガン・ゴルバチョフ会談の映画化に乗り出しているという話もありましたが、あれはどうなっているんだろう?
国際緊急援助隊救助チーム [旅]
今回も日本側の初動は実に早かったのですが……。
消防庁がすぐに「国際消防救助隊」メンバーに成田空港への集結命令を出したのですが、当初、中国が受け入れを拒否したため、全国各地から東京に結集したメンバーがとんぼ返りしたんですよね~。
そして、数日たってから中国から要請があり、国際緊急援助隊救助チームを招集、ようやく派遣。到着したのは地震発生から5日目。その時間のロスが実に惜しい……。
ちょっとした思い出話ですが、以前、海外の大震災に派遣される国際緊急援助隊救助チームの先発隊と同じ飛行機にたまたま一緒に乗ったことがあります。
確か成田空港の夜出発のエールフランス航空機。
背中に「JAPAN」という文字が大きく書かれたあの目立つユニホームのまま、長距離線で移動されていました。まさに「日本」を背負っての任務です。お疲れ様です!と、こちらも身が引き締まる思いがしました。
うろ覚えなので、あらためてちょっと調べてみたところ、
2003年5月のアルジェリア大地震での派遣だったようです。
早朝にパリ着だったので、その後、乗り継ぎをしてアルジェリアへ向かったのでしょう。十数時間(もっと?)の長いフライト後にそのまま救助活動とは頭が下がります。
私もフライト中はビールもシャンパンもワインも飲まず、飲み物はペリエだけで過ごしましたが、へろへろ、ふらふらでした。
しかしながら、体調が悪くなるなど機内で何かあったらこれほど心強い乗客はいないですよね~。救急のプロですから。……と思ってしまったのは不謹慎ですね、すみません。
国際協力事業団によると、アルジェリアに派遣された国際緊急援助隊救助チームは地震発生の約18時間後に成田を出発、約39時間後に現地に到着して活動を開始。 当初の約36時間は不眠不休の活動を行ったそうです。
そして、地震発生から52時間後に倒壊したホテルの瓦礫の下から生存者1人を救出。
今回、中国側が早く受け入れを決断していれば、1人でも助かった命はあったのではないでしょうか。現地では活動場所が二転三転でさらに時間のロス。また、報道によると、人民解放軍のメンツかなにかで思うように活動させてもらえなかったらしいですし……。
災害も途中から人災になりかねないことを中国の政府や軍の人々に知っていただきたいですよね。
でも、日本の国際緊急援助隊救助チームには現地の中国人たちから感謝や称賛の声が相次いでいるようです。お疲れ様でした。
サンドイッチ駅 [旅]
3が1をはさんで「サンドイッチ」だとか。
ただの駄じゃれのようですね。
日本限定の記念日ということで……。
サンドイッチといえば、
昔、サンドイッチ駅に立ち寄ったことがあります。
(サンドイッチ駅)
ホームで電車を待つ人たち。
サンドイッチは人口約4500人の小さな街。
ごく普通の地方の小さな駅でした。
35年もの [旅]
雪景色の冬の蒸溜所は最高でした。
余市蒸溜所は日本ウィスキーの聖地とされています。
余市にはこれまで何度か寄ったことがあるのですが、時間の関係でこの蒸溜所には立ち寄れませんでした。念願の初見学です。
この蒸溜所については有名すぎるので説明は省きます。
お目当ての1つ、ブレンデッドウィスキー「竹鶴35年」。
なんと! この蒸溜所では「竹鶴35年」1杯(15cc)を1700円で味わうことができます!
これ、市販で1本7万円もします。←消費税別の価格です。
販売されるのは限定1200本。
(ニッカウヰスキーの竹鶴威相談役が一本一本直筆で署名し、ナンバー1~1200までのボトルナンバーを記入しているそうです)。
35年ものにはなかなか出会うことはありません。
とにかく出会うのも飲むのもかなり難易度の高いウィスキーです。
探せばごく限られたホテルのバーなどで取り扱われているとのことですが、同じ量の1杯(15cc)で6000円ぐらいするらしいです。
本数が限定されているため、この蒸溜所ですらボトルは販売されていませんでした。
私からのささやかな助言ですが、もしこの蒸溜所で35年ものを味わうならば、ほかの試飲よりも前に飲んだほうがよいですよー。私は他のものから試飲してしまい、大反省です……。
博物館のなかに有料の試飲バーがあり、数え切れないほど多くのウィスキーをそろえています。それも、ほとんど原価のような価格。通常ではあまり出会うことのないウィスキーも多く、それらも300円、400円で試飲できるのはうれしいですよね。
アルコール度数が高いので、そう何杯も飲めないものです。
これは、というものから飲むのがおすすめです。
私はウィスキーの蒸留所に行ったら、記念にその蒸溜所でしか購入できないオリジナルデザインのショットグラスを買うことにしています。
もちろん、余市蒸溜所でも購入。
ちなみにこれまでに現地で買ったなかで私にとって貴重なのは、世界最古のウイスキー蒸溜所@北アイルランドの「ブッシュミルズ」のショットグラスです。←たどり着くのにかなり面倒な土地にあります。遠かった……。
誰もいない静かな蒸溜所の敷地内。
売店前で出迎える巨大な雪だるま。
また行きたくなる蒸溜所でした。
来年の冬にも行こうかな(笑)。
今度はもっとゆっくり博物館などを見学したいです。
自動販売機とペンギン [旅]
自動販売機の前を行進するペンちゃんたち。
ざっ、ざっ、ざっ、ざっ。
ワン、ツー、スリー、フォー、レフト、ライト、レフト、ライト……。
いや~、シュールですね~(笑)。背景が実に日本的。
渾身の1枚……と言いたいところですが、
写真が下手な私には何年かに一度撮れるかどうかという偶然の1枚です。
左列の腕の振りがそろっているのがいいでしょ?
ああ、白いぷっくりお腹をなでなでしてみたい……。
↑もちろん触っても近づいてもダメです。
白銀の世界を歩くのは私も楽しかったです(寒かったけれど)。
ゴルフ場を眺められる風呂 [旅]
ゴルフ場のなかに建っているホテルのスイートルームのバスルーム。
コースを眺めなら入浴ができるのがゴルフ好きにはたまらないのでしょうか?
部屋はこんな感じ。
あ、もちろん見せてもらっただけです(笑)。
でも、普通の部屋のベランダからもちゃんと見えます。
使い捨てコップまで持参…… [旅]
周囲のごくごく一部で伝説(?)となっている私が上海へ持参したもの。
2リットル入りのペットボトル2本。
(お茶&ボルヴィック)。
計4キロ。重かった。
4本ぐらい日本から持ち込んだという話になっていますが、
確認してみると2本でした。
しかし、すっかり忘れていましたが、
使い捨てのプラスチック製コップ(写真右端)まで持参していたのですね。
写真左にある小さなペットボトル2本はホテルの部屋に置かれていたもの。
↑現地生産のキリンのミネラルウォーターでした。
「いったい中国をどんなところだと思っていたのか?」とツッコミ満載の持ち物です……。
本当に申し訳ない。
現地にはコンビニもデパートもたくさんあって、何の支障もありませんでした。
結局、持参したペットボトルは一度も飲みませんでした。
食べ過ぎ飲み過ぎにも効きそうな「ウコンの力」は全部飲みましたけれど。
昔、上海には行ったことがあるのですが、テレビ塔と渋滞とホコリっぽかったということ以外はほとんど憶えておらず、ちゃんとしたペットボトルの飲み物もすぐには手に入らないんじゃないかと(笑)。
中国の食品偽装問題が大騒ぎになり始めていましたし……と、言い訳をしてみる。
疑ってごめんなさーい。
ホテルの部屋には素敵なお茶のセットも置いてありました。
しかし、備え付けの電気湯沸しポット(写真の左上にちょこっと見えます)が信用できなかったので←疑い深いな~(笑)、熱々のお茶をいれて飲むことはありませんでした。といっても、私はどの国のホテルの電気ポットも清潔面で信用していないので、中国だからという理由ではありません。
上海、とっても楽しいところでした。また行きたいっ。
↓これは高さ150メートルのアトリウムです@グランド・ハイアット
底に見えるのはラウンジ。
すごい建物を造りますよね~。
大胆に約30階分を吹き抜けに。
ペットボトルの話に戻りますが、捨てていくのもあれなので、最終日のディナーでご一緒した現地在住の日本人の方に事情を話して「ご迷惑でなければ」と受け取っていただきました。
日本のお茶のペットボトルはともかく、ボルヴィックなんて現地でも手に入るだろうと申し訳なく思ったのですが……。
上海ではフランスのミネラルウォーターのなかでも、なぜかボルヴィックは輸入品店や日本人用の店でしかほとんど見かけることはなく、値段も日本で買うよりもはるかに高いそうです。
そのへんのコンビニなどでは売っていないので、特定の店にわざわざボルビックを買いにいかないと入手できないらしい。日本ではキオスクでもコンビニでもどこにでも売っているので意外でした。
ですので、もし旅行される方でボルヴィックが好きな方は、さすがに2リットル入りは重いので(笑)、小さいほうのペットボトルを持っていくのがよいかと思います。
アフタヌーンティーにおすすめのホテル [旅]
ロンドンでアフタヌーンティーをするならどこがいい?とたまに聞かれるので、
お気に入りのホテルをご紹介。
ドーチェスター・ホテルです。
イギリスは秋でも冬でも色とりどりの花が咲いていて不思議。
初めての本場でのアフタヌーンティーならば、サヴォイ・ホテルのほうがいいかな?
(ただし、観光客が多過ぎかも)。
続きは後日。
空港でバンカケ? [旅]
昨日の偽造パスポートの話のついでに思い出した。
欧州のとある空港でバンカケ(職務質問)にあったことがある。
それは入国審査を終えて出てきたときのことだ。
いきなり「ハロー」と親しげに呼びかけてくるオヤジ。
初めて行く国だったけれど、空港の到着フロアでいきなり声をかけてくるなんて、ぼったくり目的とか泥棒とか何か犯罪に関係する人に違いない。
思いっきり無視した。
私をカモにしようなんて100万年早いわよっ的な高飛車な嫌な感じで(笑)。
するとですねー。
いきなりそのオヤジが前に立ちはだかり、
警察手帳のような身分証明書を目の前に突き出したのです。
「ポリスだ」
そう、あの映画のなかのFBI捜査官のように。
どうやら私服で警戒している警察官。
ややこしいなあ、制服を着ていてくれよっ。
私の人生のなかで後にも先にも、警察手帳(カード?)を突きつけられたのはこれが初めて(あまりにも映画やTVドラマのようなシーンだったので、いま思い出しても笑ってしまう)。
えっ、何々? 私は日本人。怪しくなんかないぞー。
オヤジ、さっきの笑顔はない。表情が厳しい。
「パスポート出して」
「どこから来た?」
うわっ、何でー。
なんかヤバイことになる???
しかーし、日本のパスポートを出すと笑顔が戻った。
「おおー、日本人かあ」
パスポートをパラパラ見ながら、「おおー、ナリター」と笑っている。
もう意味不明だが、日本人ということで?対応はいきなり熱烈歓迎に。
だから、どう見たって日本人でしょうがっ。
握手されて、
「ハヴァ ナイス ディ~」
という能天気な言葉で見送られた。
やはり外国の人には私は怪しい人に見えるのだろうか。
教訓。
空港では笑顔で対応しましょう(ただし、先進国の空港に限るかも)。
偽造パスポートの疑い!? [旅]
私は見た目がそんなに怪しいのか?(苦笑)。
特に1人で行動すると、海外では怪しまれる(?)確率がアップする。
ユーロヴィジョンの話を3日間続けて書いてしまいましたが、
北欧でちょっと思い出したことが……。
ご存知のとおり、日本のパスポートは海外ではプラチナ級。
その日も北欧のとある国のチェックイン・カウンターで余裕をかましていた。
早めに空港に着いたので、2時間前から並んでいてその便の乗客では一番乗り。
とっととチェック・インをして出国審査の後にお茶でもしようとしていたら……。
航空会社のチェックイン・カウンターに赤いパスポートを差し出す。
すると、係員同士でひそひそ話。何か問題があるようだ。
「そこで、ちょっと待っていてください」
後ろに並んでいた人々からは「あーあ、日本人がモタモタと」という冷たい視線が。
ごめーん、でも私は何にもしてないよおぉぉぉ!
私は横に一歩よけて、ひたすら待った。
その間、他の搭乗客が次々とチェック・インをしていく。
私だけだ。いやはや、周囲からの視線がちょっと痛い。
そのうち、空港職員がやってきて、チェックイン・カウンターのスタッフとなにやら話し込んでいる。私のパスポートを見ながら。
はっきり断っておきますが、私は善良な市民です
(↑自分で言うのもあれだが。善良です……笑)。
もちろん、犯罪歴も一切ありません。
ビザにももちろん問題ありません。
ましてや日本のパスポート。その国には観光で遊びに行っただけ。
しかも出国だ。
いったい何をもって私を足止めにするのか?
あまりにも待たされるので、「何が問題ですか?」と空港職員に聞いたところ、
「いえ、ちょっと……パスポートをコピーさせてもらっていいでしょうか?」
と、私のパスポートを持って事務所に消えてしまった。
ま、いいけれど、どうして日本人の私だけ? 他の国の人たちはスルーなのに。
それからまたしばらく待たされた。
このままどこかに連行されるのか? 無罪だーー(心の叫び)。
空港職員が駆け足で戻ってくる。
よかった。パスポートを持っている。
パスポートを返してくれたので、聞いてみた。
「いったい、何が問題だったのですか?」
おそらく事務所で照会でもしたのだろう。
日本人(そして善良な人)ということがはっきりすると彼らも正直に話し出した。
「実は……ほかのアジアの国が日本のパスポートを偽造して出入国することが多いようなので、日本人のパスポートを厳しくチェックするよう指示が出ているのです」
「たとえば、どこの国?」
返事はだいたい予想がついたけれど、つっこんでみた。
「えっと、中国とか北朝鮮です……」
予想通り。
世界で最強と言われる日本のパスポートだけれど、それだけに偽造も多いんだろうなあ。
しかし、日本人かどうかぐらい、空港職員は見た目でわかるでしょ(笑)。
たぶん日本からの観光客が使わない航空会社に1人で現れたので、怪しまれたのでしょうか。
申し訳なさそうに、「いちおう決まりなので仕方がないのです」と謝る空港職員。
いや、いいのですよ。これからも偽造パスポートを厳しく取り締まってくださいね。
今もっとも行きたい場所 [旅]
ある意味、北京市の遊園地「石景山遊楽園」でしょう(笑)。
ツッコミどころ満載だろうなあ。ありすぎて疲れそうな気もするが……。
本物の香港ディズニーランドもツッコミどころ満載でしたが……。
(過去の関連日記より↓ オープンして3週間のときの様子です)
「ネズミーランド@香港(怒)」(2005年10月9日付)
「電車男&電車女@香港」(2005年10月12日付)
「裏付け写真?」(2005年10月13日付)
気に入っている写真 [旅]
気がついたら、このブログの記事数が700を超えていました。ぱちぱち。
1000を目指すには最低でもあと10か月間続けなければいけない計算です。
続くのか?(苦笑)。
これまでブログに掲載した写真のなかで割と気に入っている1枚が、これ。
イタリアの犬の朝食がパスタだったことに驚き、笑い、撮った写真です。
夕食に何を食べているのか非常に気になるところです。
旅の思い出 [旅]
そのときは最高に楽しかった旅行も何年も経つと、どこへ行ったのかも忘れ去っている場合がある(涙)。写真を1枚も撮らなかった(あるいは現像しないままフィルムを無くした)場合もある……。でも、記憶に残る旅も多い。
この時期、ふと思い出した旅(というか出張)の話。
何年も前の季節的にはちょうど今ごろ、ちょっと事情があって、観光シーズンではない北海道のとある半島に1人で行かされました。鉄道もなく、頼るのは路線バスのみ。雪深いため、レンタカーでは無理。もしトラブルがあっても雪の大地のなかで、誰にも見つからないだろうと判断したわけです。
行き先は、そのバスでも2時間以上かかる場所。
最初は20人以上乗っていた地元の方々も、次々とバスを降りていく。
乗ってから1時間も経つと、乗っている客は私1人。
雪はさらに深くなる。
もちろん観光客なんて1人もいない。
この季節にここを訪れる観光客は皆無でしょう。
とはいえ、静かな大自然を前に私は楽しくバスに揺られていた。
こんな静寂な風景を見ることもめったにないだろうと、仕事だけれどすっかり旅気分。
それで、2時間半ぐらいで目的地の終点に到着。
岬もあって、その先には海。
ただ1人の乗客だった私は、そこでバスを降りようとし、
料金を払って、運転手さんに「ありがとうございました」と言ったところ……。
この運転手さん、やたらと話しかけてくるのです。
「ここからどこに行くの?」
「何をするの?」
「帰りはどうするの?」
……と質問が次々と。
普通の路線バスだけれど、私は観光客(?)へのサービスかな?と思い、あれこれ答えて「やはり地元の方は親切だなあ」と感心していました。
ところが、そのうちに、
「待っているから、帰りはこのバスで戻りなさい」
と言われてしまった。えっ?
どうやら、自殺をしに来た人と間違われたらしい……。
たぶん。そんなことはもちろん言わないが、そう心配されていたことは明らかだった。ずっと話しかけられて、1人にしないように配慮していることが伝わってきた。運転しているときから、ずっと気にしていたんだろうな……。
スーツにトレンチコート。
軽装(荷物はホテルに置いてきた)。
どう見ても地元の人でもないし、観光客でもない(笑)。
そのどちらもいない場所に、しかも1人。
そして目の前に広がるのは、雪、鈍色の空、荒波。
人も民家もない。
あああー、私、そんな人に見えちゃったのかー。
私は仕事で来たことを詳しく説明して、誤解を解こうと必死。
(さっきは仕事で来たことなどは説明が長くなりそうなので言わなかった)。
でも、不自然さは拭えない(笑)。
「ここで待っているから」と繰り返す運転手さん。
もう早々に用事を済ませて、戻ってきましたよ、私。
だって、とても心配していたから。
すみません、こんな誤解を与えてしまい……。
でも、地元の人の温かい人情に触れられて、心温まる旅(出張)となりました。
私には笑い話ですが、あのときの運転手さんは心配で心配で必死だったんだろうなあ。本当にすみませんでした。
シャンパンを飲めるエコノミー [旅]
エールフランスの広告に、
「エコノミークラスでもシャンパンを楽しめるのはエールフランスだけ」
という一文がありました。
「エコノミークラスでシャンパン」。昔はシンガポール航空の売りでした。
最初にエコノミークラスでシャンパンを出したのは同社だったとか。
(間違っていたらすみません)。
当時は同社だけのサービスだったような気がします。
8、9年前に何度もシンガポール航空に乗る機会があったのですが、確かにエコノミークラスにもシャンパンがありました。コップに入れてのサービスです。
ところが、5、6年前、シンガポール航空の人に「シンガポール航空のサービスは本当に素晴らしいですよね。価格も安い上、シャンパンをエコノミーで出していますし」と言ったところ、「すみません。シャンパンのサービスはもうやめたのです」という返答。
どうして?と聞いたところ、「シャンパンをお出ししても、そのサービスの価値をわからない方が多いので……」という趣旨のことをおっしゃっていました。費用対効果でやめたようでした(現在はどうなっているのか知りませんが)。
今は猫も杓子も世の中はシャンパン!シャンパン!の風潮ですが、以前はそれほどポピュラーな存在ではなかったのでしょうか。
でも、シンガポール航空はそんなところに力を入れなくても、どの機体も最新鋭という点で十分に魅力的です。うろ覚えですが機体は7年間くらいで売却してしまうそうです。以前は、創業から50年以上、死亡事故が一切ない、というのも売りでしたね(数年前の大惨事の前の話です)。
エールフランスの国際長距離線(エコノミークラス)には4年前に2回乗りましたが、シャンパンを頼んだら小ボトル1本を丸ごと提供されて驚きました。
それ以上に驚いたのは、日本から発つ便のセルフサービスコーナーにコンビニに置いてあるようなおにぎりが山積みになっていたこと。梅もおかかもツナもコンブもある!欧州人には馴染みがないせいか、ほとんど誰も手をつけていませんでしたが(笑)。
でもエールフランス、日本発は大丈夫だと思いますが、欧州発の場合はちょっとしたリスクがあります。
スト、です。彼の地では本当に頻繁にスト突入があります。
「まあ、回避するだろう」というのは日本人の発想。
容赦なく休航します。
私もエールフランスのスト突入で、突然、チケットと日程を変えざるをえなかったことがあります。現地ではニュースもチェックしておきましょう。
エレベーターにみる国民性 [旅]
もしもエレベーターに「閉」ボタンがなかったら……。
イライラします(笑)。
もし日本人ならば、おそらく。
あるんですよねー、「閉」ボタンのないエレベーター。
↓これは欧州で最も広大な書店のエレベーター(リフト)です@ロンドン。
シンプルです。「閉」ボタンがありません。
「開」ボタンは一番下にあります。
上部で光っている部分にあるのが「非常用」ボタン。
(この書店は約7年前にオープン)
↓これも昨秋、ロンドン中心街の建物にて撮影。
やはり「閉」ボタンがありません。
↓下の部分をアップしてみましょう。
「開」ボタンの横にあるのは、「非常用」ボタン。
(ちなみに「G」は1階、「LG」は地下1階です)
日本人って、エレベーターに乗ったら、もう誰も乗ってこないと判断するとすぐに「閉」ボタンを押しません?私はそうです。乗ってから自然にドアが閉まるまで5、6秒もじっと待っていない。私が押さなくても誰かが押す。急いでいなくても、待てないんですよねー。
乗ったら「閉」ボタンを押すのが習慣化しているわけです。
時間に対してせっかちなのかな?日本人は。
それで話は戻りますが、たまーに海外でこういうエレベーターに乗ってもすぐに「閉」ボタンを押そうとしてしまうのです。ところが、上記のアップ写真を見ていただくと気がつくと思いますが、「閉」ボタンの横は「非常用」ボタンなのです。
もう何度、この「非常用」ボタンを押しそうになったことか(汗)。
反射的に「閉」ボタンだと思って押すと、とんでもないことになります。
日本人は要注意です(いやマジで)。
「開」ボタンの横は「閉」ボタンが必ずあるという日本で生活していると、こういうエレベーターはちょっとしたカルチャーショックです。「やはり我々日本人は何事も急ぎすぎなのだろうか」と。
慣れるまでは、ぼうっと立ったまま数秒間待つのにイライラしてしまいます。電車が遅れるのが当たり前という国だと、その数秒間が気にならないのでしょうか……。
エレベーターにも、ちょっとした国民性の違いを感じてしまいました。
でも、日本でも「閉」ボタンのないエレベーターに乗ったことがあるかも。ううっ、よく憶えていないが。もしあったとしても、日本では超少数派でしょうね。
米国ではどっちなのだろう?(←なんと入国したことがありません!)。
夜限定の免停って? [旅]
最初に聞いたときは耳を疑いました。
あ、私の話ではありません。私は優良ドライバーですから(笑)。
豪州でアテンドしてくださった現地の方が「実は夜限定の免停を受けまして……」と、暗くなる前に車を置きに行ったことからこのような制度があることを知りました。
えええーっ??そんなのありなのー?
それって免停の意味ないじゃない???
豪州って交通規則とかいろいろな規則が結構厳しい。
後部座席に座っている人もシートベルトを締めないと違反になるという。
「必ず締めてください」と運転手の方から注意を受けます。
そんな厳格な国なのに……。
夜だけの免停って……。
車がないとどうしようもない豪州ならではの気の利いた罰則なのでしょうか。
この方の場合、日中は運転してもいいそうです。
「こちらでは車を運転できないと仕事や生活ができないからでしょうね」だそうです。
厳格なのか鷹揚なのか……なんとも不思議な制度でした。