もう一度観たいビデオ [音楽]
「The Best of R.E.M. 1988-2003」
R.E.M.
あの名曲「Everybody Hurts」も収録されています。
この曲、プロモーション・ビデオもかなり印象深い作品でした。
静かな映像なのだが、ずっしりと重い。
観終わった後、ちょっと黙ってしまうような……。
もう一度、観たいなー。
不覚にも…… [音楽]
「Both Sides Now」
Joni Mitchell
久しぶりに歌を聴いて泣いてしまった。
いかん、自分らしくない。
収録されている「Both Sides Now」。
とても心に染みる曲です。
♪But now it's just another show
you leave'em laughing when you go
And if you care, don't let them know
don't give yourself away ♪
♪I've looked at love from both sides now
From give and take, and still somehow
It's love's illusions I recall
I really don’t know love at all ♪
暑い朝に♪ [音楽]
きょうも朝から暑い。
なんとなく涼しくなるかな?と思って聴いてみた1枚。
「The Very Best of Sting & the Police」
Sting & the Police
Stingのヴォイスが暑さを緩和します(なんとなく)。
収録曲は、
・Message In A Bottle
・An Englishman In New York
・Every Breath You Take
・Fields Of Gold
・Fragile
・If You Love Somebody Set Them Free
・Roxanne
などなど18曲。
まさにVery Bestなアルバムです。
(個人的にはWe'll Be Together、Russiansも入っていれば完璧だった)
ブックカバー考② [読書]
※ブックカバー考①からの続きです。興味のある方は①からお読みください。
ある日、書店の片隅に興味深いものを見つけてしまった。
「ブックカバーをご自由にお取りください」というラックである。
文庫本に合う大きさの、こじゃれたデザインのカバー。
触ってみると、厚手で丈夫そうだ。もちろん無料。
Amazonで買った、書皮のない文庫本用に好きなデザインのカバーを2つばかりいただいてきた。
一面のデザインは、有名企業の広告。
しかし、商業的というよりもデザイン性に優れた作品だった。
「ブランドブックジャケット」(通称ブラジャケ)というブックカバー広告である。
もともと書店のカバーには、書店名や企業の広告などがデザインされているが、これが私にとって斬新だったのは海外の企業の広告もあったからだ。
例えば、マイクロソフト社、BMW、ブルームバーグなどである。
マーケティングに優れた企業が多いのに気がつく。
本を読む層をターゲットにする読みはなかなか鋭い。
そういう層の知的・美的センスをくすぐるようなデザイン。
そして、配布する期間は短く、枚数を限定。希少性を出すことも忘れない。
アディダス、PIPER-HEIDSIECK、ぺリエ、ハーゲンダッツといった広告も過去にあるが、今となっては手に入らない。
もちろん、そのカバーをつけた本を電車などの中で読めば、企業のPRに即つながる。なにしろ、注意散漫の通りすがりの私ですら、はっ!と気がつくほどのスタイリッシュなデザインなのだから。
では、そのラックを置く書店にとってはどういう意味を持つのか。
当然、レジでは書店オリジナルのカバーをかけている。
ラック設置については一定の設置料金が書店側に入るのだろう。
私のようにAmazonなどネットで買った本用にもらっていく客は意外と多いのでは?と思っている。書店に行く時に、どうせならあのカバーが置いてある店に行こう、となってしまう。この無料カバーを出している企業をざっと見ると、Amazonの利用層と商品を売り込みたい層と合致するように感じる。ソニー(バイオをデザインしたカバー)の作品もある。
Amazonでも本を買う本好き人間なら、書店に足を踏み入れたら、書籍を物色せずにはいられないだろう。新刊を手に取らずにはいられないはずだ。つまり、書店にとっては、ネットで本を購入する層を店に引き寄せる一種の武器になるのでは、と私は考えている。
書店、客、広告主の三者にとって利のある手法である。
うーん、これはいいところ突いているなー、と店先で感心した次第である。TVでCMをガンガン流している大企業がこうしたミニコミ的な広告戦略を打っていることに驚いたが、それほどPR効果のある広告媒体ということの裏付けでもある。
外資系企業が、本にはカバーをかけるという非常に日本的な文化の特徴をとらえていたことにも感心した。過去には、ニュージーランド観光局の広告もある。日本人スタッフの提案かもしれないが、やはり外国から来た人にとっては、この習慣がめずらしく、目につくのではないかと思う。
7月には香水をつけた広告カバーがお目見えするという。
普段ネットでばかり本を買う人も、こうしたラックを置いている書店に足を向けてみてはいかがでしょうか。
この「ブラジャケ」。まだ首都圏の約100店にしか設置されていないが(関西にも5店ある)、今後は全国的に広がっていくのではないかと予想している。ほかのサイズのカバーも出るのだろうか。
私見だが、時間に余裕のある若者はできる限り書店で買い物をしてほしいと思う。親も子供用の本はネットでは買わず、書店に子供と一緒に出向いてほしい。書店で本を探す技術を身につける機会というものを若い人たちが失ってしまわないか、ちょっと心配しています。クリックで欲しい本が一発で出てくるのは便利だけれど、店内あちこちのコーナーを巡りながら本を探す楽しみというものも十分に知っておいてほしいのです。
ブックカバー考① [読書]
ああ、自分は日本人だなーと感じる時。
それは、買った本にブックカバーをかけてほしいと伝える時だ。
お店の人も必ず「カバーおかけしますか?」と尋ねる。
なぜブックカバーをかけるのか。
私の場合は電車の中などで、他人に何を読んでいるのか知られたくないからである。それは、自分が電車の中で他人が読んでいる本をチェックしているということでもある。もちろん、「ほぉー、こんな本が出ているんだ」「面白そうな本だな」とあくまでも本の情報が気になるだけなのだが(と言いながら、この人は今決算書の勉強をしているんだーとか、想像を膨らませています)、逆に自分が読んでいる場合は放っておいてほしいのだ(自分勝手です)。
要するに、他人の目が気になるのである。
個人主義の発達した国ならば、人は人、自分は自分で気にならないのだろうか。
日本以外で書店でブックカバー(正確には書皮)をかける習慣のある国を私は知らない。サイズ的に無理というか、過剰包装ということになるのだろうか。実は発想自体がないのでは?と思っている。おそらく書店員の芸術的な折りこむ技術も。外国で本を買った時もブックカバーがほしくなるのだが、そんなサービスにお目にかかったことがない。そして、外国の電車の中で紙のカバーをつけた本を読んでいると、かえって目立つ。
他の人はどう思っているのだろうかと気になり、ブックカバーをかける理由について何人かに聞いてみた。意外だったのは、「本を汚したくない」という意見が多かったことだ。これもまた、日本人らしい発想である。
Amazonで本を購入する人が多くなっている。しかし、Amazonではブックカバーをつけるサービスはない。私の場合、新幹線や飛行機などに乗るときに読もうと思う本は、あまりAmazonでは買わない。ブックカバーがほしいと思うからである。Amazonもブックカバーをつけるサービスをすれば、もっと売れるだろうと思うが、コストも人手も時間もかかってしまうので無理だろう。せめて紙だけを同封してくれたら自分で折りたたんでカバーにするのだが、まあ現実的ではない要望である。
こうしたことを考えていたころ、「これはなかなか上手い手法だな」と感心したことがある。
(長くなりそうなので、次回に続く)
今年一番暑い日 [news&topics]
暑かった(汗)。移動の合間にフラペチーノを計3杯も飲んでしまった。
東京・大手町では今年最高の31度を観測。
小泉首相はきょうもクールビズで涼しそう。
しかし、官邸近くの衆院第2議員会館前では炎天下の中、座り込みをしている人々がいた。
北朝鮮への経済制裁を求める横田滋・早紀江さん夫妻ら拉致被害者家族連絡会、救う会の方々だ。
小泉首相がネクタイをはずしているのとは対照的に、彼らは帽子をかぶり、政府に経済制裁発動を訴える。
高齢の方々が多く、切なくなる。
家族を奪われた6、70代の方々が、この厳しい陽射しと暑さのなかで座り込みをしなければいけない現実。
小泉首相は、拉致問題の解決に汗を流しているか?
インデックス(3月~5月) [インデックス]
もうそろそろ、ブログを始めて100日目を迎える。よく続けたものだ。しかし、記事がたまっていくと、過去に書いたものを個別に探すのが面倒になってきた。
そこで、5月末までの我がブログ日記のインデックスをつくってみました(自分の便宜上)。あらためて、とりとめのないブログだと反省。一貫したテーマなし。好き勝手に書いています。こんなこと書いたかなー?という記述も(汗)。人が話したことはよく憶えているほうだが、自分が書いたことって結構忘れてしまう(私の場合)。
まあ、気晴らしブログなので、お許しを……。
3月から5月末までの目次です。↓
【5月】
- どうなるEU?(31日)
- けだるい月曜の朝は(30日)
- being there(29日)
- 買いたいDVD(28日)
- ladies in lavender(27日)
- イラク戦争は終わったか!(26日)
- 新聞を読む犬(25日)
- 欧州CL、今季の王者は?(24日)
- Piano Man(23日)
- またまた、のどが……(22日)
- カイリー頑張れっ(21日)
- 泣けて笑える映画(20日)
- 新入社員にもおすすめ(19日)
- 一息入れたい時に(18日)
- モブログ初挑戦(17日)
- 外に連れ出したい……(16日)
- 日曜の朝に♪(15日)
- 取材マナーこぼれ話(14日)
- 肌寒い夜には(13日)
- NHKの真意が知りたい……(12日)
- 最後列の恥辱(11日)
- のどが痛くて眠れない夜(10日)
- JAL会長が引責辞任(9日)
- 地下鉄オタク疑惑(8日)
- 英国の総選挙(7日)
- ワイン好きな方に(6日)
- コンビニで買ってしまうもの(5日)
- The Book of Love(5日)
- 伝説再び!(4日)
- カインド・オブ・ブルーの真実(3日)
- 波乱万丈の歌姫(2日)
- 今宵の1枚(1日)
【4月】
- JR西日本の会長について(30日)
- 最近の悩み(29日)
- 異能の元外交官を読む(28日)
- 北海道の新名物?(27日)
- 今朝の1枚より(26日)
- ウィンブルドン化(25日)
- 政治家とテーマ曲(24日)
- だるだるな土曜の未明に(23日)
- ザ・ホテル(22日)
- 新幹線のゴミ箱(21日)
- 政治家とクラシック(20日)
- 泣いた映画(19日)
- サイドマン(18日)
- グッバイ、レーニン! (17日)
- 政治家とロック(16日)
- 吾輩の名は(15日)
- 筆跡診断の結果(14日)
- ああっ、人魚姫が……(13日)
- I Sing Just to Know I'm Alive(12日)
- 朝日新聞vs産経新聞(Ⅳ)(11日)
- 2度観たくなる映画(11日)
- 朝日新聞vs産経新聞(Ⅲ)(10日)
- 朝日新聞vs産経新聞(Ⅱ)(9日)
- 裏本時代(9日)
- But in truth I too am a blogger(9日)
- 朝日新聞vs産経新聞(8日)
- あの名作が(8日)
- 万博でマンモス買えるとは…(7日)
- ゴリラとビジネスの関係(6日)
- 変態と書いたら?(5日)
- 山崎拓vs山崎拓!?(5日)
- 閑話・フライドポテト(5日)
- We the media(4日)
- 迷走する「弁当」万博(3日)
- 新東京タワー、誰が金を出すのか(2日)
- どのデジカメがおすすめ?(2日)
- 新聞記者2人逮捕される(1日)
【3月】
- 今春のおすすめ映画(31日)
- 万博、弁当持ち込み解禁か(30日)
- 崩壊すべき独裁体制はここにも(29日)
- 衝撃のレイプ事件(28日)
- 米大統領のベッド(27日)
- モリゾーとキッコロだらけ(26日)
照明消し、キャンドルを灯して [news&topics]
地球温暖化防止キャンペーンの一環で先日、東京タワーや六本木ヒルズなど全国の2万以上の施設が一斉に約2時間、照明を消した。
ライトアップされない夜景。
実は美しいということに気がつく。
部屋の照明を消して、小さなアロマ・キャンドルを灯してみた。
キャンドルの灯りに合う曲といえば、やはりこれでしょう。
Boz Scaggsの「We're All Alone」
この曲がラストを飾る「Silk Degrees」は1976年のアルバム。
バックのミュージシャンたちは後に、あのTOTOを結成します。
♪Close the window, calm the light
And it will be all right♪
「駆け込み乗車」映画 [映画]
JR中央線で無理な駆け込み乗車をした乗客に、車掌が「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちらの責任です」と車内アナウンス。別の乗客から抗議を受けたJR東日本がこの車掌を指導したというニュースが先日、読売新聞夕刊で報じられた。
同紙によると、JR東日本側は「言葉に配慮がなかった」ということで指導したそうだ。
でも、正論ですよね。
無茶な駆け込み乗車でけがをしても、本人の責任です。
あれほどくどくど注意し、発車ベルも鳴らしているのだから。
もっとも、それぐらい激しく言っても効果なんてないんだろうなー。
本人の安全のために注意しているのにね。
この注意された乗客は、閉まりかけたドアをこじ開けて乗ったという。
思うのだが、あまりにも危険で業務を妨害するような駆け込み乗車については、罰則規定をつくって対応してはどうかと思う。
読売新聞のこの記事中には次のようなことも書かれていた。
『無理な乗車をする乗客にどう注意するか車掌も頭を悩ませている。「1両目のお客様、危険です」などと名指しすることを検討したこともあるが、“さらし者”にするのは良くないという意見が出て見送ったという』(読売新聞より抜粋)
さらし者にしちゃえ、と私は思うのだが……。
さて、前置きが長くなりました(長すぎ)。
今回ご紹介する映画は「スライディング・ドア」。
この駆け込み乗車の記事で思い出し、以前買ったDVDを引っぱり出してきて観てしまいました。
出勤早々、会社からクビを言い渡された広告代理店に勤める女性。
意気消沈し、同棲中の恋人のいる自宅に地下鉄で戻ろうとする。
ホームに入ってきた電車に乗ろうと、階段を急いで駆け降りる。
①地下鉄に駆け込み乗車をして間に合った場合
(まさに、閉まりかけたドアをこじ開けて乗る)
②目の前でドアが閉まり、駆け込み乗車できなかった場合
(地上に出て、タクシーをつかまえようとする)
以上の2つのストーリーが同時に、交差して進行していきます。
登場人物は同じ。
ドアが閉まったか、閉まらなかったかで運命、恋、そして人生が変わる。
果たして、駆け込んで乗車に間に合ったほうがよかったのか。それとも、乗り遅れたほうがよかったのか。
グウィネス・パルトロウのショートカットがキュートです。
(↑カタカナ多すぎです、はい)
以前、映画「スイミング・プール」を紹介しましたが、この映画も初めて観た時はラストで「ほぇ?どういうこと?」と考えてしまいました。ぼ~っと観ていると、途中で混乱してしまいます。私だけかもしれませんが(←忘れっぽくて集中力が続かない)。
関連 「二度観たくなる映画」 ↓
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-04-11-1
今夜も寝不足…… [自動車]
今夜はF1アメリカGP決勝を観なければ。
あ、その前にサッカー・コンフェデレーションズカップを観なきゃ。
「日本vsギリシャ」(TBS 0:50~3:00)。
最近、深夜のスポーツ中継での観戦で完全に寝不足……。
昨年のアメリカGP。佐藤琢磨は3位となり、日本人として14年ぶり2人目の表彰台に立ちました。今年も期待です♪ アグレッシブな走りを見せておくれ。
F1はフジテレビで2:50から4:50まで中継されます。
で、朝5:30からはゴルフ・全米オープン最終日の中継(テレビ朝日)
スポーツ観戦・トライアスロンです。
徹夜だな、週明けから。
20日からはウィンブルドン選手権も始まるなー。
「ク」なのか「グ」なのか [雑感]
ルクセンブルクなのか、それともルクセンブルグなのか。
数日前の日記でオランダ・ルクセンブルク映画を紹介しましたが、私は「ルクセンブルク」と表記しました。これは、主な新聞・通信社の表記に合わせました。
最近、難航している欧州連合(EU)憲法批准問題でEU議長国ルクセンブルクのユンケル首相の報道も多くなっているので、「ク」なのか「グ」なのか気になる方もいらっしゃると思います。
日本国内の報道機関では基本的に「ルクセンブルク」としていますが、ルクセンブルクの政府としては「ルクセンブルグ」にしてほしいようです(以前、関係者からそういう話を聞いたことがあります)。
実際、大使館を検索してみると公式サイトでは「在日ルクセンブルグ大使館」。
そのサイトのなかでも、「ルクセンブルグ政府」などと表記を徹底しています。
通信社・新聞社などでは表記の統一ということで、ずっとドイツ語読みの「ルクセンブルク」としているようです(ドイツ語の場合、―burg、―bergの「g」はカタカナで「ク」と表記するのが原則となっています)。もっとも、時々「ルクセンブルグ」としている時もあるので、要望に応じて柔軟に対応しているのかもしれません(あるいは、統一表記の確認をしていないかですが……)。
ついでに日本の外務省のサイトを調べてみると、「ルクセンブルク」と「ルクセンブルグ」が混在していました(笑)。
果たしてどちらがいいのか……。
ルクセンブルグ大使館の日本語サイトを再度調べていたら、ありました♪
「よくあるご質問」コーナーに謎を解くカギが。
歴史的な背景があるようです。
興味がある方はどうぞ↓
http://www.luxembourg.or.jp/faq/index.cgi?mode=view&code=15
最後の「日本でのカタカナの役割からするとすっきりしない部分もありますが、他国で様々な発音をされることに慣れている彼らは気にしておりません」という一文に寛容さがうかがえます。
余談ですが、数年前にルクセンブルクの皇太子が来日した時に驚いたことがあります。空港で皇太子は、自分の手でカバンを持って到着ロビーにさっそうと現れたのです。
ビジネスマンのようでした。というかビジネスマンにしか見えなかった……。
日本の社長でも普通は秘書がカバンを持つというのに……。
もちろん、好感度アップです。
お上品なストーンズ [音楽]
買ったままの本、DVD、CDが山積み。
なんとか消化しなければ……。
しばらくは買うのを控えよう。
(↑と思いつつ、つい買ってしまう……ああ)
今夜は「The Rolling Stones Project」を開封。
02-03年のワールドツアーに参加したサックス/キーボード奏者のTim Riesがジャズ風にアレンジし、メンバーをはじめ豪華なゲストを投入したカヴァー・アルバム。ストーンズからは、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッドが参加。5曲目「Wild Horses」のヴォーカルはNorah Jonesが務めています。お上品です。
とても素敵なアルバムです。
しかし……。
やはり本家本元のローリング・ストーンズを聴きたくなります。
ストーンズといえば思い出します。
1990年の初来日コンサート。
観に行きました、東京ドーム。
ステージ上に、あのミックが、キースがいる。
もう、それだけでよかった。
観客は大熱狂でした。
(80年代後半のミックとキースの仲は最悪で、解散も心配されていた)
あの時は「日本での公演は最初で最後かもしれない」という思いもあり、余計に盛り上がったのかもしれません。ところが、その後何回も来日するとは……(ビル・ワイマンがいた、という点では最初で最後だったが)。
そして彼ら、まだまだ現役。
すごいです。
若貴に観てほしい映画 [映画]
なぜ許し合えないのだろう。
兄弟なのに……。
いや、兄弟だからこそ、か……。
一連の若貴兄弟の確執騒動。
当人にしか分からない感情があるんだろうなー。
2人それぞれに。
そんな若貴にも観ていただきたい映画(←余計なお世話)。
「アンナとロッテ」(2002年 オランダ・ルクセンブルク映画)。
両親の死で離れ離れになった幼い双子の姉妹。
ロッテはオランダの裕福な家庭に。アンナはドイツの農家に。
離れていてもお互いのことを思い合う。届かない手紙を書き続ける。
そして、やっとのことで感動的な再会を果たす。
ところが……。
欧州ではナチスが台頭。
2人の人生は戦争という時代の波に翻弄されることになる。
「ユダヤ人?」
アンナがロッテの婚約者の写真を見て何気なく発した一言。
これがなければ、2人はずっと仲良くいられたのかもしれない。
その後、ある悲劇が起こり、ロッテはアンナに「私の人生から消えて!」と叫ぶ。アンナが何かをしたというわけではないのに……。
見どころは、年老いてからの再会。
数十年後にロッテに会いに行くアンナ。
それでもロッテは口をきこうともしない。
そして2人は森のなかへ……。
機会があれば、ぜひとも観ていただきたい深い作品です。
クール・ビズ狂想曲 [news&topics]
クール・ビズで世間は騒がしい。
着こなしを問われる政治家らには少し同情する。
(でも、買ったばかりのシャツの「たたみジワ」には気をつけよう)
一連の騒動(?)を眺めていて思い出したこと。
官民挙げての「カジュアル・フライデー」導入である。
数年前、同じように大騒ぎだった。
何を着ていいのか悩み、そして駆け込みショッピング。スーツを着たい人も強制的にカジュアルな服を着なければいけない雰囲気だった。
そのカジュアル・フライデー導入当時、某自治体では職員にカジュアル・ルックを指導するため、ファッション・プロデューサーの大御所を招いて庁内で講習会を開いた。もちろん、税金でである。もちろん、職員だけのために。もちろん、就業時間中に。地域経済の活性化という理由も用意して。一般人も参加できる啓発イベントでもないのに……。デパート各社の衣料担当者をよんでくれば、お金もかからないだろうに……。
今回のクール・ビズでは、某外郭団体がハンドブックを作成して配布しているが、クール・ビズが掲げる地球温暖化防止・省エネという観点からは「ん?」と疑問を感じてしまう。そんな余計な印刷物をつくってどうする? ノーネクタイの着こなしについては、カジュアル・フライデーの時に学んでいないのか?
盛り上げるために必死なのは分かるが……(それにしても……)。
まあ、いずれにしても、一時的な経済効果はあるようだ。
たたみジワ(笑)でそれを感じます。
皆さん、やはり最初のうちは気合を入れて新品を購入するみたいですね。
カジュアル・フライデーについては、いつの間にか誰も口にしなくなった。
定着したのか、忘れてしまったのか(おそらく後者だろう)。
クール・ビズ、来夏はどうなっている?
今宵はコメディ三昧 [コメディ]
じめじめ [音楽]
私の夢 [スコッチ]
飛行機の中とかで一気に深い眠りにつきたい時。
私はスコッチウイスキーをそのまま1ショットいただく。
もちろん、氷も水もなしで。
スコッチは瞬間的に酔うが、かくっと眠りに落ちて目が覚めた時に体にアルコールが残らない。
実はスコッチが大好きで、スコットランドの蒸留所を全部順番に巡るのが夢である。お遍路のように。立ち寄った証明として、各蒸留所の名前&マーク入りショットグラスを買い求めながら。
ただ、ここで問題になるのが移動手段。自動車で順番に訪れるとなると、自分で運転した場合は蒸留所で試飲できないことになる。それでは意味がない。蒸留所ならではの味と香りを楽しみたいのだから。誰かを運転手にとなると、そんな酔狂な旅に付き合う人間は皆無だろう。もし付き合える人間だった場合、やはり試飲せずにはいられないだろう。
だからといってタクシーで巡るというのも味気ない。
ああ、何かいい手はないものか。
しかし、叶いそうもないからこそ、夢。
きょうのタイトル、小学校の作文みたいですね。
こんなこと書いたら即、親呼び出しだろうなー。
ちょっと人から「夢は何ですか」と尋ねられたもので。
もう少し、まっとうな「夢」を用意しておかねば……。
狂ったカエル [音楽]
でも、まだ聴いたことがない。一度聴いてみたい。
そんな方に。
↓今なら、BBCラジオ番組「Radio 1's Chart Show with JK & Joel 」の冒頭で聴けます。
http://www.bbc.co.uk/radio/
↑ここにアクセスし、Radio 1の「Listen to Radio 1」をクリック。→そうすると別窓が出てくるので、MOST POPULAR SHOWSのリストにある「Radio 1's Chart Show with JK & Joel 」をクリック。→すると番組が始まります。
聴いているこちらが狂いそうです。
DJの突っ込み(文字通り)に拍手&爆笑。
これは5日に放送されたもので、13日ぐらいまでは更新されません(毎週日曜夕方の3時間番組です)。おそらく、来週以降もチャートに入っていると思うので、当分はこの番組で「クレイジー・フロッグ」を聴けるでしょう。聴きたければ、ですが。
さて、フロッグと聞くと思い出してしまうこと。
それは、2001年秋の参議院予算委員会での小泉首相の答弁。
当時のアーミテージ国務副長官が米同時多発テロ直後の9月15日、国務省を訪れた柳井俊二駐米大使と会談した際に日本の対米支援について「ショー・ザ・フラッグ」と言ったとかで、その解釈も含めて結構もめていた時期のこと。
小泉首相は「ショー・ザ・フラッグ」と言うべきところを「ショー・ザ・フロッグ」と答弁。
カエルを見せろ!?
聞いた瞬間、この微妙な問題を笑いに昇華させてしまう大胆不敵な手法に、すごい答弁を用意したものだと思いましたが、単なる言い間違いだったようです。小泉首相、すぐに自分でも気がついて「フロッグじゃない、フロッグじゃない、カエルじゃなくて旗、フラッグね」。
ちなみに、このとき質問に立ったのは大橋巨泉氏。懐かしい……。世間的にはなんとなく、なかったことにされているような……。どちらも(笑)。
それにしてもColdplayに同情します……。
♪In my place, in m~y place♪
このデジカメに決めた! [digital]
昨日4日に発売された「Panasonic DMC-FX8-S LUMIX」
新しいデジタルカメラを買うのにどの機種にしようかずっと迷っていましたが(迷いすぎ)、これに決めました。また迷いそうなので、今ブログで購入宣言をしておきます(笑)。
アマゾンで見てみると3万9800円(10%還元)と安い。大型家電量販店では4万5000円くらいだったので、アマゾンで買ってしまおうかと思いましたが、配達過程での扱い・衝撃などが気になり、デジタル機器やIT技術に詳しい知人に相談。
すると、「近いんだから、店頭に行って買いなさい」とのアドバイスが。
量販店では表示価格が5000円くらい高いが、ポイントカードでの還元があるので、実質的にはあまり違いはないそうだ。
「メモリーカードも買わなくてはいけません。その還元されたポイントでメモリーカードを買うのが正しい買い方です」(こんな感じの助言でした)
なるほどねー。サンクスです。
きょう、さっそく買ってきます。
実は2か月前から機種選びで迷っていました。↓
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-04-02
周囲からは「やはり結局は、もともとカメラメーカーのデジタルカメラがいい。歴史も技術の蓄積も違う」との意見もありましたが、私がこのパナソニックの「FX8」に決めた決定的な理由は以下の通りです。
手ブレ補正機能で大ヒットした前機種の「FX7」に心は傾いていたのですが、「バッテリーの消耗が激しい」というユーザーの間での指摘を聞いて躊躇していました。撮ろうと思ったのにバッテリー切れで動かない、なんて一番避けたいので。バッテリーのことを考えながら撮影するのもなんだか嫌だし。
↓
それがモデルチェンジした「FX8」は、「従来製品FX7比2・5倍の電池寿命」に改善されていました。
ユーザーの不満の声を聞き入れ、問題点を克服した新機種をきちんと市場に出したパナソニックの技術者の志と努力に心を動かされました。バッテリー以外の問題についても一定の改善を図ったようです。その心意気がうれしいではありませんか。
期待の動物映画 [映画]
今夏・秋に公開される期待の〝動物〟映画。
まずは、「A LETTER TO TRUE」(秋に公開予定)
監督は、世界的に有名な写真家であるブルース・ウェーバー氏。
彼の写真が好きな人、犬が好きな人にはたまらないのではないでしょうか。
楽しみ♪わくわく♪
(公式サイトより↓)
「『レッツ・ゲット・ロスト』などの映画作品の監督としても知られるブルース・ウェーバー。9月11日の悲劇を体験した彼が、愛犬TRUEへのパーソナルな手紙の形で、あふれ出る思いを綴った美しく、気高いシネマ・エッセイ」
そして本命は、7月公開予定の「皇帝ペンギン」
フランスで「ディープ・ブルー」の10倍以上の大ヒット、なんて言われると期待せずにはいられません。夏に見るのも、涼しそうでいいなー。日本でも大ヒットするのではないでしょうか。
(公式サイトより↓)
「2005年1月、フランスで公開されると、またたく間に『WATARIDORI』『ディープ・ブルー』の10倍以上の大ヒットを記録し、ヨーロッパ全土を驚きと感動で包み込みました。動物行動学の研究者でもあるリュック・ジャケ監督は、たった3人の仲間と南極で8880時間かけ、今まで誰も観たことのない南極の壮大な自然のスペクタルと、単なるドキュメンタリーを越えた、皇帝ペンギンの親と子のあたたかな物語を創り上げました」
どちらも根底にあるテーマは「愛」のようです。
私はITオンチ♪
完全にモブログの使い方を誤っています。なぜこんなに意地になって毎日更新しているのか、自分でも不思議です(笑)。
写真を付けてblogにアップしたいところですが、どうすればよいのか分かりません(泣)。そう、私はITオンチ♪。くやしいので、「携帯電話にカメラを付けようって言い出した人間は、ダイナマイトを発明したノーベルに匹敵すると思います」と、話題をすり替えてしまいます。
ところで最近、so-netのblogが調子悪いようです。エラーばかり出るし、なかなか更新できないこともしばしば。私のせい?
若き天才ジャズ・ピアニスト [音楽]
「Eldar」 Eldar Djangirov
聞こうと思いながらも、放置していたCDを開封してみた。
エルダー・ジャンギロフ。
18歳の天才ジャズ・ピアニストだそうだ。
旧ソ連のキルギス共和国生まれ。
「Eldar」はメジャー・デビューアルバムになる。
あのビリー・テイラーが初めてエルダーに会って演奏を聴いたのは、彼が11歳の時。ビリー・テイラーはライナーノーツでこう書いている。
「彼の演奏に対する私の第一印象は、まるでビル・エヴァンスとオスカー・ピーターソンを掛け合わせたようだ、というものだった」
わずか11歳で、「真っ当な〝ジャズ〟を演奏していたのだ」(ビリー・テイラー)という。
天才には「伝説」がつきものである。
ライナーノーツによると、ピアノを弾き始めたのは3歳から。
彼の才能に父親が気付いたのは5歳の時。
ジャズ好きの父親が聴いていたレコードから音を拾い、一音と違わずに再現していたそうだ。
↓
本格的にピアノを習い始める。
↓
当初はクラシックのトレーニング。
↓
オスカー・ピーターソンとビル・エヴァンスのピアノ・ソロ譜をもらってからは、ジャズに傾倒。
↓
9歳の時に出演したロシアのジャズ・フェスティバルでNYのジャズ愛好家、チャールズ・マックウォーター氏に見いだされ、米国に呼び寄せられる。
↓
以下、略(書ききれません……)
今、聴いている。
上手いなー。超絶技巧なのに安心して聴ける。
でも若さゆえの危うさがほしいなー(←暴言? わがまま?)
携帯電話を持たない人 [雑感]
携帯電話を持たない人。
今年に入って、何回かそういう方々と待ち合わせをした。
おそらく、ポリシーとして携帯電話を持たないのだろう。
意外な人が持っていなかったりする。
待ち合わせ場所に行くまでに、「もし、いなかったらどうしよう」と一度は必ず考える。前日の晩は念のため、待ち合わせ場所と時間を再確認する電話をかけたり、かかってきたりする。
私は携帯電話を持っているので、その番号をあらためて伝える。
まずはこれで問題ない。
先方は「念のため」と、自宅の電話番号を再度教えてくれる。
待ち合わせ場所の電話番号も併せて。
それでも、こう聞かずにはいられない。
「もし、何かあった場合はどうしましょうか?」
ある方は笑いながら、こうおっしゃった。
「生きている限り、交通事故にでも遭わない限り、必ず行きますよ」
ただの待ち合わせだ。
しかし、携帯電話で連絡を取り合えないからこその緊張感が生まれる。
無事に会えるまでは、やはり心が落ち着かない。
思えば十数年前までは、こうしたことが日常だった。
携帯電話から受ける恩恵は計り知れない。
携帯電話なしの生活にはもう戻れない。
ただ、そんな時代がちょっと懐かしくなった。
今の子供は用事がある時、会社にいる親の携帯電話に連絡を入れる。
私の時代は違った。
日中、用事がある時は、母親もしくは父親の会社に電話をかけなければいけなかった。たいした用事でもないことがほとんどだったが(あのお菓子を買ってきてほしい、とか。小学生のころは買い食いははしたないと教え込まれていた)。
でも、小学生にとってはドキドキするシチュエーションだった。
「ほかの人が電話に出たらどうしよう……」なんて緊張しながら、受話器の向こうで響く呼び出し音を聞いていたものだ。
もちろん、ほかの大人が出れば、幼いながらも一生懸命に敬語を使って。
子供はこうした状況から、知らず知らずのうちに社会性というものを身につけていったような気がする。
今の子供はそんな機会を失っている。
幸か不幸かと問われれば、私は不幸なことだと答えるだろう。
たまには「携帯電話を使わない日」というのがあってもいいのかも。
それはちょっとしたドラマを生むかもしれない。
少なくともドキドキ感は生まれる。
私は携帯電話が出てこない小説、映画が好きだ。
今の時代には不自然なことかもしれないけれど。