Is It Just Me or Is Everything Shit? [雑感]
本のタイトルを見た瞬間、手にとって買ってしまいました(笑)。
世の中、こう思うことって多くありません?
『Is It Just Me or Is Everything Shit?』
Alan McArthur (著), Steve Lowe (著)
世間ではもてはやされているけれど、本当にそうか?
実はダメダメでかっこ悪いことなんだぜ、という項目をA-Z順に挙げています。
「現代生活の百科事典」というサブ・タイトルがついていますが、本のメイン・タイトルどおり、ユーモアたっぷりに物事を滅多切りにした内容です。扱う分野は政治から経済、ファッション、音楽、その他諸々の流行りものや現象まで多岐にわたります。
例えば。分かりやすい例をひとつ。
【Powerpoint】
The Microsoft tool that encourages people to think and talk like fuckheads.
うーん、分かる、分かる。その感覚。
私も世の中のパワーポイント信者には辟易としています。
本人はスマートなつもりなのかもしれないけれど……。
いや、決して否定するのではないのですが、スムーズにペラペラやられるほど……分かりますよね?
まあ、こんな感じの本です。
どういう基準で項目を選んでいるのかよく分からないのですが……。
もし日本にこの手の本があったら、真っ先に入れたいなーと思うのは「セレブ」かな。いわゆる日本で言うところの「セレブ」です。
セレブとはその名前を誰もが知っている世界的な著名人であるはずが、いつのまにか普通の人たちまでが自称「セレブ」を気取っていて笑えます。
自嘲的に使うのは理解できるけれど、そんな地位にもいないのに本気で「セレブ」だと思っている人、本当のセレブが持っているものを買えば「セレブ」になれると思っている人がイタい。
そう思うのは私だけ?
Is it just me or is everything shit?
You Raise Me Up♪ [音楽]
荒川静香選手、金メダルおめでとうございます。
先ほどフジTVがエキシビションでの演技を生中継。
荒川選手が使用したのは『You Raise Me Up』。
この曲、まさに今の彼女にふさわしい。
シークレット・ガーデンの代表曲ですが、カヴァー率も高い1曲です。
ジョシュ・グローバンあたりがよく知られていますね。
荒川選手が使ったのはおそらく、アイルランドのケルティック・ウーマンのヴァージョンだと思います。
ここで他の『You Raise Me Up』ヴァージョンをご紹介。
『Face to Face』
Westlife
紹介するにも今さら感があるアイルランド出身の大物グループWestlifeですが、この最新アルバムにも収録されている『You Raise Me Up』が極めて素晴らしい。
昨秋にリリースされ、シングルチャートも全英1位、アルバムも全英1位に輝きました。
日本盤がちょうど2週間前に出たばかり。
(輸入盤にはないボーナストラックが3曲も!)
荒川効果で注目なるか?(笑)。
英国では、結婚式などのおめでたい席にも葬式にも「流したい曲」として選ばれる作品にロビー・ウィリアムスの『Angels』がよく挙げられますが、この『You Raise Me Up』もそうした曲だと思います。
エキシビションでは歌声の入った曲もOKなので華やかでいいですね。
最近、個人的に「これはエキシビションにいい曲だなあ」と感じた1曲はこれ。
『Song 4 Lovers』
Liberty X
昨年、英国でヒットした曲です(記憶が正しければ全英4位をマーク)。
曲が徐々に盛り上がり、メロディアスな部分では手拍子が出やすい。
途中はラップっぽい部分もあるが、ここのノリのよいリズムは勢いのある複雑なステップに最適。さらに、曲の長さは3分間ぐらい。
歌詞もポジティブ。欧州で人気のグループで、特に国際舞台ではウケがいいはず。
特に安藤美姫選手におすすめしたい曲です。
若い彼女のよさが活きると思います。
曲に高揚感と勢いがあり、演技を引っぱっていってくれるような気がします。
余計なお世話ですが(笑)。
【余談】
オリンピック男子シングル銀メダルのステファン・ランビール選手(スイス)。
エキシビションで使った曲はJames Bluntの『You’re Beautiful』
でも紹介もテロップも「You’re so Beautiful」
ランビール選手は昨年12月に行われたフィギュア・スケートGPファイナルのエキシビジョンでも同曲を使用。その時に放映したテレ朝も「You’re so Beautiful」と紹介&テロップ。
なぜテレ朝もフジも曲名を間違えるのか不思議だ……。
ひょっとして元々の資料が間違っているのでは?
ボーノは危険な言葉? [食べ物&飲み物]
イタリアに行ったときに「えっ、そうなの?」と驚いた話をひとつ。
イタリア語はさっぱりできないが、現地では簡単な言葉くらいは現地の言語を使いたい。とりあえず、「グラッツィエ」(ありがとう)と「ボーノ」(おいしい!)ぐらいは知っている。
で、おいしいイタリア料理をいただいたときに気をつかって「ボーノ!」「ボーノ!」と言ったところ……。
同席していた友人のイタリア人からこんな指摘が。
「ボーノは外国人が無理して使うことはないよ。発音が正しくないと、いわゆる人前で使ってはいけない言葉の意味になるんだよね。外国からの旅行者らが間違って発音したボーノがそれを意味する言葉だったとしても、我々イタリア人たちは『おいしいと言いたいのだな』と分かるので、あえて指摘はしないけれど。おいしいときはデリシャス!でいいんだよ。無理してボーノと言うのは危険(笑)。発音に自信がないならデリシャスと言っておくほうが無難」
私「その危険な『ボーノ』って、いったいどういう意味?教えて」
友人「いや、言えない……(苦笑)」
紳士な友人は最後まで決して教えてはくれなかった。
それだけに、口にすると恥ずかしい言葉なのだとよく分かる。
なんとなく想像できるのですが、うーん。
イタリア人を前にして「ボーノ」と言うときは気をつけないといけないようです。
今、イタリア語会話辞典を見てみると、「ブオーノ」というカタカナ語表記がされていましたが、ボーノではなくブオーノと言ったほうが危険度は下がるのでしょうか?
U2の「ボノ」は大丈夫なのか?(笑)。←素朴な疑問。
携帯電話は話せれば十分 [雑感]
初対面の人からいきなり「その携帯電話、古いですねー」と言われた。
別に携帯電話の話をしていたわけではない。唐突にである。
古いって言うけど、最新機種を買ってから2年ちょっとしか経っていない。
カメラも付いているし(←正直、私にはいらない)。
確かに今だmovaだけど。
私にとって携帯電話って話せれば十分な機械なのだ。
それに留守番電話とキャッチホン機能が付いていれば問題なし。
何よりちゃんと使えるのだから、新しく買う必要も今はない。
まだまだ働き者の携帯電話なのだから、そんなに驚かないで~。
Where the Streets Have No Name [映画]
今月上旬に届いていたDVD『ホテル・ルワンダ』をようやく観る。
観終わってから、U2の『Where the Streets Have No Name』のメロディーが浮かんだという方も多いのではないでしょうか。私はそうでした。
映画はまさに〝ストリート〟のシーンから始まります。
話題どおり必見の作品だと思います。
映画館へ行ける方はぜひとも映画館で観てくださーい。
それにしても主人公役のドン・チードルの演技は素晴らしかった。
(オーシャンズ11&12に出ていた俳優です)。
特別な力を持たないごく普通の人を演じるということは、実は強烈なキャラクターを演じることよりもはるかに難しいのではないかと感じました。
DVDには「A Message for Peace」と題したメイキングやドン・チードルによる解説などの特典映像が付いていました。
メイキングには映画の主人公のモデルで「アフリカのシンドラー」と呼ばれた実在の人物、ポール・ルセサバギナ氏も出演。
映画ではジャーナリズムを悲観的に描いていましたが、このポール氏がメイキングでこのように語っていました。彼の行動が広く人に知られるようになり、映画化に至った背景にはジャーナリストの力も作用したことがうかがえます。
「大虐殺の後、ミル・コリン・ホテルの話を書こうとしている多くのライターたちに会った。ミル・コリンのストーリーは私のストーリーだった。多くのブック・ライターともコンタクトした。そして私はインタビューも受け続け、数多くのジャーナリストも私に会いにやってきた。私が(ベルギーへ亡命するため)ルワンダを離れる1996年まで。ベルギーに亡命してからは何をしているか口にすることは決してなかったのに、彼らジャーナリストが追ってきた(笑)。どうやって私の電話番号や住所を割り出したのか知らないけれど、そして訪ねてくるジャーナリストたちとまた会うようになった」
過去の日記↓
「ホテル・ルワンダ」(1月26日付)
夜限定の免停って? [旅]
最初に聞いたときは耳を疑いました。
あ、私の話ではありません。私は優良ドライバーですから(笑)。
豪州でアテンドしてくださった現地の方が「実は夜限定の免停を受けまして……」と、暗くなる前に車を置きに行ったことからこのような制度があることを知りました。
えええーっ??そんなのありなのー?
それって免停の意味ないじゃない???
豪州って交通規則とかいろいろな規則が結構厳しい。
後部座席に座っている人もシートベルトを締めないと違反になるという。
「必ず締めてください」と運転手の方から注意を受けます。
そんな厳格な国なのに……。
夜だけの免停って……。
車がないとどうしようもない豪州ならではの気の利いた罰則なのでしょうか。
この方の場合、日中は運転してもいいそうです。
「こちらでは車を運転できないと仕事や生活ができないからでしょうね」だそうです。
厳格なのか鷹揚なのか……なんとも不思議な制度でした。
『パイロットの妻』 [読書]
『パイロットの妻』 アニータ・シュリーヴ(著)
新潮クレスト・ブックスで読まれた方も多いと思いますが、最近、文庫化されたようです。持ち運びに軽くてよいです。移動中におすすめ。飛行機のなかは避けたほうがいいかも(?)。
ストーリーは、飛行機墜落事故に端を発します。
突然の墜落事故でパイロットの夫を亡くした女性が主人公。
最初のほうでは女性の内面の脆さや強さなどを考えながら、後半からもっと深いテーマに突入してからは引き込まれるように、あっという間に読み終えてしまいます。
米国で280万部を突破したという小説です。
ところで。内部抗争が勃発した日本航空。
JALの社内抗争はお家芸と言われているけれど……。
今は安全対策を急ぐのが最優先なのでは?
現場の人々はうんざりでしょうね。
社員のみなさん、頑張ってください!
今回一番キレイに撮れた写真 [旅]
↑こちらは海岸沿いにあったゴルフ場。
カートなしだったら日本円で4000円くらいでプレーできます。安っ!
ポテト、肉、ポテト、肉 [旅]
豪州ではランチは軽めにこんなものをいただきました。
高さが20センチはあるハンバーガー。
ぜんぜん軽くなーい、軽くなーい(笑)。
食べても食べてもなかなか減りません。
大きくカットしたフライドポテト最高!
夜は夜でこんな食事。
ランチもディナーもフライドポテトがかなり大ぶりに切ってあるので、メインの料理はそれほど大きく見えないかもしれませんが、実際は驚きの大きさです。ステーキは私の両足の裏よりも大きいです。
↑実はこーんなおいしそうな料理を前にしながら、
私は後半から寝ていたようです……。
起きよう、起きようと努力はしていたのですが。
(機上を含め3日間ほとんど寝ていなかったのです)。
食欲より睡眠が勝ってしまう私です……。
激しくおいしかったガーリック・ブレッド↓
ゾウリ・エビ↓(料理名は忘れた……)
ゴールドコーストの夕焼け [旅]
ホテルのベランダより、ゴールドコーストの夕焼けを撮影。
夏だけど、夜は少し肌寒い。
気分(だけ)は藍ちゃん [旅]
空いた時間にちょこっとゴルフ。
場所は先週末まで女子ゴルフ欧州ツアーのANZレディース・マスターズが開催されていたロイヤル・パインズ・リゾート@オーストラリア。
宮里藍ちゃんらがプレーしていたゴルフ場です。
さすが名門。きれいに整備されていました。
もちろんゴルフも楽しいけれど、カートを運転してコース内を風を受けながら駆け抜けるのが最高♪でした。
ミステリーツアー? [雑感]
今日これから海外へ出かけます。
行く方面はわかっているが、実はどの空港に着くのかは聞かされていない……。
どの地域に行くのかも……。
聞かなかった自分もいかがなものかと思いますが。
(聞くのを忘れていました……)。
ドナドナの仔牛の気分です(笑)。
「……」が多いな、今日のブログ……。
寒かった…… [雑感]
きのう土曜日は朝から晴天。
外出するのに最高の空の色。
なのに、なのに、あの寒さはいったい何だったんだ~。
いや、寒いという表現は違うな。
冷たい、と言ったほうがいい。
腎臓など内臓に染み入る空気の冷たさ。
イヤー・マフラーも再び登場。
(↑今冬は大活躍です♪)
皆さま、風邪をひかぬようお気をつけてください。
私は先日ひいてしまったので、当分大丈夫でしょう。ふふふ。
業務(?)連絡~ [その他]
週末からちょっと海外に出ます。
トリノ五輪開幕のころまでには戻る予定です。
テレビで開幕式を観なきゃ♪
【はるちー関係者の皆様へ】
メールは現地でも出来る限りチェックしたいと思っていますが、インターネットができるかどうかは微妙。急ぎの場合は海外専用の携帯電話にご遠慮なく連絡を。番号を知りたい方にはお伝えしますので、その旨メールをいただければ幸いです。
よい子はマネしないように(注) [健康]
これまで風邪ではいろいろな薬を試しましたが、コレが最強です。
今回もこの薬のおかげ(せい?)で、病院が遠のいてしまいました(反省)。
『LEMSIP MAX』
海外で売っている薬ですが、特に高熱に威力を発揮。
熱が9度あっても、これを飲んでしばらくすると8度ぐらいに下がるのです。すごいっ! 効き目はMAXです。
もっとも、効き目が切れる2、3時間後にはまた熱がぐぐっと上がります。
元に戻ったところで、また飲みます→熱が下がる→また上がる→また服用→熱が下がる、のサイクル。これだけ効果のはっきりした薬は、病院からの薬でもそうそうありません(私の場合)。
「その場しのぎ」という言葉がぴったりの風邪薬です。
でも、市販なのにどうしてこんなに効くのだろう?と疑問がふつふつ。
成分をちょいと調べたら……。
効くのは当たり前です。
主な成分は「パラセタモール」(日本では「アセトアミノフェン」)。
日本の処方では成人で1日1500mgが限度とされている成分です。
これがこの薬だと2カプセルで1000mg。
4時間ごとに2カプセル服用するのですが、そうすると1日計4000mgになります。日本での限度量の約2・7倍です。
1日8カプセル以上は飲んではいけないと注意書きがありますが、そりゃそうだ!という量です。名前にMAXとつくだけあります。ちなみに、この成分はインフルエンザにも有効とのこと。
私は薬に強い体質なので大丈夫ですが、もし海外で風邪をひいた際はやはり成分には気をつけてください。
よい子は決して私のような服用をマネしないように。
説得力はないのですが……。
【追記】
今回の風邪では皆さまにご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
病院に行って診てもらいましたので、どうぞご心配なく。
ぐ~ぐ~ガンモのものまねもできなくなりました(笑)。