さようなら、YS-11 [飛行機]
本日30日、唯一の国産旅客機「YS-11」がついに日本の空から退役します。
この機体は「JA8717」。
世界で最も長く飛んだと言われる飛行機です。
総飛行時間は約7万1220時間、フライトサイクルは7万2359回(かな?)。
初飛行は1969年。私が生まれる前から飛んでいたYS-11です。
一足早く、今月中旬に退役。お疲れさまでした。
新幹線0系に似ている愛くるしい表情。
プロペラの直径は機体の胴体の直径よりも大きい。
1200mの短い滑走路で飛び立てるように設計。
手前にあるのはバッテリー・カー。エンジンを始動させる電源です。
YS-11、きょう沖永良部―鹿児島でラストフライト。
ラストフライトを務める64歳の機長も今年で引退だそうです。
日本の空は寂しくなりますね。
お疲れさまでした。本日、晴れますように。
出かける前は忘れずに [パソコン]
ソニー、大丈夫かっ?
ノートPCのバッテリー炎上問題で、ついに全世界ですべての対象電池の自主回収・無償交換を行うことを決めました。回収対象総数は642万6000個に上るという。
私のパソコンは対象のPCではありませんが、海外で一連のパソコン炎上のニュースが報じられるようになってから、私も出かけるときは必ずコンセントを抜くようになりました。
一日も早い信頼回復を願っています。
関連日記↓
「衝撃!戦慄の写真」(06年8月28日)
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2006-08-28
理想のカバン [雑感]
これまで数え切れないほどカバンを買って、いくつも壊してきた。
パソコンや本などで中身が5、6キロ以上の日もあるからだが……。
価格が高いカバンであっても壊れるときは壊れる。
高級ブランド品が必ずしも頑丈とは限らないということも幾度となく味わった。
一方で、確かに頑丈で十数年経ってもまったく壊れないカバンもある。
しかし、カバン自体が重かったり、大きすぎたりする。
ポケットが少ないのも使い勝手が悪い。
財布やペンなどをカバンのなかで探すのは本当にイライラする。
内側にも外側にもたくさんの種類のポケットがついているカバンがいい。
しかし、ポケットがたくさんついていたり、頑丈だったりするものはデザイン性や素材がイマイチだったりする。数カ月前に機能性は申し分ないカバンに出会ったが、安っぽい素材が使われていてがっかりした。惜しい。
完璧なカバンなど存在しないのは分かっているのだが……。
デザイン性、頑丈さ、軽さ、使い勝手、素材……。
私の希望を満たすカバンは、やはり自分でデザインするしかないのだろうか。
iPod nano用ポケットなんかも付けたいなー。
言い忘れましたが、この日記で言及しているカバンとはパソコン、本数冊、1泊2日程度の移動に必要なもの、などなどが収納できるもの。でも、大きすぎてはダメ。
ペットボトル用のポケット、外側に新聞や雑誌が入る大き目のポケットなんかも欲しいなあ。
それから、スリに狙われにくい、狙われても財布が盗まれないような仕組みのカバン。
カバンが倒れても、中身がこぼれ落ちない工夫がされたカバンもポイント高し(飛行機の頭上の手荷物置き場に置くと、心配になりません? たいていカバンは倒れていて、何かがこぼれ出ていても位置が高すぎて奥まで見えず、確認ができません)。
あっ、搭乗券やパスポートが入る外ポケットも欲しいなあ。空港でつくづく思う。
今、三谷幸喜が出演しているJALのCM、まるで自分を見ているようで笑ってしまう。あれは搭乗券を探しているのか携帯電話を探しているのか分かりませんが、私はよく搭乗券を探してあんな振り付けで歩いていたりします(笑)。
こういうカバンって、自分でデザインして作ってもらえるものなのだろうか?
ちょっと本気で考えようかと思っている今日このごろ。
きょうは暑いらしい [news&topics]
朝の天気予報によると、本日の東京は最高気温27度の夏日らしい。
5人のサムライ [飛行機]
5人の首相補佐官、アベレンジャーのことではありません(笑)。
戦後初で唯一の国産旅客機「YS-11」(プロペラ機)の基本設計をした5人の〝スター〟設計者たちのことだ。実施設計には無名の大勢の若手設計者らが携わった。その陰にはさらに数え切れない若手技術者がいた。
その「YS-11」、9月30日についに国内すべての旅客路線から退役する。
現在、国内航空会社でYS-11を使用しているのは日本エアコミューターのみ。
1965年の初就航から41年。完全引退。
30日のラストフライトは沖永良部―鹿児島。
なんと500人以上がキャンセル待ちに名を連ねているという。
(正確に言えば、結構前にキャンセル待ちを打ち切っており、希望者の数は計り知れない)。
一つの時代の終わりを感じます。
U2 by U2 [音楽]
今秋、もし洋書を1冊だけ読むならば、私はコレです。
U2のメンバー4人とマネジャーへの150時間を超える独占インタビューをまとめたもの。写真なども秘蔵のものが続々。
いきなり定価から3112円引き(45%オフ!)というのもうれしい。
しかし、3日前に発売したばかりなのになぜ(笑)。
なんといっても11月末から12月初旬にかけて、U2が8年ぶりの来日公演!
それまでに読んでおきたいな、という人はぜひとも!
↓出版社からの内容紹介(アマゾンより引用)。
この本はU2のメンバー自身の言葉と写真によるU2の物語である。テキストは、150時間を超える、ボノ、アダム・クレイトン、エッジ、ラリー・マレン・ジュニア、マネージャーのポール・マギネスへの独占インタビューに基づいている。同インタビューは、この本のために著者とロック評論家ニール・マコーミックにより2年にわたって行われたものである。
写真、記録、重要記事はU2のメンバーとU2のマネージメント会社「Principle Management」の私的な資料を使用している。本書のカットは、1977年にU2最初のポスターのグラフィックを手がけたスティーヴ・アヴェリルが監督、デザインは彼の知人で「Four5One Creative」のガリー・ケリーが担当している。
これ欲しい…… [digital]
一目ぼれしました。
ゲームなんてしないのに……。
欧州限定モデルのピンクのSony PSP。10月27日に発売予定。
£149.99(約3万3300円)。ただ今、予約受付中。
↓こちらはPSPの旅行用ケースのセット。
ピンク色の革製キャリーケース&シリコン・スリップケース&
USB データトランスファー/パワーケーブルの3点セット。
£12.99(約2900円)。
Amazon.co.ukがセットでこれらの購入を勧めているのです。
計£162.98(約3万6200円)。
別にやりたいゲームなんて何もないのに、買ってよいものでしょうか。
欧州モデルは日本語のソフトも使えるのでしょうか?
やはり、一目ぼれは誤解から始まっているのでしょうか……?
「Love At First Sight」
Kylie Minogue
(アルバム『Fever』に収録)。
【追記】
日本でもピンク色のPSPが発売されるとの情報も。同じ欧州限定色?
ただし、時期は未定らしい。クリスマス商戦あたりか?
Up for Grabs(Starring マドンナ) [Arts&culture]
『Up for Grabs』
David Williamson (著)
先日、13年ぶりの日本公演を果たしたマドンナ。
意外と忘れ去られていますが、ウエストエンドの舞台にも立っていたことがあります(ウエストエンドは、ブロードウェイのロンドン版みたいな演劇のメッカです)。今回の来日公演を報じるテレビの特集などでは触れられていないようなので、ちょっとご紹介。
この時の演目が、上記の『Up for Grabs』。
マドンナのウエストエンド・デビュー作品です。
豪州の劇作家の作品で、もともとは01年にシドニーで上演され大ヒットした戯曲。
主役であるマドンナは、ジャクソン・ポロックの絵を売ろうとする野心的なモダンアート・ディーラー役を演じています。
02年、会社を休んでロンドンへ10日間ほど行っていたときに、マドンナが舞台に立っているというので観に行ってきました。別にファンというのではなく、話題だったので。
劇場の客席はわずか760席弱。9週間だけの上演。
日本では「すでにソールド・アウト。プラチナチケットで裏では10万円くらいで取り引きされている」と報じられていましたが、到着した日の午後、劇場の売り場へ出向いてみると、あっさりその日の夜のストール席が買えました。一番高い席のチケットとはいっても7500円くらいだったと思う。
つまり、ギャラなんてマドンナにとってはただ同然。
ほかにも多くの役者が出演しており、どう考えてもギャラは安い。
キャリアとして、どうしても挑戦したかったことがうかがえる。
あのマドンナが小さく見えたステージだった。
4万5000人の東京ドームであれほど大きく見えるマドンナだが。
声も小さく、音響係が調整するまでは「大丈夫か?」と気になったことを覚えている。ほかのベテラン役者(上手すぎる!)との比較でそう感じてしまうのは仕方のないこと。
私が観たとき、隣の隣あたりに座っていた男性がマドンナの台詞を先に大声で言って野次り、マドンナが一瞬固まってしまった場面があった。
野次った本人はきっと熱心なファンだったと思うが(台詞と間を覚えているほど)、マドンナはベテランのようなアドリブで切り返すことはできず、その緊張が観客席にも伝わってきてかわいそうだった。ちなみにその台詞とは「wealthy(裕福な)」だった。あ、やはりマドンナへの皮肉?
マスコミでも手厳しい批評が目立った。かなり辛口。
野心家の女性がついにはすべてを失って、しかし顔を上げ、くるりときびすを返して再び歩き出すという終わり方だった(はず)。絶望のあとの希望。映画『風と共に去りぬ』のエンディングのヒロインの姿を思い出させる力強さが印象に残っている。いい役柄だった。どこかマドンナ自身に重なる気がした。
それほどひどいとは思えなかったが、おそらく観客はマドンナには完璧なプロフェッショナルな仕事を期待するのだと思う。
致命的なのは、どんな個性的な役であってもリアルなマドンナを超えられないことだろう。観客の目には何をやっても「マドンナ」。もちろん、それはマドンナ側の問題ではない。
彼女はもう二度と演劇の舞台には立たないのではないだろうか。
リアルなマドンナ自身を演じるライヴ以上の舞台はないと私も思う。
でも、私はもう一度、この芝居の舞台を観てみたい。
最近、テレビから聞こえてくる曲 [音楽]
道路がコワイ [news&topics]
全国的に飲酒運転が大問題になっている。
正直、こんなにひどい状況だとは思わなかった。
酒酔い・酒気帯び運転をして開き直り、嘘、逆切れ……。
飲酒運転をつかまえる映像を見ていて、ちょっと不思議に思うこと。
警察官たち、飲酒運転した人に優しすぎない?
ニュースや情報番組で「実態を追う!」というようなコーナーを見ていても、強く叱りつけるシーンは不思議とこれまで見かけないのです(見逃しているだけ?)。ひどいものになると、まるでコントのように、ほのぼのトーク。
これじゃあ、反省しないよなー。
運が悪かっただけと思っているから、また次もやる。
飲酒運転をする人には「自分は大丈夫」と思い込んでいるタイプが多いという。
その過信がすでに危ないのだが……。
飲酒運転が横行する道路。
コワイ。運転したくない。歩きたくない。
デジカメ写真の処理 [digital]
デジタルカメラで撮影した画像を欲しいとよく言われるが……。
サイズを落としてメールで送れるものはいいのだが、
「よりいい画質で」と言われると画像解像度を落とすわけにはいかず。
容量の大きい高解像度で送らなければいけない場合、非常に困る。
というか、写真をどこかにアップしてシェアする方法が分からず、落ち込む(涙)。
一度覚えれば簡単だと思うのだが、年をとると億劫なものです。
結局、パソコンからCDに焼いて手渡しという、ハイテクなのか原始的なのか分からない方法に(笑)。
ということで、皆さん、待っていてください。
オペラグラス [その他]
あれほどもらったり、時には買ったりしたのに、
必要なときになぜか見当たらないもの(捨てた?)。
その一つがオペラグラス。
とはいっても、本格的なものではなく、
壊れても「ま、いっか」で済むちゃちなものを指します。
よく記念品でもらったりするのだが、出番がそうそうない。
そのうち無くしてしまう、で、また買う、のパターンを繰り返しているような……。
4、5センチ四方の黒色の折りたたみ式オペラグラスがコンパクトで気に入っていたのだが……。上下ではなく、左右にパカっと広がるタイプ。
買いに行くしかないか……面倒だなあ。
でも上記のような正方形タイプって売っているかな?
観に行きたい映画 [映画]
今、上映中の『トリノ、24時からの恋人たち』
http://www.crest-inter.co.jp/torino24/index2.html
観に行きたいけれど、混雑しているらしい……。
ル・シネマ@渋谷は座席数が多くなく、当日にしか受付番号入りチケットを発券しないので、人気の作品は気合を入れて早めに買いに行かないとチケットが手に入らない。電話での予約もできない(泣)。
映画の舞台はイタリア・トリノにある国立映画博物館。
昨秋、この映画博物館を訪れ、ゆっくり見て回った。
とても楽しい博物館です。もう一度行きたいっ。
トリノへ行く機会があればぜひとも立ち寄ってほしいスポットです。
ああっ、映画観たいなあ。
私に最も必要のないもの [世界の食]
写真を整理していたら、昨秋の旅行で撮ったものが出てきた。懐かしいなー。
北イタリアの家庭にはこんなものが常備してあるので驚いた。
トリュフ削り器です@某家 真ん中にあるのは本物の黒トリュフ。
自分で好きなだけ削って料理にかけます。きれいに極薄でスライスできます。
生肉にオリーブオイル、パルミジャーノ・レッジャーノ、黒トリュフ。
あっぷ。
この黒トリュフも飼い犬が見つけたものだそう。
うらやましい生活です。
一般家庭のキッチン用品にトリュフ削り器かぁ……。
トリュフ削り器、私の人生に最も必要のないものの一つでしょう(笑)。
関連日記↓「トリュフ犬」(05年11月14日付)
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-11-14
反省 [blog]
ブログ、さぼってんじゃねーよ!という声があちこちから……。
(もっと丁寧な言い方です、はい)
すみませんー。
やはり1日さぼると、ずるずるといっちゃいますね。
反省しております。
秋ですね、もう。
カバンに入れておくもの [健康]
最近、手放せないもの。
・のどぬ~るスプレー
・Zi contact (目薬)
乾燥した空間での力強い味方です。
季節の変わり目のせいか、うっかり、のどをやられちゃいました。
そんな時は「のどぬ~るスプレー」が威力を発揮します。
化学物質によると思われる空気の汚染でのどを痛めた際(風邪をひいていない複数人が一斉に同時刻にのど痛に襲われた……)も、のどぬ~るスプレーのおかげで窮地を脱しました。つばを飲み込めないほどの痛みもすぐに解消してくれたのです。
「Zi contact」はソフトコンタクトレンズ専用の目薬。
私はアキュビューを使っているので、普通の目薬は×です。
ソフトコンタクトを装着したまま点眼できる目薬の種類は少ない。
(なぜかハードコンタクトの場合は普通の目薬でもいいようです)。
この「Zi contact」は目にミントをつけるようなスキッとした爽快感があって気に入っています。
飛行機、新幹線・特急、ホテル……。
空調による乾燥が原因で体調がおかしくなる3大プレイスには、この2つの医薬品は必須です。
湿度も気温も低くなる秋口、皆さんも季節のちょっとした変化にはお気をつけてください。
誕生日ソング [音楽]
My Motherboard, My Self [パソコン]
パソコンにコーヒーをこぼしてパニくったことも今は思い出に(笑)。
ハードディスクに被害がなく、パソコンが無事に戻ることになった際に、
ふと冷静になって思い出した米国のテレビドラマの話。
『Sex and the City』のシーズン4の第8話「My Motherboard, My Self」。
確か主人公が私のような目に遭っていたはず。
何年か前に買ったDVDを引っ張り出してきて、ちょっと観てみた。
「あー、きっと私もこんな感じだったんだろうなー」
バックアップをとっていないパソコンが突然ダウンしてしまうという話。
マザーボードが故障し、データも消えたという恐ろしいエピソード。
パニくっている自分自身を見ているいるようで、苦笑いです。
こんなふうに周囲に迷惑をかけたのだろうなーと反省もしながら……。
恥ずかしい……。
この主人公、相談した友人から「バックアップは?」と聞かれ、ぶち切れ。
「だって誰もバックアップなんて言葉、言ってくれなかったんだもん。みんな夜になると独りでこっそりバックアップしていたのね!」
さすがに私はそこまでは言わないが(笑)、その気持ち、よく分かる。身にしみて。誰も言ってくれないものね……。
このドラマを観たときは笑って観ていただけで、「急いで私もバックアップしなきゃ」なんて思いもしなかった。そして先日のコーヒー事件に至ったのである。
ところで、この「My Motherboard, My Self」、脚本がよく出来ています。
マザーボードをキーワードにちょっと深いストーリーになっています。
パソコンの故障だけの話ではありません。
『Sex and the City』は全6シーズン。
あまり興味はなかったのだが、友人が「とにかく面白いから!」と強く薦めるので買ってみたところ、これがクオリティの高いテレビドラマだった。
最初の3、4話ぐらいまでは「この主人公たち(←4人います)はいったい何様?どうしてそこまで高飛車?」と思ったりしたが、友人いわく「それが、そのうちかわいく見えてくるのよ」。確かに回を重ねるごとに、おもしろくなった。個人的にはシーズン4が特に冴えていると感じた。
全6シーズンを持っているため、貸してほしいとよく言われるのですが、このテレビドラマには女性も男性もハマるようです。
ムンクの「叫び」見つかる! [news&topics]
2004年8月にノルウェーのムンク美術館から盗まれたムンクの「叫び」が発見されたというニュース。同じく盗まれていた「マドンナ」も無事に見つかったとのこと。よかった、よかった。
今回もロンドン警視庁が一枚かんでいるのでしょうか。
以前も紹介しましたが、この本おもしろいです。
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2006-05-29 (←前に書いた日記)。
『ムンクを追え! 「叫び」奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日』
エドワード・ドルニック(著)
この本で盗難・奪還された「叫び」は、1994年に盗まれた別のバージョンです。
今回の奪還劇の一部始終も知りたいなあ。