バンソウコウ王子の心理 [雑感]
参院選での歴史的な自民党惨敗の戦犯・バンソウコウ王子ではありませんが(笑)、私も過日、顔のトラブルで病院へ行ってきました。
部分的に赤く腫れたり、皮膚の質感に違和感が。
そのうち治ると思って、ずっと放置していたが一向によくならない。
そのうち、首の部分までおかしくなってきた。
原因がわからなかったので、とりあえず皮膚科へ。
肌は人より丈夫なので何か内臓系のトラブルかなと思いながらも……。
皮膚科に行くなんて、十数年ぶり。人生においても多分2回目ぐらい。
結局、ただの肌のトラブルだったので、ほっとしました。
乾燥や疲れなどから肌が弱っているとよくあることらしい。
アレルギーの心配はないとのこと。
血液検査もする必要なし。
塗り薬と飲み薬の処方箋を出してもらえました。
いやー、この塗り薬というのは効果絶大。
外用副腎皮質ホルモン剤の軟膏と、乾燥を防いで肌を守る「プロペト」。
1、2日で赤みも治まり、4、5日で肌の質感も戻りました。
この2つの塗り薬を薬局で渡されるとき、いろいろ注意点を言われました。どちらも紫外線がよくない、とのこと。なので、夜にぬりぬりしていました。
で、赤城農相の話に戻りますが、
自分の肌荒れの経験から、ちょっと分析をしてみました(笑)。
私の場合、顔が赤く腫れようが何しようが、その上をガーゼや絆創膏で隠すという発想はまったくありませんでした。みっともない顔をしていましたが、隠そうとは思いもしなかった。自分で言うのも何ですが、実に堂々としていましたよ。
第一、この季節に肌トラブルを覆うなんて、さらに悪化させる原因になると思う。
一方、赤城農相はガーゼや絆創膏で「隠す」という行動をとりました。
やはり、この人は都合の悪いことについては「隠す」ことをすぐに思いつき、問題から人目をそらそうとする習性があるのではないでしょうか。たかが肌のトラブル一つとっても隠しますからね~。「隠す」という発想が真っ先にくる人なのだと思う。
ただし、いつも逆効果……。
国際郵便でこんなものが届きました [news&topics]
ちょっと前ですが、英ガーディアン紙からわざわざこんな郵便が届きました。
封筒を開けてみると……。
ん?新聞だ。そういえば以前にも同社から同じような定期購読を勧める新聞付きのダイレクトメールが届いていたなあ……。
どれどれ、せっかくだからとページをめくると……。
えっ? なにこれ? 記事がないっ。
ポストイットかと思いきや、
「Are you missing something?」と、印刷されています。
うん、うん、記事がないよー。
次のページをめくると……。
真っ白です(笑)。このような白紙のページが14、15枚続きます。
「うわー、資源のムダっ」と思う人もいるでしょう。
ガーディアン紙って環境保護についてはそれはもう熱心な新聞です。
私も「どうしたんだろう?」と思っていたところ、
最後のページにフォローがありました(笑)。
簡単に短くまとめると、
「この白紙の号をムダにしないで。
スケッチやスクラップブックなどに使ってね。
紙の使い道はいろいろあります。
ウガンダのある読者は、トイレットペーパーがなくなった緊急時に便利!と提案してましたよ~。必要なのは想像力……」
想像力の乏しい私は、なかなか思いつかないけれど、
これ、ものすごいアイデアで紙を再利用して同紙に報告すれば、次から「日本人はこんな再利用していたぞ!」と書かれたりして。どなたか挑戦してみてください。
ちなみに、このダイレクトメールの目的は、ガーディアン紙が全世界を対象に発行している週刊の新聞「The Guardian Weekly」(48ページ)の定期購読の勧誘。申し込めば4週間分が無料に。無料分を読んでみて気に入らなければ、キャンセルすればいいし、お金も全額払い戻してくれるそうです。
見逃したことは無料の4つの号で見つけてね~、と書かれた手紙もついていました。
なかなかのアイデアです。
以前は実際に発行されている新聞がサンプルとして送られてきたけれど、インパクトは今回のほうがはるかに大きいです。
弱点 [雑感]
こういうこと書くと大顰蹙なのですが……。
防災グッズの話をしていて思い出したこと。
……実は私、マッチやライターで火をつけることができません。
あー、書いてしまった。恥ずかしいー。
怖くてダメなんですよねー。熱そうだし。やけどしそうで。
なので持ち手と火が離れているチャッカマンが必要になります。
ったく、いまどきの子供は……と思われた方、
いいえ、いい年した大人です(笑)。
さすがにマッチで火をつけることができないのはマズい、と思うのですが、マッチ棒をうまくこすることができません。火がなかなかつかないんですよね。ライターも同様。
もう緊張して心臓もドキドキしますし。
日常生活ではせいぜいキャンドルに火をつけるときぐらいですが、やはりチャッカマンが必要になります。
でも、私みたいな人いますよね?ね? 仲間募集中(笑)。
子供のころ、授業でアルコールランプに火をつけるという作業がありましたが、もちろん人任せ。キャンプで種火をつくるのも人任せ。花火で火をつけるのも人任せ。そういう子供のころからの過去のツケが回り、いま恥ずかしい思いをしています……。
プーチン、こわっ [news&topics]
プーチン大統領、こわっ。
すごいな~(いろいろな意味で)。
「英国の連中は脳を入れ替える必要がある」。ロシアのプーチン大統領は24日、外交官の追放合戦などで関係が悪化している英国の政府幹部らを激しく批判した。 (朝日新聞より) 記事→『ロシア大統領、「英国は脳入れ替える必要」 激しく批判』
他国民の脳を否定ですよ~(笑)。
外交ゲームというより、レベルの低い悪口というか。
悪口合戦に発展?
ここはぜひ、英国人のユーモアとジョークでかわしてほしいところ。
(でも、火に油か?)
シュレーディンガーの猫 [雑感]
猫は生きているのか? 死んでいるのか?
柏崎刈羽原発で6号機の原子炉建屋内にある天井クレーンが損傷し、使用できない状態であることが昨日明らかに。修復の見通しはたたないらしい。クレーンが動かなければ格納容器のフタを開けないので、炉心の点検作業と安全確認が大幅に遅れるようです。
原子炉は生きているのか? 死んでいるのか?
思いたくはないが、原子炉内も破損しているのではないだろうか……。
「炉内が損傷していない」とはまだ確認されていません。
箱のフタを開けて観察する瞬間まで生死は決まっていないという「シュレーディンガーの猫」をふと思い出しました。フタを開けた瞬間に猫の生死は決まる。
クレーンが直らない限り、フタを開けることはできません。
フタを開けるまでは猫は生きている論理で通すしかないんでしょうね。
まあ、大丈夫だと思いますが……。
6号機以外も気になりますよね。
それはそれとして。
次から次へとショッキングな被害状況が明らかになっていますが、
参院選後、これまで以上に不安になるような重大な発表が東電から出ないように祈るばかりです。
にゃんこ、無事でいてください。
遅れるYouTubeの活用 [news&topics]
英米ではすでに政治におけるYouTubeの活用が当たり前になっています。
米大統領選に向けて米民主党の8候補による討論会がYouTubeとCNNの主催で開かれ、話題に。
共和党候補の討論会は9月17日に同じような形で開催されるそうです。
日本はこの分野では遅れていますね。
まあ、日本で導入するにはいくつもの問題があるのは分かりますが……。
↓過去の関連日記です。
「政治家、選挙でYouTubeを活用」(07年3月2日付)
3日間、自力で生きる方法 [雑感]
もし東京で壊滅的な大地震が起きたら……。
人口の多さから、すべての人がすぐに避難所に入れるとは限らないでしょう。
3日間は自力で生きる方法、手段を考えておかないと。
やはり非常時のための備蓄をしておかないといけないですよね。
自分で非常袋(非常キャリーケース)を作っておこうと思う今日このごろ。
ミネラルウォーターはもちろん数本入れておかなければ。
チョコレートやカロリーメイトなど非常食も必要ですね。
タオル、ブランケットも。
とにかくお菓子もいっぱい入れておこう。のど飴も忘れずに。
果物の缶詰も欲しいところ。パイナップルや桃の缶詰にしよう。
それからラジオ。懐中電灯と電池。チャッカマン。キャンドル。
救急セット。鎮痛剤。ウェットティッシュ。トイレットペーパー。
ここでふと思ったのだが、何か本も持っていきたい。
こういうときにどの本を持っていこうか結構悩みます。
ただ今、選定中。
あとはコーヒーが飲みたくなると思うので、
キャンプ用のお湯を沸かす装置とマグカップ。
できればテントも持っていきたい。
寝袋も必要かな。
とりあえずキャンプ・グッズを揃えておけばいいかな。
うーん、他には何が必要かな?
どうなる柏崎刈羽原発 [雑感]
当初、「フタが開いたドラム缶は2、3本」という東電の発表を聞いて、多くの人が「嘘だろっ、もっと多いだろっ」と突っ込んだと思います。本当に2、3本程度ならば、「2本」とか「3本」とか本数を特定できるはずなのだから……。
案の定、訂正に次ぐ訂正。
今朝の新聞の低レベル放射性物質を含むドラム缶ゴロゴロ写真はショッキングでしたよね。
もう10年以上前ですが、建設中の柏崎刈羽原子力発電所「7号機」の建屋内部に入れてもらったことがあります。建設中ですからもちろん放射性物質の心配もなく、本物の原子炉に触れてのぞきこむこともできました。
建屋内をいろいろと見せてもらったのですが、「コンクリート壁もこ~んなに厚いので大きな地震にも耐えられます」ということをやたら強調していたことを憶えています。阪神大震災の後でしたが、耐震性については自信満々。私も素直に大丈夫なんだろうと信じていました。
原発は立地選定から建設、運転開始まで、それこそ気の遠くなるほどの各種調査、検討、申請、許可、審議会、審査などなどが繰り返されます。もちろん第三者機関も入ってです。営業運転開始後も年に何回も定期的に第三者の学識経験者らも出席しての協議会などが開かれています。
それでもこれまで今回の問題点が明らかにならなかったわけで……。
ほかの原発は大丈夫なのか??というのが一般人の率直な不安でしょう。
柏崎刈羽原発はどうなるんでしょうか。
再開するにしても相当な時間がかかるでしょう。
内部も相当なダメージを受けていることが想像できます。
何より安全性が確認されない限り、再開は無理です。
英 VS 露 [news&topics]
おもしろいと言ってはいけないけれど……。
英国とロシアの外交官追放合戦がすごいことになっていますね~。
真っ向から激しく対立。この先、どうなるのでしょうか。
ブラウン政権、予想以上に頑張っています。
組閣の目玉だったデビッド・ミリバンド外相も。
この外相、41歳ですよ!41歳!
(ちなみにミリバンド外相の弟も37歳にして内閣府担当相に入閣しています)。
先手は英国。これにロシアが報復。
今のところ英、露、お互い4人の外交官をそれぞれ国外退去処分にしていますが、果たして何人までいくのでしょうか?
それとも、そろそろ落としどころを決めるのでしょうか。注目です。
過去には、英国が旧ソ連関係者ら105人をスパイ容疑で国外退去処分、これに対して旧ソ連は英国の大使館員18人を追放しています(1971年)。
どうなる「英 VS 露」。
21世紀の「冷戦」時代の幕開けにならないことを祈りますが……。
なんとなく、昔の「007」をちょっと観たくなっています(笑)。
一度やってみたいこと [雑感]
生まれてきてからこれまで経験したことがなく、
一度やってみたいこと。それは……、
立ち食いそば屋に行ってみたい!
できれば駅構内の。
一度でいいから食べてみたいなあ。
どんな世界が待っているのだろう?
これはすごかった! [音楽]
昨日の日記に書いたプロムスの初日。
初日はBBC交響楽団が担当です。
私はクラシックには詳しくないけれど、
「第九」が圧巻だった。
ネット・ラジオで聴いたが、これはすごかった。
特に後半から終盤。
ずっとBGMがわりにパソコンで流していたが、
この部分についてはぐぐーっと引き込まれてしまった。
合唱がこれまた迫力満点。
こんなのをあのホールで聴いたら鳥肌ものだと思う。
と、素人ながらブログに書いてしまうほどの素晴らしい演奏だった。
初日公演の後、現場の女性解説者が「ファンタスティック!」「ワンダフル!」と繰り返していた。「これまで幾度も聴いてきたけれど、わが人生においてこれは最高!」というようなことを興奮気味に熱く語っていた。プロの耳でもそうなのだから、昨日の「第九」は歴史に残る演奏だったのかもしれない。
ラジオでは13日から1週間限りでいつでも聴くことができるので、台風の影響で自宅にこもっている方々、お時間があればぜひとも聴いてみてください。ラジオは5分、15分ごとに早送りを出来る機能もついていますので、ほかの演奏を聴かずに「第九」だけを聴くこともできます。
こういうのをダウンロードして保存したいけれど、さすがにMP3用のサービスは用意されていません。これから1週間しか聴けないのが残念です。
今回の「第九」、もしiTunes Music Storeで販売してくれたら買うのになあ……。
【追記】
いま、パソコンにイヤホンをつなげて再度聴いてみましたが、イヤホンで聴くと臨場感、迫力が増しますね。
プロムスが始まる! [音楽]
プロレスではありません。プロムスです。
夏の風物詩でもある世界最大のクラシック音楽祭@ロイヤル・アルバート・ホール
きょう13日(現地時間)から始まります!(~9月8日まで)。
ありがたいことに、遠く離れた日本でもネット・ラジオ(BBC Radio 3)で世界一流のライブを聴けるだけでなく、下記の公式ホームページで好きなときに再度、各公演すべての収録を聴くことができます。↓ 超おすすめ!
http://www.bbc.co.uk/proms/2007/whatson/week1.shtml
各公演はライブ放送後の7日間、このホームページの各「リッスン オンライン」をクリックすれば聴けます。とても見やすく使いやすいサイトはさすがBBC。こういうのは日本ではありえないサービスですよね。音楽は誰のものなのか、と考えさせられます。
最高に盛り上がる最終日、
パソコンの前で一緒に「蛍の光」を歌うのもいいかもしれません(笑)。
もし期間中、現地を旅行されることがあるならば、プロムスにぜひとも足を運んでみてください。最高です。とにかく熱気がすごい。ロイヤル・アルバート・ホールに響きわたる楽団員や観客らが一斉にドンドン足を踏み鳴らす音と振動も感動的です。クラシックなんだけど、会場の雰囲気はロック!です。
指定席は売り切れていると思いますが、1階アリーナ部分やギャラリー席などの立ち見席が当日券としてたくさん売られていますので(しかも激安!)、人気のある世界的な演奏者の場合は確実に観たいならば数時間前から並ぶ必要があるかもしれませんが(最終日は特別で、徹夜組もいるとか)、だいたいは開場前に1~2時間並べば入場できると思います。ふらりと散歩感覚で出向いてみてはいかがでしょうか。立見席はそれぞれが自由に楽しめる雰囲気です。
でも結構、長時間の立ち見は体力を使います(笑)。
クラシカル・ミュージックといえば、ここ日本では現在、サントリーホールが4月から約5か月間の改修工事に入っていますね。リニューアルオープンまであと50日。
改修工事後の今秋、サントリーホールだけでなく、欧州からの有名楽団の来日公演が目白押しらしいです。
ライフ イズ コメディ! [映画]
先日紹介した「パイレーツ・オブ・カリビアン」でバルボッサ役を演じているジェフリー・ラッシュの主演作です。ジェフリー・ラッシュはやはりすごいなーと再確認すること間違いなし。
邦題は「ライフ イズ コメディ!」となっていますが、決してそうではないピーター・セラーズの波乱万丈な人生を描いた作品。コメディ(「ピンクパンサー」シリーズ)から逃れたくて苦悩、抵抗する姿には、決して「ライフ イズ コメディ!」ではないことがうかがえます。
ただし、ピーター・セラーズの映画を観たことのない人には、ジェフリー・ラッシュがどれだけピーター・セラーズの演技に激しく似ているかはよく伝わらないかもしれません。もう、そっくり!です。
ところで、この映画。
日本の映画館でお金を払って観たという人は多くはないのではないでしょうか?
というのは、上映された六本木のTOHOシネマズでは、なんと、1週間で打ち切り……だったのです。私は運良く上映中に観に行ったのですが、確かにガラガラでした。
「映画が大好き、という人は日本にはこんなに多いのに、どーいうことー?」と思いましたよ~。おそらく、観に行こうと思っていたらいつの間にか早々に打ち切られていたという人も多かったのではないでしょうか。いい映画でも早めに観てあげないとこういう目に遭うこともある、ということを知った作品です。
人を泣かせるより、笑わせるほうが難しいとよく言われますが……。
この映画にはところどころにホロリとくるシーンがあるのですが、あと1秒このままそのシーンが続けば涙が出そうな瞬間、「笑い」に転じる手法がとられていると思います。そのタイミングは見事なものでした。
それにしても。この映画を観終わって、ピーター・セラーズには「チャンス」でオスカーをあげてほしかったとあらためてつくづく思いました。
過去の関連日記です。↓
「being there」(05年5月29日付)
Beautiful Liar? [音楽]
「パイレーツ・オブ・カリビアン3」を観る [映画]
「パイレーツ・オブ・カリビアン3 ワールド・エンド」を観た。
(ここから先はファンの人やこれから観に行く人は読まないでねー)。
なんだかカオスな映画でした。しかも長すぎ。
途中、周囲の人々が相次いで離脱しているしー。
う、裏切り者~(いや、知らない人たちだけど、気持ちはよく分かる)。
観ながら、私ってすっごく頭悪い?と悩んでしまいました。
いちおう「1」「2」を観ているのに……。
わからないこと、思い出せないこともありすぎて話についていけない。
「3」だけを観た人は何が何だか分からないと思う。
まず、誰がどの船に乗っているかが混乱してわからなくなる。
途中で戦いのシーンを停止して、「さあ、いま戦いの場となっている船はどの船で、誰が船長(指揮官)で誰が乗っているでしょうか?」というクイズを出されたら、まず間違える自信がある。はい、頭悪いです。
それからジャック・スパロウがいっぱいいるのはどういう背景で?
というかスパロウは死んでいたの?生き返ったの?生きていたの?
それからそれから、カリプソのカニは何の意味??
観た人たちの間ではキース・リチャーズとサルを評価する声が多かったのですが、たしかにキース・リチャーズはよかった(ところで、キースが髪の毛に編みこんでいた装飾品のなかに日本の5円玉があったような気がしたのだが、気のせい?)。
私が評価したのは特に以下の2人の俳優。
トム・ホランダー(東インド会社のベケット卿)と、
ジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ)。
彼らはやっぱり演技がうまいなー。
トム・ホランダーの指揮官(権力者)が指揮能力を失うシーンの演技は秀逸です。どれぐらいうまいかというと、私はこのシーンを観ながら安倍首相を思い浮かべたくらい(笑)。安倍さん、頼むからこうだけはならないでくれーと思ってしまいましたもん。観る者にそんな思いを抱かせる俳優、なかなかいないです。
トム・ホランダーは「ゴスフォード・パーク」から注目している脇役中心の俳優ですが、いつか将来、オスカーを獲得するであろう実力派だと思います。
それからバルボッサ役のジェフリー・ラッシュ。
主役級の存在感でした。さすがです。
彼についてはとある主演作について、後日あらためて書きたいと思います。
ところで。
どうでもよい話ですが、ある俳優が伊武雅刀に見えて仕方がなかった……。
Live Earth [音楽]
きょうは「Live Earth」の日。
ジェネシス、見逃しました。
http://liveearth.msn.com/
お騒がせ“王子” [音楽]
ハンカチ王子やらハニカミ王子やらポッチャリ王子やら監禁王子やら(これは違うか…)、日本にはたくさんの王子がいますが、王子といえばプリンス。いま話題のプリンスといえば、本名もプリンスのこの人でしょう(日本では「殿下」の愛称で呼ばれていますが……)。
プリンスが今月下旬、新アルバムをリリース。
このアルバム、イギリスでは騒動になっているようです。
なーんと、英紙「デイリー・メール」の日曜版の付録として、この10曲収録の新アルバムを1枚まるごと付けちゃうらしいのです。向こうの新聞は昔からCDやDVDをときどき新聞の付録にする習慣があるのですが、リリースされる新アルバムをそのままカットもなしで付録にするなんて前代未聞です。
しかーも、世界での発売に先行しての無料配布(付録)。
また、プリンスのイギリス公演のチケットにも付録で付いてくるそうだ。
やはり、Sony BMGが大激怒しているらしい。
そんなことするなら売らないっ、と新アルバムを発売しない措置に出たそうだ。
つまり、イギリスでは新アルバムを入手するにはこの日の新聞を買うか、公演のチケットを買うか、どちらかの手段しかないのである(アマゾンでは買えそうですが)。
プリンスの新アルバムなんて発売すればヒットチャート間違いなしのドル箱なのに……。相当怒っているのがうかがえます。
でも、プリンス、ですから(笑)。
そういえば私が子供のころ、プリンスやマドンナが爆発的に大ブレイクしたのですが、プリンスもマドンナも本名だと知って「アメリカ人はすごい名前を子供に付けるなー」と当時は驚きましたよ。
さてさて。
その付録付き日曜紙「メール・オン・サンデー」は7月15日に売られます。
うーん、この新聞を買いたいけれど(笑)、無理ですね。
でも、イギリスではこのプリンスの新アルバムは販売されませんが、日本ではちゃんとリリースされるようです。
「メール・オン・サンデー」のサイト↓
http://www.dailymail.co.uk/prince/prince2.html
http://www.dailymail.co.uk/prince/prince3.html
あのバンドが再結成 [音楽]
偽スタバ発見! [news&topics]
まったく、あの国は……(苦笑)。
(はるちー写す)
偽スターバックスを発見。
スタバと間違えて入りそうになりました。
すぐ近くには本物のスタバがあるというのに。
しかも建物の造りまでパクっていました。
↓偽スタバのマーク。いやはや(笑)。
そして誰もいなくなった [news&topics]
この本のタイトルがふと思い浮かぶ今日このごろ(笑)。
本とは関係ない話ですが……。
内閣発足からわずか9カ月で3人の閣僚が交代。
久間章生防衛相が3日午後、原爆投下についての「しょうがない」発言で引責辞任。
4人目が出てきたりして(そういえば逃げ切った人もいたな~)。
どうなるテロ [news&topics]
ロンドンでの爆破テロ未遂事件、グラスゴー空港での炎上車両突入事件……。
なんとなくだが、もっと大きなテロ事件が起きそうな気がする。杞憂に過ぎなければいいが。
英米に旅行される方は当面、大勢が集まる典型的な繁華街、イベントなどはなるべく避けたほうがいいと思います。特に世界各国の人々が集まる場所など。
最初のロンドン繁華街での車による爆破テロ未遂事件。
ヘイマーケット通りというとピンとこない人も多いと思いますが、あの自動車が発見されたナイトクラブ「タイガー・タイガー」付近から大通りを渡った場所(「トロカデロ」という一大アミューズメント・ビル前)の歩道は、ロンドンでも一番人口密度が高い場所だと思います。特に夕方~夜~深夜は万年、日本の初詣状態のように大混雑しています。
ロンドン一の繁華街「ピカデリー・サーカス」と大スターが登場する映画のプレミア上映会場でも知られる「レスター・スクエア」を結ぶ通りで、両地区を行き交う人々で常にごった返しています。地下鉄ピカデリー線で1駅ですが、歩いても非常に近い。空気の悪い地下に行って電車を待ったりするよりも夜風を感じながら歩いたほうがいいと判断する人が多い通りです。地下鉄の初乗りは1駅でも片道約1000円(!)ですし。おそらく、英国のなかで外国人比率も最も高い場所だと思います。
今回、第一報でふと思い出したのが、2002年のバリ島爆弾テロ事件
あのときも外国人観光客が多く集まる場所が狙われました。
ナイトクラブでの自動車による爆弾テロ。
日本人も含め、202人が亡くなりました。
世界中からの観光客が犠牲になれば、世界中がテロに注目し、各国の人々を恐怖に陥れることができる。今回のテロ未遂事件の場所からもそのような意図を感じました。グラスゴー空港も世界中から人々が集まる場所です(グラスゴーは新首相に就任したブラウン氏の出身地なので狙われたと思われる)。
そういえばイラク戦争に突入する数カ月前の2002年暮れ、爆破物を積んだ車での自爆テロの手口を警戒する警報などが繰り返されていたことも思い出します。
当時は、クリスマス明けのハロッズ・デパートに爆破物を積んだ車が突っ込む可能性があるなどと報じられていました(クリスマス明けの恒例の名物セールに国内外の人々が殺到するため狙われやすいらしい)。この年はテロを警戒し、大晦日恒例の花火イベントも中止されました。
テロを避けるには多くの人々が集まる場所になるべく行かないような警戒が必要ですが、あまりにも警戒しすぎて日常生活が脅かされることになればテロを企てる犯罪者らの思うつぼ……。なかなか難しいものです。
iPhone狂騒曲 [iPod]
iPhoneが米国で発売。
現地発ニュースを見ていると、ものすごいお祭り騒ぎになっているようですね。
NYタイムズ紙のDavid Pogue氏のレビュー・ビデオがおもしろかった。
サスペンス調で始まるのだが、iPhoneの本質を的確に伝えていると思う。
視聴できます。↓
「The iPhone Challenge: Keep It Quiet」
http://video.on.nytimes.com/?fr_story=caed76f16c6132710db58210df3940afb8a3f7c8
終盤のオチがすべてを言い表しているような気がします。
iPhoneの欠点を挙げるたびに、取り囲んでいた大勢の人が「な~んだ」「じゃあ、だめじゃん」と去っていく。最後に残った人が尋ねる。
「でも……アップルのロゴ、ついているよね?」
結局、アップルのロゴかよっ(笑)。
でも、そうなんだろうなあ。
いかなる欠点も許せるアップル・ファンには買いだけれど、バッテリーを自分で取り外せない上、2年に一度は必要となるバッテリー交換ではアップル社にiPhoneを送って何日間も戻ってこないなんて、携帯電話の根本的な意味を無視しているしー(苦笑)。その間はスペアのiPhoneを貸してくれるのだろうか。
日本に登場するころにはそういった数々の欠点がクリアされるとは思いますが……。そのころにはもっとすごいテクノロジーを持った携帯電話が出てきているのかな? 日本のメーカーも頑張れー!
ところで、個人的な疑問。
iPhone、なんとなくフリーズすることもありそうな気がするのですが(心配性?)、もしiPodのようにフリーズしたらどうなるのだろう? 自分で初期化、データもリセットになるのかなあ……。