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たい焼きの夢…… [雑感]

なぜか昨夜、たい焼きの夢を見ました……意味不明です。

疲れているのかな?(笑)。

あまりにも唐突な夢だったので、たい焼きを食べたくなりました。
体が粒あんを欲しているのでしょうか? それにしても、なぜ、たい焼き……。
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U2の新アルバム [音楽]

昨日の日記でも触れましたが……。
U2の新アルバム『No Line on the Horizon』が手元に届きました~。

1回聴いてみましたが、いいですよ~。

でも、このアルバムは聴き込む必要があるかもと思いました。
今回はどこに向かおうとしているのか、まだ理解できていません。

懐かしくも新しい。
前作がわかりやすかったせいもあるのでしょう。こうきたか?という感じです。

前作とはガラッと雰囲気が変わっています。
馴染みのあるエッジのギターの音に安心するときも……(笑)。

日本盤には日本人による長文のライナーノーツが書かれているのですが、おバカな私には文章の内容が難しくて、よくわかりません(涙)。

20年後も30年後も世界中で歌われるようなアンゼムになるキャッチーな曲はないかも、というのが第一印象かもしれませんが、トータルで聴くと非常によくまとまったアルバムです。

最初のシングルカットの曲も初めて聴いたときはピンとこなかったのですが、
先日の「Brit Awards 2009」(イギリスのグラミー賞みたいなもの)でのライヴを観ると、おおーっ!とやはり圧倒されます。ラリー、かっこいいー!



っていうか、パフォーマンスというか芸風は90年代のボノに戻った?(笑)。
ボノが濃いアイシャドーをしていますっ!

このゴージャスなステージがBrit Awardsのショーで組めるのなら、
英国経済はまだ大丈夫かもしれませんっ(笑)。

いや~、公演が楽しみですね~。
日本公演もぜひとも!

関係ありませんが、「Brit Awards 2009」のオープニングのカイリー・ミノーグのパフォーマンスもおもしろかったので、ご紹介。↓

タグ:U2
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No Line on the Horizon [音楽]

ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン
U2の新アルバムが世界に先駆けて日本で25日に発売されます。

『No Line on the Horizon』

もちろん予約をしていて、今朝、発送を完了したというメールが届いていたのですが、まだ手元には届いていません……。残念。もう少し待ちましょう。

どうでもいいのですが、
どうして今回は日本で先行発売されるのでしょうか???

欧米でCDが発売されるのは3月。

不思議なんですよね~。
とにかく日本(ジャパンマネー?)が重視されているということ?

でも、日本でいち早く聴けるのは素直にうれしいです。
タグ:U2
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シャイン・ア・ライト [映画]

スコセッシ監督が撮ったローリング・ストーンズの映画。

先日の日記で感想を書くといったまま、忘れていました(笑)。

この映画、ストーンズを知らない人が何の予備知識も持たずに観た場合、果たして最後まで楽しく、おもしろく観るだろうか……映画を観ながらそんな心配をしていました。ライヴ映像がずっと続きますので。

楽しく感じて観てくれることを願います。

私はどちらかといえばストーンズの予備知識がある側なので、そのあたりの一般的な印象や評価はどうなのかはわかりませんが、ストーンズに興味のない人、知らない人がこの作品を観て「ストーンズ、いいね、最高」と思うようならば、さすがスコセッシ監督というところでしょうか。

以下、あくまでストーンズの予備知識がある立場での感想です。

2回も観に行ってしまいました(笑)。

意外だったのは、スコセッシ監督も自ら出演していること。

公演が始まる前に、スコセッシ監督も登場して、なかなかセットリストを決めないミック・ジャガーとのせめぎ合いがあるのですが、ミックが登場するシーンのBGMは優雅なピアノ曲かなにかで、スコセッシ監督が出てくるシーンではザワザワ、せかせかした落ち着きのない雑音が入っていたりして、おもしろい演出をしています。

スコセッシ監督、落ち着け~って(笑)。
ノーベル賞を受賞した益川教授のキャラに似ているかも?と、ふと思いました。
なかなか楽しい演出、シナリオです。

ミック・ジャガーって昔はあまり好きではなかったけれど、ミックは年をとった近年の姿が最もカッコいいのではないかと思います。ストイックな体型、公演会場の誰よりもエネルギッシュな動き……。

たとえば3曲目か4曲目の「All Down The Line」での、浅田真央に負けず劣らずの(笑)激しくも華麗なストレートライン・ステップシークエンスは、ただただ「すごい、ミック……」です。

これだけでも観る価値あり。2回目を観に行ったのは、
このシーンをもう一度観たくなったため(笑)。

1回目に映画を観たときに一瞬、別に監督がスコセッシではなくてもこれぐらいの作品は撮れるよね~、最近のミュージックビデオの撮影技術はすごいし~、と不謹慎なことをちょっと思ったわけですが、あやまります。すみません。

スコセッシ監督は本当にストーンズが好きなんだな~と、スクリーンからビシバシ伝わってきます。ストーンズの一員になりたいけれど、決して他人が入り込めないストーンズの絆、のようなものも十分に描いていたのではないかと。

ストーンズ・ファンなら観たいと思うであろう場面をきっちりとおさえています。演奏直後のチャーリー・ワッツの「ふぅ」という表情や、演奏中の自由すぎるキース・リチャーズにミックが「おいっ、勝手なことすなよ?な?」という目をちらっと向ける瞬間など、貴重な映像が盛りだくさん。

ゲストのバディ・ガイもすごかった。あの表情、存在感に圧倒されました。

ところで、あの激しい動きでお腹がちらっと見えるミックのTシャツの丈は計算の上だろうな~(考えすぎ?)。

さて、ステージ上のストーンズが熱いのとは対照的に……。

観客がぬるいのがかなり気になったのですが、善意で解釈すれば、これもある意味、商業的なストーンズの側面を映し出していたといえるのかもしれません。でも、こんな貴重なライヴを前にどうしてもっと盛り上がらない?と思ってしまいます。

ステージそばには、明らかに事前に仕込んだと思われる若い美しい女性たちを不自然なほど多く配置させています……。盛り上がる演技ぐらいしてほしいなー。

昔々、ストーンズのアルバムのライナーノーツかなにかで、「ビートルズの公演はブスが多くて、ストーンズの公演には美人が多い」(ビートルズのファンにはブスが多くて、ストーンズのファンには美人が多い、だったかな??? 間違っていたらすみません)というような、今振り返るとよくこんなことが公に書けるものだなーというトンデモな解説が載っていたことがありました。むちゃくちゃなライナーノーツです。そんなことをふと思い出しました(笑)。それとも、ストーンズは当時から観客としてエキストラを仕込んでいたのでしょうか???(笑)。

映画では、過去のインタビュー映像もところどころに使っています。
初めて目にするものばかりで、とてもおもしろかったです。

ミックとキースが麻薬かなにかで捕まって隣同士でブタ箱に入れられたとき、キースが壁をたたいて弱気なミックに「あきらめるな」と声をかけて激励し、壁を挟んで2人で一晩中お互いを励ましあったというエピソードについてインタビューで話す当時のミック。まだ20代?

続けて「60歳になってもストーンズを続けている?」と聞かれて、
当時の若いミックは一言「easily(楽勝だね)」。

そんな映像からいきなりステージ上のキースのショットに切り替わり、
そして始まった曲は「ブラウン・シュガー」。

ベタかもしてないけれど、スコセッシ監督、いい仕事していますよ~!
ファンでなくてもたまらないですよ、この一連の流れ。

でも、「It's Only Rock 'n' Roll」がなかったのは、ちょっと意外でした。

悔やまれるのは、もっと早く、より音響もよい六本木ヒルズのTOHOシネマズの大きなスクリーンで観ておくべきだったこと……ロングラン上映の映画館のスクリーンは小さくて(涙)。

細かいところでは、ティム・リースもいたな~。

過去の日記です。
お上品なストーンズ

最近、またカバーアルバムを出したみたいですね。
これかな~、以前、ヘアサロンで流れていて「おっ?」と思ったんですよね。
おしゃれにアレンジされたストーンズのナンバーでした。

STONES WORLD~THE ROLLING STONES PROJECT II~
タグ:ストーンズ
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正義はどこにある? [news&topics]

昨日からかなり憤りを感じています。

死刑が妥当でしょう。
残虐極まりない、と思いますが。

東京地裁で星島被告に無期懲役の判決。
平出喜一裁判長の「殺害行為は冷酷ではあるが、残虐極まりないとまでは言えない。自ら罪を悔いており、死刑は重すぎる」って……。

法的に無期懲役だとしても、この言葉はないでしょう。

決して死刑は重すぎではないと思います。
殺された被害者のことを考えると。

何の落ち度もないのに、かわいそうすぎる……。

公判記録を読んでも、殺し方もかなり残虐です。

1人殺しただけでは死刑にはならない、という考え方にも反対です。
命は数でカウントするものではないと思います。
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クリントン、I'm bushed [映画]

マーティン・スコセッシ監督が撮った、
ローリング・ストーンズの映画『シャイン・ア・ライト』。

いつの間にか六本木TOHOシネマズでの上映が終了していて映画館で観るのをあきらめていたのですが、都内でロングラン上映をしていたのがわかったので先日、観ることができました~。

映画の感想はまた後日に書きたいと思います。

日記のタイトルは、映画のなかで思わず笑ってしまったキース・リチャーズの親父ギャグです。

今、ヒラリー・クリントンが来日しているので思い出しました。

この映画には、ヒラリーもちょこっと出てきます。
ビル・クリントン元大統領も彼のお母様も。

映画ではライヴ前にクリントン本人も含めて多くのクリントン家の関係者たちがステージ上にいるストーンズにあいさつに訪れるわけですが、そんな彼らと写真撮影を一緒にしたりと、ストーンズが笑顔でご接待の光景が続きます。

そんななか、キースとチャーリー・ワッツにスタッフが「(クリントンの他の)ゲストが到着するのは6時以降だ」というようなことを伝えると……。

キースが、
「クリントン、I'm bushed(疲れたよ)」
とギャグを放つのです。

言うまでもなく、当時のブッシュ大統領の名前をかけた冗談。
こんなふうに、映画にはニヤリとさせられる場面が散りばめられていました。

それでは、映画自体については別の日に。

ところで、スコセッシ監督。
アカデミー賞を受賞したときのスピーチは非常に印象に残るものでした。
「I'm so moved!」と口にする記憶に残るスピーチです。

プレゼンターたちの演出も含めて、感動的な受賞シーン。

当時の映像を探してみると、YouTubeにありました~。

http://www.youtube.com/watch?v=YbbzaS8rcak
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ブラックコーヒー [読書]

意外に思われるかもしれませんが、自宅でコーヒーを飲むときは、1杯ずつコーヒー豆を手で挽いてコーヒーを淹れるようにしています。

私も以前は面倒なので、コーヒー豆を買ったお店で挽いてもらっていたのですが、マグカップ1杯に使うコーヒー豆の量(20g)ならば手で挽いてもそれほど時間はかからない上、ちょっとした精神統一(?)ができていいんですよね~。

気分を落ち着けるときにも、ゴリゴリと手で挽く作業、手順を守ってドリップでじっくりと淹れる作業は効果があると思います。コーヒー豆を挽きながら漂ってくる香り。これがまた、いいんですよ。

もちろん、定番は濃厚なブラックコーヒー。

さて、そんな私がジャケ買いした本。

ブラック・コーヒー (小説版) (クリスティ・コレクション)
「ブラック・コーヒー」(小説版)

アガサ・クリスティの作品ですが、戯曲スタイルのほうではなく、アガサ・クリスティの戯曲をチャールズ・オズボーンが小説の形にしたものです。

こういう本をテラスで読みながら朝コーヒーをのんびり楽しむという旅をしたいなー。

ということで、この本はまだ読まないようにしています(笑)。

そういえば、この前の日曜日の朝、コーヒーを飲みながらテレビを見ていたのですが、TBSの「がっちりマンデー」という番組で俳優の西郷輝彦氏がとんでもないアップル社製品好きということを知って、大いにウケました。

みなさん、見ました?

この日の「がっちりマンデー」は、スティーブ・ジョブズ特集。

どうして西郷輝彦???と思って見ていたのですが、
西郷輝彦さん、VTRなどを見て感涙しているし~!!!
ものすごく好きらしい。

昔からずーーっと、ただひたすらアップル社のパソコンなど商品を買い続けているそうです。本物のアップル・ファン、アップル・マニアです。
思い入れたっぷりのトークはおもしろかった~。

それにしても、意外でした……。
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グラミー賞 [音楽]

ろ、ろ、ロバート・プラントですか???

あの、ろんりー、ろんりー、ろんりーの?

今年の第51回グラミー賞。
ロバート・プラント&アリソン・クラウスのデュエットが最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞など5部門を制覇したそうです。

この2人、去年のグラミー賞でもなにか賞をもらっていなかったっけ?

今回受賞した「プリーズ・リード・ザ・レター」はペイジ・プラント作品。
1度聴いただけで、サビを憶えてしまう曲です。

関係ありませんが、中高生のときはハードロック系も結構聴いていて、ザ・ファーム(な、懐かしい……)のアルバムまで買っていました(笑)。ツェッペリンのアルバムももちろん買っています。

ところでロバート・プラント、もう還暦なんですね~。

最優秀楽曲賞はコールドプレイ。
ノミネート曲のなかでは、これは誰もが納得の結果でしょう。

それにしても。
なんとなく華がなかったような気がします、今回のグラミー賞。
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マンマ・ミーア! [映画]

私の独断と偏見のイギリス人観察(笑)で感じたイギリス人の特徴のひとつに、

「イギリス人のアバ好きは異常」

というものがあります。異議は認めませんっ(笑)。

アバの曲が流れてきたら、脊髄反応で体が動くのではないかと……(言いすぎ?)。

10年ぐらい前に現地で「マンマ・ミーア!」のミュージカル舞台がスタートした直後は、確か、チケットが入手しにくいどころか、数か月先まで完売。劇場ではチケット売り場も閉まったまま。その数か月以降の予約も受け付けない、というような措置がとられていたときがあるほど。

↑スタイリッシュなスーツの英国紳士、ご年配の淑女も最後は総立ちで一緒に歌い踊るという、すごい光景を観たことがあります……。

ですから、映画「マンマ・ミーア!」が現地では、タイタニックを抜いてダントツの
歴代1位の観客動員数を達成したというのもうなずけます。

さて、その映画「マンマ・ミーア!」を観てきました。

いろいろな意味でおもしろかったです。
内容はエンディングまで舞台のストーリーに沿った流れ。

舞台と同様、映画もとても楽しめます。
海や風景がとても美しく、これは映画ならでは。

映画が好きという人は時間があるならば、
観ておくべき、いや、「目撃」しておくべき作品です(笑)。

前007のピアース・ブロスナンが「SOS」を歌い出したときは、おそらく、世界中の観客が心のなかで同じツッコミを入れたに違いありません。これは観ておかないと。

母親のドナ役のメリル・ストリープもすごいです。
年を考えると、すごいとしか言えません……。

舞台を観たときからの私のドナ役のイメージはずっと同じで、日本人がもし演じるならば「木の実ナナ」だろうと(笑)。肝っ玉母さんのイメージです。

メリル・ストリープはそのあたりの雰囲気を十分に出していたと思います。

日本のある映画評論家は「老人会の学芸会」を観ているようだったと斬り捨てていましたが、そもそもそういう視点で批判する作品ではないような気がします。

お祭り映画といいますか、みんなで笑って騒いで楽しむ映画といいますか。
まあ、ある意味、学芸会のノリといってもいいのかもしれませんが……。

舞台の、アバの、なんとなくダサい雰囲気をきちんと映画が引き継いでいる点は高く評価されるべきだと思います。若い美男美女のおしゃれな映画にしてしまっては、この作品のよさは伝わってこないでしょう。

ピアース・ブロスナンの代わりにヒュー・ジャックマンだったらもっとミュージカルらしいミュージカルになると思いますが、ブロスナンだからこそのおもしろさがあると言いますか……。

コリン・ファースもすごかった。いろいろな意味で。
ますます尊敬してしまいます。

大晦日の「ガキの使い」スペシャルの大和田伸也を思い出しましたもん(笑)。
特にエンディングのコリン・ファースは必見です。
これだけでも映画を観に行った甲斐があります。
コリン・ファース、かなり頑張ったと思います。

笑いながら観ていると、ほろりとくるシーンも。
映画館のなかでは、男性が鼻をすすって泣いていたような音も聞こえてきました。
女性が泣くシーンかと思ったら、意外と男性が泣くシーン???

ジュリー・ウォルターズとステラン・スカルスガルドはさすが。彼らは安心して観られます。

「A Hard Day's Night」(1965年)でピーター・セラーズがシェークスピア的に歌っていたことを取り上げて、「Winner Takes It All 」など、メリル・ストリープの歌い方もまるでシェークスピア的な歌い方だったと、海外の映画評論家が以前、ラジオで話していました。

一言でいえば、違和感がある、固い、ということなのだろうけれども、役者としてのまじめさがにじみでているあらわれなのかも? 日本人としては、メリルは歌もうまいなーと思う程度で……。彼女の「Winner Takes It All 」、よかったとおもいます。

映画を観たあと自宅で、6、7年前に買ったCD「アバ・ゴールド」を探しました。
でも、見つからない……(笑)。どこに片付けたのだろう。どこかにあるはずだが。

アバ・ゴールド
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007 慰めの報酬 [映画]

ジェームズ・ボンドの新作『007 慰めの報酬』を観ました~。
これぞ映画!といえる、いい作品でした。

やはりこのシリーズは大きなスクリーンで観るに限ります……ということで、
前作『007 カジノ・ロワイヤル』を観たのと同じ、お気に入りの六本木のTOHOシネマズのスクリーン7で観てきました。

『カジノ・ロワイヤル』は期待していた以上のおもしろさでしたが、今回はその続編扱いらしいです。しかし、ここまで『カジノ・ロワイヤル』の登場人物を引っ張るとは思ってはいませんでした。

いちおう、『カジノ・ロワイヤル』を公開時に観ていて、ストーリーもだいたい把握していると思っていたのですが……年のせいで記憶があやふや(笑)。前作『カジノ・ロワイヤル』を同時公開してもお客さんは入るのでは!?

……帰宅してから、アマゾンで『007 カジノ・ロワイヤル』のDVDを注文してしまいました(笑)。


007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

『007 カジノ・ロワイヤル』

このDVDでおさらいしてから、
もう一度、観に行こうと思っています。

作品の出来としては、この『カジノ・ロワイヤル』のほうが上だと思いますが、新作の『慰めの報酬』もかなりおもしろかったです。次作は成熟したボンドが観られるのでしょうか。楽しみです。

今回の『慰めの報酬』のオープニングは、前作の終わりから1時間後という設定で始まったのですね~。それすらも知らないで行った私は、ヴェスパーが死んでから何年もたったあとの話とずっと誤解したまま最後まで観てしまいました(とほほ)。

「ボンド」なのにセンチメンタルすぎるのではないかい?と思ってしまったシーンもあったのですが、そもそもが私の思い違い。

タイトルの「慰めの報酬」についても私は映画から真のメッセージが読み取れていないのでは?とも。なにか重要なことを見落としている気がしてなりません。やはり、もう一度、映画館で観なければっ。

これから映画を観る人はこの先を読まないでくださ~い。ネタバレがあるかもです。

冒頭のカーチェイス。

いやー、なんかすごいという迫力はわかるのですが、ボンドの車と敵のクルマの色が似ている上、全体的にアップすぎ、カットを短く切りすぎで、どの車にボンドが乗っているのかわかりませーん(笑)。

アストン・マーティンに乗っているとわかっていても、今回のアストン・マーティンはぱっと見、普通の地味な黒っぽい乗用車に見えてしまうので(私だけ?)、激しいチェイスのなかで一目でどの車にボンドがいるのか、その車がどのような状態にあるのか、いまいちわからない。

任天堂DSシリーズの「眼力トレーニング」のシャッフルの高難度ステージ並みといいますか(笑)。
(シャッフルは高速で入れ替わる3つの箱のなかから「○」が入っている箱を当てるゲームです)。

いちおう、私は「眼力トレーニング」で20代前半をキープしているのですが、それでもボンドの位置の把握は難しかった……って何の話をしているのだろう?(苦笑)。

崖に落ちた車がボンドなのか敵なのかも、すぐにはわかりませんでした……。

ですので、ボンドの立場になっての手に汗握るハラハラドキドキというのは味わえなかったかも。
いや、でも、すごい迫力のシーンでした。

そして、映画の半ばでは、「そんなのあり~!?」という乗り物でのチェイス。
いやー、おもしろすぎ。

それから印象的だったのは、ゴージャスなトスカのシーン。
あの舞台装置は映画のために作ったのでしょうか?
いやー、あのトスカ、実際に舞台で演じられるのを見てみたいです。

今回のヒロイン役もポスターで見ただけだと、ゴージャスな美女というにはイマイチと思ってしまいますが、映画を見るとそんなことは忘れるほどの存在感。ついでに、プラダの黒のドレスも一瞬でプラダとわかる存在感。

買ったパンフレットに書いてあったのですが、ボンド役のダニエル・クレイグは、アクションシーンのスタントを9割、自分でやったそうです。すごいなー、クレイグ!

4、5階の高さの屋根から屋根へと飛び移る追跡シーンも全部、クレイグが。
建物から6メートル下に飛び降り、猛スピードで走っているバスに飛び乗るシーンも自分で。すごすぎます。

私の周囲ではダニエル・クレイグが、めちゃめちゃ人気です。

今回はボンドのお約束のセリフはありませんでしたが、
笑えるセリフは2、3回ありました。

次回作にも期待です。
タグ:007
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