エレベーターにみる国民性 [旅]
もしもエレベーターに「閉」ボタンがなかったら……。
イライラします(笑)。
もし日本人ならば、おそらく。
あるんですよねー、「閉」ボタンのないエレベーター。
↓これは欧州で最も広大な書店のエレベーター(リフト)です@ロンドン。
シンプルです。「閉」ボタンがありません。
「開」ボタンは一番下にあります。
上部で光っている部分にあるのが「非常用」ボタン。
(この書店は約7年前にオープン)
↓これも昨秋、ロンドン中心街の建物にて撮影。
やはり「閉」ボタンがありません。
↓下の部分をアップしてみましょう。
「開」ボタンの横にあるのは、「非常用」ボタン。
(ちなみに「G」は1階、「LG」は地下1階です)
日本人って、エレベーターに乗ったら、もう誰も乗ってこないと判断するとすぐに「閉」ボタンを押しません?私はそうです。乗ってから自然にドアが閉まるまで5、6秒もじっと待っていない。私が押さなくても誰かが押す。急いでいなくても、待てないんですよねー。
乗ったら「閉」ボタンを押すのが習慣化しているわけです。
時間に対してせっかちなのかな?日本人は。
それで話は戻りますが、たまーに海外でこういうエレベーターに乗ってもすぐに「閉」ボタンを押そうとしてしまうのです。ところが、上記のアップ写真を見ていただくと気がつくと思いますが、「閉」ボタンの横は「非常用」ボタンなのです。
もう何度、この「非常用」ボタンを押しそうになったことか(汗)。
反射的に「閉」ボタンだと思って押すと、とんでもないことになります。
日本人は要注意です(いやマジで)。
「開」ボタンの横は「閉」ボタンが必ずあるという日本で生活していると、こういうエレベーターはちょっとしたカルチャーショックです。「やはり我々日本人は何事も急ぎすぎなのだろうか」と。
慣れるまでは、ぼうっと立ったまま数秒間待つのにイライラしてしまいます。電車が遅れるのが当たり前という国だと、その数秒間が気にならないのでしょうか……。
エレベーターにも、ちょっとした国民性の違いを感じてしまいました。
でも、日本でも「閉」ボタンのないエレベーターに乗ったことがあるかも。ううっ、よく憶えていないが。もしあったとしても、日本では超少数派でしょうね。
米国ではどっちなのだろう?(←なんと入国したことがありません!)。
普通、最初に行き先階のボタンを押さないか?
by 通りがかり (2006-06-10 21:18)
>通りがかりさま
おっしゃるとおりでございます。
まずは行き先階のボタン、次に「閉」ボタンです。
私の場合、考えごとをしていたりして「閉」ボタンだけ押し、行き先階を押し忘れるときがたまにあり(笑)、スピーカーから「行き先階のボタンを押して下さい」とアナウンスされてビックリすることも……。
by はるちー (2006-06-10 23:17)