Come Sunday [音楽]
「Jumping the Creek」
Charles Lloyd
Nina Simoneも歌ったことで有名な「Ne Me Quitte Pas」(行かないで)で幕を開けます。
ピアノはGeri Allen。
ジャケットも素敵です。
(後ろ姿は、Charles Lloyd本人)。
Charles Lloydというと、やはりKeith Jarrettを思い出してしまいます……。
「24」時間、待てばよかった…… [映画]
がーん。
………。
「24 -TWENTY FOUR- トリロジーBOX 」(初回限定生産)
こんなにコンパクトな廉価版が8月12日にリリースされるそうです。シーズン1、2、3をどどーんとまとめて1セットで。
それもお手ごろ価格。従来商品よりかなり安いです。
アマゾンでは2万160円で予約を受け付けています。
それも結構前からだそう。
知らなかった……。
私はつい10日ほど前にシーズン1、2、3の計3ボックスを衝動買いしたばかり。
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-07-17(←過去の日記)
しかも、まだ観る時間などありません。
周囲から「しばらくは我慢してくださいっ」と念を押されましたし(笑)。
こんなことなら、廉価版ハンディBOXが発売される8月12日まで買うのを待てばよかった……。
分かっています。
計画もなく、「安いっ♪」と3箱まとめ買いした自分が悪いのです。
(1ボックス、通常価格2万5200円が→1万1340円になっていました)
いーなー、今度出る廉価版。値段もさることながら、コンパクトで。
魅力はなんといっても、その小ささです。
従来商品はかなり場所を取ります(泣)。
後で後悔する買い物を防ぐ手立てとして、「店頭で欲しいと思ってから、少なくとも24時間は時間をおいて考える」のが重要だと分かっているのに……。冷静になって家に帰ってネットで調べれば、もうすぐハンディ廉価版が出る情報を得られたはず。
今年に入って最初の「後悔先に立たず」エピソードかも。
でも、本当のファンは当初の1シーズン1箱2万5200円の値段で買っているのですから、彼らにしてみると私が買ったときの価格にも納得できないでしょう。本来ならば昔からの熱烈なファンが一番報われていいはずなんですけどね。彼らの下支えがあればこそブームは続き、値下げや廉価版の発売があるわけですから。安く買えた一人として、昔からのファンに感謝の意を表したいと思います。
とりあえず、店頭で安くなった「24」ボックスを目にして今買おうか迷っている方には、廉価版という選択肢があることをお伝えしておきます。って知らなかったのは私だけ!?
邪悪なペンギン [映画]
やはり映画「皇帝ペンギン」、ヒットしているようですね。
早く観に行きたいけれど、なかなか……(泣)。
ところで、ペンギンが出てくる作品というと思い出すのがコレ。
映画史上に残る邪悪なペンギンです(笑)。
「ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!」
アマゾンではこの作品、ヒッチコック並みのスリルとサスペンス&アクションと紹介されています。そのとおりです。
家を出て行くグルミットには胸が締めつけられます。涙ものです。
あの目の表情を粘土でつくっているとは本当に驚きです。
しかしながら、万人に愛されるペンギンをこういう役に仕立てるとは……。
邪悪で冷血で計算高い無表情は必見です。
粘土でここまで表現できるのはすごい。
映画を観に行けなくて、邪悪なペンギンで水をさす邪悪なはるちー拝
インデックス(6月) [インデックス]
もうすぐ8月ですねー。
なんとかブログを続けています。暑さに負けないぞー。
記事がたまってきたので、6月分の我がブログ日記のインデックスをつくってみました(以下、目次です↓)。
【6月】
- 便乗メンテナンス(30日)
- もう一度観たいビデオ(29日)
- 不覚にも……(28日)
- 暑い朝に♪(27日)
- ブックカバー考②(26日)
- ブックカバー考①(25日)
- 今年一番暑い日(24日)
- エステ・テーマパーク!?(23日)
- インデックス(3月~5月)(22日)
- 照明消し、キャンドルを灯して(21日)
- 「駆け込み乗車」映画(20日)
- 今夜も寝不足……(19日)
- 「ク」なのか「グ」なのか(18日)
- お上品なストーンズ(17日)
- 若貴に観てほしい映画(16日)
- 眠いときは……(15日)
- クール・ビズ狂想曲(14日)
- 人間ドック or PETツアー?(13日)
- 今宵はコメディ三昧(12日)
- じめじめ(11日)
- 私の夢(10日)
- 静寂な夜更けに(9日)
- 狂ったカエル(8日)
- 許して……(7日)
- 偽・英国式ブレックファスト(6日)
- このデジカメに決めた!(5日)
- 期待の動物映画(4日)
- 私はITオンチ♪(3日)
- 若き天才ジャズ・ピアニスト(2日)
- 携帯電話を持たない人(1日)
世界の「うなたま」料理 [世界の食]
またまたウナギの話題。ウナギと卵の組み合わせは日本独自のものなのかなーと、この料理に出会うまで思っていました。
「ウナギのスモークとスクランブルドエッグのオープンサンド」(写真右側)
@デンマーク
以前、コペンハーゲンに行ったときに訪れたレストラン「Hos Gitte Kik」にて。
このレストランは、1797年(!)からコペンハーゲン一番のオープンサンドを食べさせる店として有名らしい。そういう情報を仕入れたら、行かないわけには……。
訪れたのはランチの時間。
ビュッフェの台に、オープンサンドの具になる食べ物が所狭しと並んでいる。
その中から自分が食べたいものを指して伝えると、スタッフがオープンサンドにして運んできてくれます(ここには価格表示はなかったが、たかがオープンサンド。たいした金額ではないだろうと高をくくっていました……)。
サーモン好きなので、これは確定(写真左側)。
で、もう一品、何か名物を食べたいと言ったら、「ウナギのスモークとスクランブルドエッグ」をすすめられたような記憶が。
ウナギのスモークは初めて。
「えっ、うなぎってこんな味や硬さにもなるんだー」という新鮮な驚きでした。
そして、その脇にはスクランブルドエッグ。
「これって、う、うなたま!?」
やっぱりウナギと卵って合うんだー、と再確認。
北欧に「うなたま」があるとは、意外でした。
ところで、このオープンサンド。
上記の2皿と地酒らしき「シュナップス」1杯で、お会計が5000円ぐらいでした。
オープンサンド2つに、小さなグラス1杯の酒でこの金額。
夜に行ったら、いくらかかるのか……怖ろしいです。
ウナギの価格の高さは、日本もデンマークも共通のようで……。
世界には他にも「うなたま」料理があるのでしょうか?
28日は、いよいよ土用の丑の日ですね♪
検察秘録 [読書]
東京地検特捜部、頑張っていますねー。
ということで、本日おすすめの一冊。
東京地検特捜部の舞台裏などが描かれています。
そういえば、鈴木宗男氏も読みふけっていましたね(懐かしー)。
「検察秘録―誰も書けなかった事件の深層」 (光文社)
村串 栄一 (著)
7連覇!祝&お疲れさま [sports]
自転車ロードレース、ツール・ド・フランス。
ランス・アームストロングが前人未到の7連覇を達成!
でも、これで引退してしまうのですね……。
彼が闘病の苦しみと復活までの道のりを書いた「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」(講談社)を読むと、あらためて彼のすごさに感服します。あ、この本、数日前にも紹介していましたね……祝・7連覇ということでお許しを。
とにかく、お疲れさまでした。
関連日記↓ 「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-07-19
14歳までに観るべき映画50本リスト [映画]
英国映画協会が「14歳までに観るべき映画50本」リストなるものを発表。
その50本を邦題を入れて掲載してみました。↓
(英語タイトルでのアルファベット順です)
100年以上前の映画まであります。
なかには、ええぇ~っ?という作品も交じっています。
渋いのか、アバウトなのか、自分たちの好みなのか、分かりません(笑)。
でも、教育的なお堅いものにならないのが素敵です。
「お熱いのがお好き」って……。
50本のうちの1本に入れた人々を尊敬します(笑)。
14歳までに観てはいけない映画50本というリストもあればいいのに。
こちらのほうが、人生というものを深く学べたりして。
個人的には「シーズン・チケット」を入れてほしかった……。
もし日米なら、「フィールド・オブ・ドリームス」も入るだろうなー。
って、今回のリストはあくまでもイギリス人向け。
このリストを眺めていて、観ていない映画がたくさんあるのに気がつく。
14歳以下になったつもりで、観てみるかな(笑)
ちなみに、50本のうちの「最もお薦めの10本」には、「自転車泥棒」や「千と千尋の神隠し」などが入っています。
【14歳までに観るべき映画50本】リスト ↓
(その下に、トップ10リストを載せておきました)
※購入したり、借りたりする際は、作品の製作年や監督に注意が必要です。
※これらのリストは、ロンドンで今年7月13日に開催された「the Watch This! debate(これ観て!討論)」に参加した人々(個人のほか、映画製作者、英国映画協会のスタッフ、教師らも参加)のノミネート・投票結果に基づいて作成されたとのことです。
ロンドンでまた爆破テロ? [news&topics]
ロンドンで再び爆破テロか。
地下鉄3駅とバス1台の計4か所で爆発、爆発未遂があったとの情報。
現場となった地下鉄は、ノーザン・ラインとヴィクトリア・ラインが走るウォーレンストリート駅、ノーザン・ラインのオーバル駅、ハマースミス・アンド・シティ・ラインのシェパーズ・ブッシュ駅。このうちウォーレンストリート駅では、「くぎ入り爆弾」が爆発したという。
1人のけが人が出たのはウォーレンストリート駅でと日本のテレビで報じられているが、BBCラジオFIVE LIVEの午後3時のニュースでは、「シェパーズ・ブッシュ駅で」との訂正があった。現場からのリポートを聞いていると、まだかなり混乱していることがうかがえる。情報も錯綜しているようだ。
現地のラジオや新聞サイトなどによると、政府も捜査当局もまだ「テロ」とは断定していないようです(日本時間21日23時半現在)。
ただマイヨ・ジョーヌのためでなく [読書]
タイガー・ウッズが初めて全英オープンで優勝したのは2000年7月23日。
この時の会場もゴルフの聖地、セント・アンドリューズだった。
思い出すのが、奇しくも同じ日に自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで2連覇したランス・アームストロング。がんで長く闘病した後での2連覇だった。言うまでもなく、ウッズもアームストロングも米国人である。この2人が欧州で圧倒的な強さで優勝した日だった。
そのアームストロングが今、前人未到の7年連続7度目の優勝に向かって走っている。彼にとって最後のツール・ド・フランスだ。おそらく7連覇という偉業を遂げて、この世界最高峰の舞台から降りることになるだろう。現在33歳。引退にはまだまだ早いと思うのだが。シャンゼリゼを駆け抜ける最後の勇姿は見逃せない。
で、今読んでいるのがこの本。
「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」(講談社)
ランス・アームストロング(著)
マイヨ・ジョーヌとは、ツール・ド・フランスで1位の選手だけが着られる黄色のジャージのこと。
原題は「It's Not About the Bike」
冒頭の部分に書いてある言葉が印象深い。
「最初にお願いしたいのだが、まず英雄とか奇跡といった考えは脇に置いておいてほしい。なぜなら僕はおとぎ話の主人公ではないからだ。ここはディズニーランドでもハリウッドでもない」(「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」より)。
過酷な闘病記でもある。生存率20%以下の状況から、完全復活を遂げるまでのストーリーだが、ヒーロー視しないで読むのが彼への礼儀だろう。
自転車で走ったときのような風を感じながら読みたい1冊です。
飲ま飲ま、イェイ? [音楽]
日本人の感性って、本当に素晴らしいと実感(笑)。
「恋のマイアヒ」という曲が今、日本で流行しているとの情報。
どんな歌なんだろうと、試聴サイトを訪れて聴いてみたら……。
あーっ、この曲かー!!!
あった、あった、我が家にもこの曲の収録CDが。
1年前に買ったCDに入っていました。
モルドバ共和国出身の男性3人組「O-ZONE」。
原題は「Dragostea Din Tei」
昨年、ヨーロッパを席巻した大ヒット曲です。
(欧州14カ国で1位を獲得)
ルーマニア語なのに、空耳で日本語に聞こえるらしく、
日本の公式サイトを訪れて大爆笑。
すごいなー、この曲をこういう感性でとらえるとは。
あー、耳から離れないぞー(泣)。
興味のある方はどうぞ。↓
http://maiahi.com/
(「PLAY」を押してみてください)
今夏は、あちこちの宴会で「♪飲ま飲ま、イェイ」?
買ったはいいけれど…… [映画]
プリンターのインクを買いに行っただけなのですが……。
……つい買ってしまいました。
「24 -TWENTY FOUR-」のシーズン1、2、3。
DVDコレクターズ・ボックス、一気に3セットまとめ買い。
だって、安くなっていたんだもん。
(1セット、通常価格2万5200円がなんと→1万1340円!)
あー、重かったー。
テレビでは中途半端に2話ぐらい観たことがあるだけ。
一箱目で飽きたらどうしよう……。
24話(12本)×3箱+特典DVD2本です。場所とり過ぎです。
しかし、果たして観る時間はあるのだろうか。
それが問題だ。
勢いって怖いですね。
魔がさしました……。
暑さのせい?
ロンドン警視庁が断定 [ロンドン同時爆破テロ]
ロンドン警視庁がついに自爆テロと断定。
イアン・ブレア長官が14日、公式に明言した。
テロ発生当初、時限装置が見つかったことなどから、英捜査当局は自爆テロには否定的な見方をしていた。自爆テロであってほしくない、という思いもあったのかもしれない。
「ピクニックに行くような」若者たちが駅で談笑している。
リュックサックを背負って。
こうした光景を見て、誰がそのリュックサックに爆弾が入っていると思うだろうか。
爆弾が入った荷物を置き去りにしたりすれば、事前に見つかる確率も高い。しかし、自爆テロの場合は、爆弾を持ち込まれたらどうしようもない。見た目にはまったく分からないのだから。
現在、日本の交通機関でも盛んに「不審物を見つけた場合は、近くの係員にお知らせください」とアナウンスしている。持ち主のいない「不審物」と分かればいいが、誰かが自分のカバンの中に爆弾を持っていたら、もう打つ手はない。
だからといって、飛行機のように金属探知機を通過するということになれば、大混雑してマヒ状態になるのが目に浮かぶ。本当に頭の痛い問題です。
自爆テロは英国初どころか、欧州初なのですね……。
連鎖が起きないことを願うばかりです。
英国史上初の自爆テロ [ロンドン同時爆破テロ]
やはり自爆テロだったようです。
それも自国民による……。
英国内で自爆テロが起きたのは初めて。
しかも実行犯4人は英国人。
パキスタン系だが、英国で育った若者らだ。
現地はこの事実にショックを受けているようです。
大衆紙のデイリー・ミラー紙の1面からも動揺がにじみ出ています。
Daily Mirror (13日付)
「自爆テロ殺人者たち」
彼らはごく普通の英国の若者4人だった。ごく普通の家庭で育った。
ある者は19歳。ある者はクリケットをやっていた。両親がフィッシュ&
チップス屋を経営している者もいた。いったい何が彼らを……。
クリケットもフィッシュ&チップスも英国を象徴するものです。
現地では「自爆テロ」という事実にも、かなり衝撃を受けています。
自爆テロを封じ込める手など、まだない。
空港並みのセキュリティ対策をいたるところで実施するのも不可能でしょう。
今回、実行犯を特定するのに活躍したのはCCTVと呼ばれる監視カメラ。
街中に張り巡らされ、通行人らを24時間ずっと監視する。
地下鉄やバスなどにも設置されている。
普通に生活していても、1日に100回以上はこのカメラに姿をとらえられるとも。
街をよく歩く人ならば、1日に300回も400回も姿を記録されるかもしれない。
ロンドンだけでも約50万台の監視カメラが設置されているとのこと。
警察は捜査のために、この映像を自由に使えます。
今回、こんなに早く実行犯を特定できたのもCCTVの威力が発揮されたからと言ってよいでしょう。分析の早さもさすがです。そのうち、実行犯たちの映像写真が公開されるでしょう。
このCCTVは犯罪の抑止力にもなります。
逃亡しても、まず特定されてしまうからです。
犯罪防止、犯罪捜査にとても役立っています。
もっとも、自爆テロの場合は後で犯人を特定できても、抑止力にはなりません。
死ぬつもりなのだから。
英国は「自爆テロ」対策という課題を突きつけられています。
もちろん英国だけでなく、日本も含めてですが。
打つ手はないものでしょうか……(ため息)。
@殺人現場 [news&topics]
まったく偶然にタクシーで移動中のことです。
遠くから、黄色と黒色の立ち入り禁止テープが視界に飛び込んできた。
橋左右の広い範囲で一帯に張り巡らされていて、警察犬なんかもいる。
もちろん、ただならぬ雰囲気にタクシーを降りてしまいました。
時期が時期だけに、爆発物の疑いのある不審物でも見つかったのかなーと思っていたら、変死体が発見されたとのこと。この段階では、事件性があるのかないのか不明でした。
今、ニュースサイトで確認したところ、殺人事件と断定されていました。
しかしながら、現場ですごく気になったこと。↓
死体が見つかった場所は、交番すぐそばの橋の下あたり。
(親水公園の遊歩道@都内)
写真のパトカー前に建っているのが交番です。
交番がこんなに近くにあるのに、事件は発生したようです。
殺されたとみられる男性は、報道によるとホームレスの男性(64)で、頭部に鈍器で殴られた跡があったそう。読売新聞サイトでは、死因は左側頭部を殴られた脳挫傷による出血性ショック死と伝えています。
以上、報告です。
警戒MAX [ロンドン同時爆破テロ]
朝、成田空港へ。
ロンドンでの同時多発テロ発生後なので、かなり警戒が厳しいのではないかと思っていたが、以前と同じような感じだった。出発手続きカウンターのある階でも警察官たちの姿が特に目立つ、ということもなかった。それにしてもシーズンだけあって、朝から旅行者で大混雑だった。
成田エクスプレスのホームでは常に1人が警備に当たっており、列車の発着時には2人態勢で警備をするという態勢がとられていた。手には携帯型の金属探知機が握られていた。
成田エクスプレスが発着するホームで警戒中@成田空港
まあ、空港や原発はもともと警備が厳重で、ある意味で安全なのかもしれません(とはいえ、原発は飛行機やヘリコプター、ミサイルが落ちてくるかも……という想定をしていない設計のはず。上空を飛んではいけないという規則はありますが……)。
私が以前から警戒が厳しいなーと感じている交通機関が、オール二階建て新幹線「MAX」系。ロンドンで爆破テロが起きる数日前に上越新幹線の「MAX」に乗ったが、シャツの下に防弾チョッキを着用していると思われる警察官が一緒に乗り込んできて、終始、各車両を巡回していた。ほかの新幹線などに比べてピリピリした空気が漂っていた。テロ発生後の現在は、「MAX」の警戒がさらに強化されているのだろうか。
もっとも、上越新幹線はずっと一貫して警備が厳しい。以前、このブログでも書いたが、東海道・山陽新幹線で車内のゴミ箱が自由に使えていたときも(現在はどうなっているのか分かりませんが)、上越新幹線内のゴミ箱はテープで封鎖されていた。
やはり、二階建て新幹線というのは日本が誇るシンボルの一つでもあり、テロリストなどに狙われる可能性が高いということなのかな。
ところで、この「MAX」。その輸送量や車両の大きさなどからMaximum(マキシマム、最大・最高・極大)の略だとずっと思っていたのですが、調べてみると「Multi Amenity Express」の略でした。
いずれにしても、警戒の度合いはMaximumと言ってよいでしょう。
↓関連日記です。 「新幹線のゴミ箱」(4月21日付)
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-04-21
日系人も巻き込まれた? [ロンドン同時爆破テロ]
英・ガーディアン紙の1面を追ってみました。
悲しみは深まる一方です。
10日付によると、まだ約30人が行方不明だそう。
キングス・クロス駅とラッセル・スクエア駅の間の現場では、遺体の収容がかなり難航しています。爆破された車両はトンネル出入り口から約600メートル入ったところにあるそうです。また、インディペンデント紙によると、現場は気温60度にも達する過酷な状況とのこと。
ガーディアン紙
(7月7日付) 2012年の五輪開催地に決定し、喜ぶロンドン市民
(7月8日付) 爆破されたバスの写真
(7月9日付) 死者50人を超す
(7月10日付) 死者70人以上にのぼる見込み
※オブザーバー紙はガーディアン紙の日曜版
ガーディアン紙のニュースブログ、今回もきちんと機能しています。
もちろん、誰でもコメントを書けます。
テロ発生直後から、ニューヨークから励ましの言葉なども寄せられていました。
(ちなみにガーディアン紙のニュースブログは今年、ブログ界のアカデミー賞とも例えられる「ブログ大賞」を受賞しています)。
日本でも各紙がもっと、こうした取り組みに力を入れるべきだと思うのだが……。
はっきり言って遅れています。
ところで。日系人と思われる1人がテロに巻き込まれた可能性があるとの情報もあります。サン紙サイトでも、Michael Matsuchita(マイケル・マツシタ)氏と報道されています(←スペルミス?)。
デイリー・エクスプレス紙によると、日系2世で37歳。
ニューヨーク生まれで、9・11の体験者でもあるとのこと。
数週間前から婚約者とともにロンドンに居を移したばかり。
テロ発生後、行方不明になっているという。
無事を祈るばかりです。
↓デイリー・スター紙の一面。最下段、右から2人目がマイケル・マツシタ氏と思われます。
【追記】ガーディアン紙サイトでは、Mike Matsushita氏となっていましたので、やはりサン紙の「Matsuchita」はスペルミスのようです)
「郵政」解散?「靖国」解散? [news&topics]
小泉首相、やはり8月15日に靖国神社を参拝するのではないだろうか。
「郵政民営化法案が否決されれば、解散」をさかんに口にしはじめてから、一層そんな気がしてきた。何か覚悟を決めているような雰囲気を感じる。
小泉首相、G8サミットが開かれたスコットランドでも、参院で否決されれば衆院解散、総選挙だと強調。ひょっとして、解散したいのかなー?と思うぐらいだ(笑)。まあ、もともと9月解散説もあったことだし。
郵政民営化関連法案は参院審議に入る。
自民から18人の反対議員が出れば、法案は廃案になる。
参院で否決されたから衆院を解散する、というのは理屈的にはおかしいが、もう一度ここで民意を問うというのはいい機会かもしれないと私は思っている。
郵政民営化問題だけでなく、ついでに靖国神社参拝問題、自衛隊のイラク派遣についても真正面から争点にして、ある程度ケリをつけてみてはどうか。国民も諸問題に対する考えを曖昧にせず、意思表示をする。
他国がああだこうだと言うのも(内政干渉は許せないが)、メディアがそれぞれのイデオロギーからああだこうだと主張するのもそれぞれの自由だが(国家はそれでブレてはいけないが)、やはり国民の意思で方向を決めなければいけない。いちニュースキャスターの意見を聞くのはもう飽きた(具体的には筑紫哲也氏)。私は国民の声を聞きたい。編集というフィルターを通さない生の声を。
ここで、お願い。
もし衆院解散、総選挙になったら、有権者は必ず投票に行きましょう。
雨の夜に…… [自動車]
雨の夜に一人きりで車を運転するのが好きだ。
濡れた黒い路面に反射する、テールランプの赤く長い光。
地面に吸い付くようなタイヤの感触。
外は雨なのに、車内は快適。守られていると実感できる心地よさ。
いつまでも、このまま走っていたいと思ってしまう。
車を降りれば、冷たい雨が迎えるだけだ。
さて、音楽は何がいいだろうか。
普段、あまり邦楽を聴かないのだが、
「いいよ、これ」と周囲から薦められたのが、平井堅。
いやー、平井堅の歌声、雨の夜の運転に実によく合う。
「瞳をとじて」っていい曲ですねー。しみじみ。
(↑いまさら、何を言っていると叱られそうですが)。
リピートしまくりです。
でも、瞳をとじてはいけません(笑)。
そして……。
雨の夜に運転すると、ある映画のラストシーンを思い出します。
「ジャッキー・ブラウン」(1997年)
夜の一人でのドライブが好きな人、孤独で自由な空間が好きな人には、この映画のラストはぐっとくるでしょう。パム・グリアー、最高です。
内容はともかく、
このラスト部分だけでも観る価値あり。
同時多発テロ発生、自爆テロか? [ロンドン同時爆破テロ]
ロンドンで同時多発テロが発生。
4カ所の地下鉄の駅、二階建て路線バスで爆発があった。
夕方から夜にかけて、問い合わせの電話などがひっきりなしにかかってくる。
(もちろん、私は日本にいるのだが……)。
実は、バスが爆発したタヴィストック・スクエア(広場)、爆発現場のラッセル・スクエア駅付近で数カ月間、暮らしたことがある。大英博物館が近く、世界中から観光客が集まるエリアである。ロンドン大学もあり、大勢の学生が通学している場所でもある。
爆発が起きた朝9時ごろはちょうどラッシュ時間で、現場が大パニックになったことは容易に想像できる。この駅の地下深くにあるホームと地上の改札口を結ぶのは、2機のエレベーターと非常用階段だけ。日本のような地上に上るエスカレーターはない。数カ月間、同じ時間帯にラッセル・スクエア駅に降り立った経験もあるが、通常でもエレベーター前に大勢が殺到して混雑するような駅である。
報道によると(日本時間7日22時半現在)、ラッセル・スクエア駅の構内からまだ救助されていない人々がいるようだ。
キングス・クロス駅は日本で例えれば、位置的にも機能的にも上野駅にあたる。まさに地方から都心に入る列車、都心から地方に向かう列車、ヒースロー空港を結ぶピカデリー線など主要地下鉄が交差する駅だ。リバプール・ストリート駅は金融街・シティ近くに位置する。多くの日本人が働いているエリアである。
現在のところ(22時半現在)、日本人の被害者はいない模様だが、場所的にも時間的にも日本人が巻き込まれていても不思議ではない。
まだ詳細は分からないので軽々に言えないが、第一報を聞いたときに自爆テロのような気がした。
日本と違い、ロンドンの住民はいつも爆弾によるテロを警戒している。もし道端にカバンが一つポツンと置いてあったら、即座に道路は封鎖され、爆弾処理班が飛んでくるのが日常なのである。
また、ロンドン中には監視カメラが張り巡らされており、不審な行動は把握される。誰にも見つからずに爆弾を仕掛けるというのは、非常に困難な作業になるはずだ。
爆発直後に知人に電話をしたところ、地下鉄がすべて封鎖され、社員のほとんどがまだ出勤していないとのことだった。とにかく現地は混乱しており、詳細な情報はテレビとラジオに頼るのみという状況という。
ロンドン中心部の路線バスもすべて運行を中止しており、交通機関は完全に麻痺しているようだ。
注目のG8サミット [news&topics]
2012年夏季五輪の開催地にロンドンが選ばれた。
64年ぶりの開催になるそうだ。
下馬評ではずっとパリだったのだが……。
意外な結果でした。
ロンドンの物価、ますます上がりそうです。
6日夜(日本時間7日未明)からスコットランドで主要国首脳会議(G8サミット)が開幕。
シラク仏大統領の言動に注目です(笑)。
ブレア英首相は、今回の結果によってG8サミットでシラク大統領と一層気まずくなることはないと言っているようですが……。シラク大統領からどのような負け惜しみ、嫌味、抵抗が飛び出すのか密かに期待しています(笑)。
シラク大統領が「パリ落選の報」を聞いたのは、IOC総会で招致演説をしたシンガポールからスコットランドに向かう飛行機の中でした。
そういえば先日、シラク大統領がシュレーダー独首相とプーチン・ロシア大統領に「あんなにまずい料理をつくる国の国民は信用できない」(by Reuters)と英国の悪口を言っていたそうです。
昨年、米国で開かれたシーアイランド・サミット。記憶が確かならばですが、ブッシュ大統領からの強い呼びかけに応じて各国首脳がノー・ネクタイで登場した際、シラク大統領だけが頑なにネクタイを締めて抵抗していたような……(このころは、イラク問題、経済問題などで米仏が対立していました)。
不安定な日々 [blog]
本日もso-net blogを使えず。異常に長いメンテナンス&緊急メンテナンスが終わったのに、またまたトラブル発生のよう。
6月末からずっと不安定な状態が続くso-net blog。
もうそろそろ大丈夫かな?と思うとダウン。
まるで、たちの悪い夏風邪のようだ。
具体的に何が起きているのかよく分からないので心配です。
私も夏風邪をひかないように気をつけなければ。
あれから20年か…… [音楽]
やっぱり買おうかな。このDVD。
思い出します。20年前。
深夜、明け方、テレビにかじりついて観ていました。
でも、中継がグダグダだったような……。
今回の「Live8」でも、ボノに学ランを着てほしかった……。
拝啓 So-netさま [blog]
So-net blogが復旧しましたが、担当の方々はさぞかし大変だったことでしょう。異常に長いサービス停止の時間からお察しいたします。お疲れさまでした。
でも、緊急メンテナンス後にコメントを書いてアップすると、ところどころの字間に妙な空白ができてしまいます。こちらのほうの対応もよろしくお願いしまーす。
気になるカレーソーセージ [読書]
「カレーソーセージをめぐるレーナの物語」
ウーヴェ・ティム (著)
昨夜、ようやく読み終える。
ドイツ人女性の悲恋の物語。
カレーソーセージは、どのようにして生まれたのか……。
果たしてこれは実話なのか? それともフィクションなのか?
時代は1945年。場所は敗戦間近のドイツ・ハンブルク。
20代の脱走兵を自宅にかくまう40代のレーナ。
脱走兵は見つかれば死刑だ。
彼は妻子はいないと嘘をつく。
そして、レーナの愛にこたえる。
レーナは彼の命を左右する存在でもあった。
しかし、ついに戦争が終わる。
もう死刑になることはない。
レーナは戦争が終わったことを彼に隠し続けるが……。
ドイツには何度か行ったことがあるが、このドイツ名物・カレーソーセージというものを食べたことがない。屋台で売られている庶民の味らしい。一度、食べてみたいものである。
小説中に出てくる、コーヒー豆の代用となったドングリのコーヒーも気になります。
どうした?So-net [blog]
So-net blog、大変なことになっています。
この2日間、メンテナンス&緊急メンテナンスでサービス停止。
いったい、何が起きたのでしょうか。
おかげでブログを更新することができませんでした。
さぼりではありません(決して)。
物理的に不可能だったのです。
(さぼりではありません←しつこい)