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コーヒーのホワイト問題 [世界の食]

先日のブログ日記にてイノダ・コーヒのホットコーヒーは最初から「砂糖・ミルク入り」が標準仕様であることを書きました。ブラックコーヒー派は注文する際に注意が必要かもと。

で、書きながら、とある記憶が蘇ってきました。

イギリスで私が最も使った言葉の1つは間違いなく「ぶらっく、ぷりーずっ!」。

というのは、あちらの国では店で注文するとホットコーヒーに最初からミルクを入れる習慣があったのです。←カルチャーショックでした。

駅のスタンドなどで普通にホットコーヒーを注文すると……。

かなりの高い確率でコーヒー牛乳のような色のホットコーヒーが出てきます。

「こ、こらーっ、勝手にミルク入れるな~っ!」(心の中の叫び)

1、2度のみならず幾度と無く繰り返されて、ようやく私も学びました。
何も言わないと、さすがミルクティーのお国柄、ミルクコーヒーが出てくることを。

ちなみに砂糖もミルクも入れない紅茶は現地では「ブラックティー」と言います。
紅茶に何も入れない場合、日本では「ストレートで」と言いますよね。
紅茶を注文する際も「ぶらっく、ぷりーず!」でいいようです。たぶん。

とにかく、あの国では海外からやってきたブラックコーヒー派は、コーヒーを注文したらすかさず必ず「ぶらっく、ぷり~ず!!!」と大きい声で告げるようになります。

最近はスターバックスやカフェ・ネロ、コーヒー・リパブリックなどの一大コーヒーチェーンが現地で台頭しており、さすがに新興のチェーンは勝手に砂糖やミルクを最初から入れてきません。しかし、これらの店で単に「本日のコーヒー」と注文を告げると、注文カウンター越しに「ホワイト?」と聞かれることになります。

「ホワイト」とは「ミルク入り」を意味します。

知り合いのニューヨーク育ちの帰国子女がイギリスに住み始めて驚いたことが、カフェでいつも遭遇するこの「ホワイト」問題(?)だったそう。

「ホワイト? はあ? ホワイトって何だよー?」(と思ったそうです……笑)。

ですので、英国独特の文化・風習なのだと思います。派生的に旧植民地など他国にもその習慣は広がっているかもしれませんが。

とにかく、あの国でブラックコーヒー派は店頭で「ブラック!」「ブラック!」と叫ぶ(笑)毎日になります。

いま手元にある「米国人のために書かれた超『英』語ガイド」のようなものを調べてみると(米国人用に英国の独特の言葉遣いや様々な文化について辞書形式で書いたおちゃらけ本です)、ありました、ありました、「ホワイト」の項目が。

やはり、米国人にも馴染みのない(?)言葉のようです。

この本に「ホワイト」という言葉を実際に使いこなすための説明も書いてありました。以下、その内容を簡単に記しておきます。ご参考まで(笑……何の参考にもなりませんが。すみません)。

英国でホットコーヒーや紅茶をいれてもらうとき、
「ブラック」か、
「ホワイト ウィズ」か、
「ホワイト ウィズアウト」を伝えることになります。

「ホワイト」は「ウィズ ミルク」を意味し、
「ホワイト ウィズ」「ホワイト ウィズアウト」の「ウィズ」「ウィズアウト」は砂糖を入れるか入れないかの返事になります。←イノダ・コーヒの「砂糖・ミルク入り」コーヒーは「ホワイト ウィズ」ということになりますね。

この本の著者は米国・テキサス州でコーヒーを注文した際にわざと「ホワイト ウィズ」とウェートレスに言ってみたそうです。

すると、そのウェートレスはこう応じました。
「一緒にって何を? ミルク?」 


パスモやスイカの副作用? [雑感]

パスモやスイカなどの便利なカードを使い慣れているから、こういうこともあるのかな~。と反省することが何度かあります。

たまにこれらカードを持っていくのを忘れて切符を買うときがあるのですが、改札に入るときに切符を取り忘れたり、いったん改札を出ての乗り換えの際に切符を取るのを忘れ、目的地に着いてから「あああーっ! 切符がないっ。どうしようっ」ということがあります。

パスモやスイカはワンタッチだけですから、切符でもつい同じように1回だけ切符を入れると、つい切符を取るのを忘れちゃうんですよね。って私だけ? 

ぼーっとしている、もとい考え事をしている私が悪いのですが。

目的地に着いてから切符がないことが判明して駅員さんに申し出たところ、同じような人は多いのか「次からは気をつけてください」とテキパキと改札を出る切符を渡されてあっさり無罪放免です。

どこから乗ったとか自己申告するのですが、料金を一切取られなくてびっくり。
いちおう「通常は料金を払っていただきますが、今回だけは」と一言言われますが。

すみません、次から気をつけます。


イノダコーヒ@初の東京店 [雑感]

マロングラッセが大好きな私は、偶然にも(?)髪も「マロングラッセ」色です。

マロングラッセといえば、発祥の店であるパリの老舗「ボワシエ」。
今秋、日本初進出となる店を新・大丸東京店にオープンして話題になっていましたよね。3階にはサロン・ド・カフェ・ボワシエもオープン。

その「ボワシエ」をはじめ、新・大丸東京店には目玉の出店がいろいろありますが、
コーヒー中毒の私が最も「おおーっ!」と思ったのは国内の老舗の東京初進出。

京都のコーヒー専門店「イノダコーヒ」です。
(「イノダコーヒー」だと思い込んでいましたが、調べてみると「イノダコーヒ」が正式名称でした……)。

意外にも東京初出店だったのですね~。

数年前、京都に出張した際に本店に連れていってもらったのが私のイノダコーヒ・デビューでした。そのときはメモリアル館で名物のコーヒーをいただいたことを憶えています。

大丸東京店に出店したことは知っていたし、大丸東京自体には移転オープン後にも何度も行っていたのですが、イノダコーヒには何と言っても夜7時30分ラストオーダー、夜8時閉店という早すぎる閉店時間がネックになってなかなか行く機会がありませんでした。土日は混んでいるなーとも思っていたので。そのうち客足が落ち着いてから……と行くのを控えていました。

でも、ようやく行ってきました。
場所は8F。メンズフロアの一角にあるので目立たないのですが、やはりお客さんでいっぱいでした。場所が場所だけに、コーヒーが好きなお客さんがこのお店を目当てに来ているのでしょう。

初の東京出店のコンセプトは「京都をそのまま持って行く」だったそう。
京都本店の旧館のイメージをそのまま取り入れたそうです。
(デパートの中なので本店ほどはゆったりしていませんが、それは仕方のないこと)。

気に入ったのは外を眺められるカウンター席のテーブルの形。
隣の客と距離感を保つ感じで、落ち着けます。

注文したのは名物ホットコーヒー「アラビアの真珠」。
ヨーロピアンタイプの深焙りブレンド。
創業から一貫して同社のホットコーヒーにはこのブレンドを使用しているとのことです。

さて、注文する際にひとつ注意することがあります。
上記のコーヒーを頼むと、創業当初から砂糖、ミルクを入れて提供しているそうです。

しかし、私はブラックコーヒー派。

じゃあブラックコーヒーで頼めばいいのですが、せっかくなのでイノダコーヒのしきたり(?)も体験してみたい。……という複雑な心境を吐露し、砂糖とミルクを別に持ってきてもらいました。

最初はブラックコーヒーの味を途中まで楽しみ、その後にそのおすすめの砂糖・ミルク入りにチャレンジしてみようという作戦を決行。

うーん。私はやはりブラックコーヒーがいいなっ(笑)。

ブラックコーヒー派は「砂糖、ミルクは入れないで」と伝える必要があります。

「アラビアの真珠」、大丸東京店では1杯630円。
京都の本店では1杯480円だそうですから、都心の新しいデパートの中という場所を考えるとリーズナブルな価格設定になっていると思います。差額の150円がテナント代に回されるのかな?(笑)。

関係ないけれど、大丸東京店の弁当・惣菜売り場は前のほうがよかったな~。
あれこそが大丸東京のアイデンティティだと思っていたのに……。
個人的な感想ですが。


ヘルツォーク&ド・ムーロン [Arts&culture]

さて、昨日の日記ではマリオとルイージは永遠のコンビと書きましたが……。

今を時めく建築家コンビといえばヘルツォーク&ド・ムーロン。スイス人です。

火力発電所を美術館に変えた「テート・モダン」(2000年)はとりわけ衝撃的でした。

その後、日本でも注目を浴びたのが「プラダ ブティック青山店」(2003年)。
海外の日本観光ガイドブックにも名所として載っていたりします。

そして、ただいま建設中の北京国家体育場。
2008年の北京オリンピック・メインスタジアムです。

北京五輪そのものよりも、私はこのメインスタジアムを生で見たいなー。

ヘルツォーク&ド・ムーロン関連の洋書。↓
Herzog & De Meuron: Natural History (Herzog & de Meuron)






Expanding the Center: Walker Art Center And Herzog & De Meuron






Herzog & De Meuron (Modern Architecture)

←この本の表紙の写真が「テート・モダン」です。


ドッツ スーパーマリオ セット [その他]

こういうのが好きなお子さんにプレゼントするために以前、博品館にてたくさん購入。

『ドッツ スーパーマリオ セット』などのドッツシリーズ。
1箱1000円~1400円ぐらいでした。

自分でも作ってみたくなって(←ばかです)、自分用に以下の2箱を買いました。

ドッツ スーパーマリオ セットA

これは『ドッツ スーパーマリオ セットA』だそうです。




ドッツ スーパーマリオ セットB

こちらは『ドッツ スーパーマリオ セットB』。



1つだけ作ってみましたが、単純作業が意外とおもしろかったです。
リラックスできる感じですね。
特に現実逃避としては優れもの(笑)。

ただし、作っても飾るという心境にはならない……。
作った後どうする、という現実が待ち構えています。
子供ならば「こんなの作ったよー」と親に自慢したりできるのかもしれませんが。

こうしてブログで書くぐらいしかない私はある意味、子供以上に子供です……。
誰か褒めてください。←いないからっ。

というか、1つ作って満足。2箱も買うんじゃなかった(笑)。
いや、やはりマリオとルイージは永遠のコンビ。一緒に買うのが正しいでしょう(?)。
もちろん作ったのはマリオです。やはりキノコも作らなければいけないのかなー。

でもこれ、すごいです。
私はマリオ1体だけ作ってみましたが、この箱では他にもスーパーマリオキャラでこれだけのパターンを作ることができるらしいです。↓

(「ドッツ」公式サイトより)

創造性豊かな子供時代ならば、マリオだけではなく、自分の好きなデザインを考えて作って遊べるのだと思いますが、大人になるとそういう情熱も想像力もなくなってしまうものなんでしょうか(私だけ?)。

と言いつつも、この商品の画像を探すためにアマゾンをのぞいてみると……。
こんな大作?バージョンもありました! これもいいですね~。

ドッツ スーパーマリオブラザーズ Cセット『ドッツ スーパーマリオブラザーズ Cセット』

さらにいくつもの箱を買って組み合わせれば、大きな作品も制作できるようです。



いずれにしても、これらドッツ商品、
リアルな元祖スーパーマリオ世代は特に心が動かされるのかもしれません。
ノスタルジーっていうやつでしょうか。

プレゼントしたお子さん、気に入ってくれているだろうか。それが問題だ……。

ちなみに、こういうのもあります。↓
ドッツ どこでもいっしょ Aセット

『ドッツ どこでもいっしょ Aセット』です。

ドッツ、文字を書くというパターンもありです。


名物のローストポーク [世界の食]

1人でも食べたいときは食べたいのだシリーズ(笑)。

Café Sorgenfri@デンマーク・コペンハーゲン

プレートの左下のトーストが重なっているように見える物体は、分厚い豚肉です。
それも計3枚も! 余裕でステーキ3枚分のボリュームです。
ちなみにプレートの後方にあるのが普通のパンのスライスです。
パンが小さく見えます……。

このローストポーク、現地の名物料理です。
(roast pork in a crisp pastry case)。
表面がカリッカリッで香ばしい。

この店も現地では由緒あるレストランらしいです。
デンマークの伝統的な料理を食べさせてくれます。
内装も外装も質素(失礼!)で地味ですが、地元の人々に大人気のお店。

1つの皿にローストポーク&いろいろな料理が一緒にのったこの名物プレートを食べるならばこの店!という情報を得たので、1人で乗り込んできました。しかも、その前に他店でランチを食べた後に……。

……すみません。残しました(涙)。

こんなに量が多いとは知らなかったので……。

写真ではわからないと思いますが、皿は巨大です。
1人では無理でした。写真をあらためてみると3~4人前はありますよね。

負けました……。

コペンハーゲンに旅行される方はぜひとも行ってみてください。

赤いチェック柄のテーブルクロスも特徴の1つです。
ワイワイガヤガヤと大勢で食べるのが似合う気取りのないレストランです。
オープンサンドでも有名なお店らしい。

Café Sorgenfri
http://www.cafesorgenfri.dk/


1人きりたんぽ鍋 [食べ物&飲み物]

1人(独り?)きりたんぽ鍋。

鍋メニューは普通、2人前~という制限がありますが、その土地の名物料理を食べたい出張族らのために(?)、こういう1人用の鍋メニューがあるのはいいですよね。

1人分のきりたんぽの量。これを自分で鍋に入れます。

鍋は大勢でつつくものと言われそうですが、1人でも食べたいものは食べたいのだ。


日本政府がボノを招待 [U2]

昨年の来日時に「08年にまた日本に来るよ~」と言っていたU2のボノですが、どうやら現実味を帯びてきたようです。

来年5月に横浜市で開かれる「第4回アフリカ開発会議(TICAD4)」に日本政府がボノらを招く方針を決めたそうです。

読売新聞より抜粋。↓
『政府は、来年5月に横浜市で開く「第4回アフリカ開発会議(TICAD4)」に、アフリカの貧困撲滅運動に取り組んでいるロックグループ「U2」のボーカリスト、ボノさんら、世界から多数の著名人を招く方針だ。アフリカ支援を訴えてもらうほか、コンサートを開いて盛り上げに一役買ってもらう』

ボノ、昨年の8年振りの来日公演などで日本がとても気に入ったようですし、これからガンガン来日しそうな予感です(笑)。なかなか来日公演が実現しなかったストーンズが一度来日すると、その後「来すぎじゃない?」と冗談交じりで言われるほど日本に来たように。食べ物もおいしいですしね。過去の関連日記→「お上品なストーンズ」。

ただ、それよりも私はU2の新アルバムを早く出してほしい……。
来日公演で来てほしいなー。

しかし、福田首相とボノとの会話は弾まないだろうなあ(苦笑)。
ボノが気をつかって一生懸命にリップサービスをする光景が今から目に浮かびます。
麻生氏だったら会話は弾みそうだけれど。


ほぼ完治 [健康]

10月下旬にまさかのアクシデントで首を痛めたことを憶えていらっしゃる方も多いかと。

あれから評判の高いカイロプラクティックへ定期的に数回通い、無事にほぼ完治しました。

首を治してもらうのが第一の目的で行ったのですが、初日についでに全身もチェックしてもらったところ、背骨の上部と腰の付近の背骨の一部分が動いていないという指摘をされました。また骨盤の左右が前後にずれているということも判明。←文字に書くと大変なことに思えますが、軽い症状だったようです。

ついでに、これらも治してもらうことに。

首はこのときに痛めたらしい部分と、以前から問題があった部分の二箇所。ともに右側です。

実はここには数年前に診てもらったことがあり、その際に首の部分のおかしい箇所を指摘されていたのです。ところが、特に痛みなどの症状もなかったのでその後放置。数年後に同じ右側に激痛が走ったというわけで、専門家のおっしゃることはきちんと聞いておかないといけないと大反省。

「数年前のあのとき、言いましたよね?」と憶えている記憶力もすばらしい先生です。

腕はそれはもう抜群。
数回で私の全身の骨は正常に。

「首の部分は少し気にはなりますが、もう1回治療が必要というわけではないので、治療はこれで終わりになります」。

えーー、残念(笑)。
首の治療が当初の、そして最大の目的なのですが、それ以外の全身の骨などへの指圧?、マッサージ等々がとても効いていたのでもっと通いたかったのです(←本末転倒)。

後頭部の付け根をギュ~っと押してもらうと頭や眼のコリもとれますし。

自律神経も調整されるので熟睡できるという効果もあるらしい。

カイロプラクティックというと、受けたことのない人たちは「ボキボキされるのが痛そう!」と言いますが、実際はボキボキッとされてもまったく痛くありません。それに私の場合は、どちらかというと骨周りをギューっと押してもらったりするほうがメインで、ボキボキッとされるのは全身のせいぜい3、4箇所ぐらいでした。

もちろん、具合が悪くなればまた行けばよいのですが……。
たいしたことがないのにマッサージ目当てで行ってしまっては、
本当に症状が悪い人々に悪いので我慢します……。

いつも予約でいっぱいですから、私がくだらないことで行くと、その分予約ができない人が出てくることになります。治ったら去る。ほかの患者さんの邪魔をしてはいけませんよね。

でも、私はかなり治りが早かったのかもしれません。
何年も定期的に通っている人もいるようですし。
早め早めに診てもらうと、治りも早いようです。


日本で!? [news&topics]

「スポーツクラブで銃乱射、2人死亡」
という見出しを見ただけだと、「またアメリカ?」と思ってしまいますが、
こんな事件が日本の佐世保市で起きるとは……。

最近、銃による事件が増えていますよね……どうなっているのでしょうか、日本は。

犯人の男は事務室とプールサイドで乱射。従業員である水泳インストラクターの女性と、利用客の男性の2人が撃たれて亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

被弾して重軽傷を負った方々のなかには9、10歳の子供も……。
プールでは小中学生の水泳教室が開かれていたそうです。

ひどすぎる事件です。


ダジャレ? [読書]

今週発売の『Newsweek』日本版の表紙です。

「ドバイがやばい」

明らかにダジャレですよね(笑)。

「ドバイがヤバイ」だと狙いすぎになってしまいますしね。

表紙がこれなので期待していたのですが、
ドバイ特集自体はそれほどボリュームがなくてちょっと残念。


犬の映画 [映画]

名犬 ラッシー「名犬 ラッシー」(2005年)

あの名作のリメイク映画です。
といっても私はまだ観ていません。
……理由は大泣きしそうだから。

実は犬が登場するテレビドラマや映画には弱いです……(笑)。

昔々、「黄金の犬」ってテレビドラマがあったのを憶えている方はいらっしゃいますか? ほかにも似たような犬の感動物語があったような気がしますが、タイトルや内容が思い出せません。「炎の犬」でしたっけ? 

かなり子供のころのドラマなので内容はほとんど憶えていませんが、
とにかく毎週、ドラマで心を痛めて涙していた気がします。

映画「名犬 ラッシー」。
観たいけれど、はるちー家で飼っていたシェルティーと主人公のコリー犬の色とか表情が似ているのがつらいんですよね……。でも、やはり観たい……。


「サッポロビール」を守れ [食べ物&飲み物]

米系投資ファンドのスティール・パートナーズが先日提言したサッポロホールディングスの企業価値向上策には、あきれた人が多いのではないでしょうか。

社名のサッポロビールを変えろ、とはなんと傲慢な提案か。

その理由も日本のことを全然わかっていないというか……。
これ以外の提案と理由についても???なことばかり。
怒りを覚えた人も多いのでは。

買収防衛策を発動しちゃえ~、と外野の日本人は思ってしまいます。

サッポロビールはビール市場では苦戦しているそうです。
ささやかながら応援の意味を込めて今後しばらくの間、
ビールを飲むときはできる限り、エビスとギネスを飲むようにしますっ。
(↑というか、単に好きなだけです)。

ギネスの日本国内の販売権を持っているのはサッポロなんですよね~。

北海道限定のサッポロクラシックも飲みたいのですが、北海道へ行かないと無理なようです。いいなー、北海道の人たち。

ところで、「社名のサッポロビールを変えろ」とお節介をする前に、
日本ではスティールという自分たちの社名を変えたほうがいいのでは?(笑)。

鋼鉄のスティール(steel)なのはわかっていますが、
「盗む」「奪う」ほうのスティール(steal)をイメージしちゃいます。


13年ぶりの来日! [音楽]

カイリー・ミノーグが今月中旬、日本にやってくるそうです。13年ぶりの来日。


二郎デビューをした日 [食べ物&飲み物]

人生には忘れ難き食事が数多くあるもの。
私が初めて「ラーメン二郎」に行った日もそう(笑)。食事というより闘いでしたが。

ここで提供されるラーメンを食べたことや見たことがないという方はググってください。
どういう食べ物なのかは検索すればわかると思います。

とにかく量が多い。どんぶりに野菜やチャーシューがてんこ盛りなラーメンです。

行列が絶えない店ということではよく知っていましたが、食べる機会というのはありませんでした。

「あれはラーメンという食べ物ではない、二郎という食べ物だ」
という格言もあると知人から聞き、「そこまで話題ならば」と現場主義(笑……どこの政治家だよっ!)の私は一念発起して、とある人気の二郎店に向かいました。あっ、最近の話ではありません。思い出しながら書いています。

超高級料亭よりも茶道よりも厳しいしきたり、所作が求められるという噂(?)もあるけれど、確かに注文の流れを予習していかないと昨今の流行言葉で言えば「KY」と周囲の常連から軽蔑を受ける確率高し。一見客には緊張が強いられる店であります。

まあ、そんな店、知り合いに連れて行ってもらえばいいのですが、
闘いとは孤独なもの。孤高を愛するはるちーは1人で突入です。

この店には1人で向かうのが粋だという勝手な思い込みもあり……。

長い列に並び、ようやく店のなかに入り、券売機で「小豚」を購入。
「小豚」ですが、この「小」とは麺の量を指します。「小」というのは呼び名だけで、普通のラーメン店の2、3倍(もっと?)はあるらしい。「豚」はチャーシュー。記憶によると分厚い大ぶりなものが5枚ぐらい入っていました。これで価格は700円ぐらいだったかな?

食券を買うと私の前に並ぶ人々に店の方から何やら質問が飛んできています。予習でここでは麺の多さ、固さを伝えると聞いていたので、私は緊張した面持ちで質問を待ちました。私の前に並ぶ人々が順番に答えています。

ところが……私にだけ、
「麺、少なめで?」
と違う質問が。

な、なぬーっ!!!

ここで、「はい」と言ってしまっては私のプライドが許さない。
最初から負けと判断されて、ハンデを与えられるのは耐えられない。

人を見た目で判断するとはっ!と、ここで私の闘いモードにスイッチが入りました。

「いいえ、普通でお願いします」

闘いに挑むはるちー。

意外そうにこちらを見る店の方の顔には「やめておいたほうが」という表情が読み取れましたが、私は一歩も譲るつもりはありません。ということで、注文は受け入れられました。

さて、席に着くと次の質問が飛んできます。
今度は「にんにく入れますか?」という質問。トッピングを増量にしたいときは、このときに一緒に答えないといけません。

いま思うとやめておけばよかったのですが、私の前に食べていた人々、注文している人々のほとんどが「野菜マシマシ」なんとかかんとかと増量をオーダーしています。シーンとした店内に専門用語が飛び交います。

ここで増量しなければ私のプライドが許さない。
ということで野菜の増量などをお願いしました。
予習してきたとおり、
「ニンニク、ヤサイ、カラメで」。

真剣勝負に店側も妥協しない量のラーメンを出してきました。見た瞬間は「別にこれぐらい食べられそう」と思ったのですが……。

仕事でもスポーツでも言えることですが、アマチュアとプロの違いの1つは自分の限界を知っているか否か。明らかに私はアマチュアとしての失敗を犯していました。

さらに、常連ばかりのなかで食べると大変です。
なにしろ食べるペースが違う。皆さん、黙々とかなりのスピードで食べています。
ここでノロノロと食べていたら軽蔑されるのは間違い無し。それに粋ではありません。

食べても食べてもなかなか減らないので、途中かなりあせりました。
店の方の言うことは聞いておくべきでした。と食べながら反省。

早食い、大食いの両方を求められるので慣れないとこれは相当辛い。
負けてはならぬ、の一心でなんとか具と麺を全部食べつくしました。
(スープは無理に飲まなくてもいいようです。レンゲもついてきませんし)。

か、勝った……(←何に?)。

食べ終わってからも「二郎道」は続きます。
どんぶりとコップをカウンターに上げ、そばにある布でテーブルを拭いて「ごちそうさま」と言って店を出るまでが「二郎道」だそうです。

店を出て外の空気をすい込んで私は誓った。

「今度行くときは麺少なめで」。



ちなみに「今度」の機会はまだ訪れていません……。

初めて行かれる方へ。初めて行った私からのささやかな助言です。
自己過信とプライドは捨てて注文しましょう。


マドンナのツアー完全収録DVD [音楽]

ずっと前に買ったまま放置していたDVDをちょっと観てみました。

マドンナ コンフェッションズ・ツアー・ライヴ『マドンナ コンフェッションズ・ツアー・ライヴ』

ツアーのDVDとCDの2枚組です。

昨秋、13年ぶりの日本公演@東京ドームに行きましたが、その4部構成のステージをそのままDVDで楽しめます。DVDには21曲、CDには13曲入っています。

オープニング映像からエンディングまでを完全収録したノーカット約2時間のボリューム。ライヴ映像・音源は@ロンドンのウェンブリー・アリーナのものです。

日本公演のステージそばの席はオークションで売られて、1席50万円以上で落札されたケースもあったらしい……。

実際のステージで驚いたのがダンサーのスピード感。
DVDで観るのとは大違いで、動物並みと言っては失礼ですが、人間の能力を超えたようなスピードでステージを駆け巡っていました。

過去の関連日記。↓
Up for Grabs(Starring マドンナ)


冷たくなければアイスじゃない [news&topics]

よかった、よかった~。順調に回復しているみたいですね。

オシム監督の家族への第一声は「試合は?」だったそうです。
きょう日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事が明らかにしたとのニュース。

脳梗塞で意識不明だったのにずっとサッカーのことが気になっていたのでしょうね。

これだけでも泣けるのですが、報道によると妻のアシマさんがオシム氏にアイスクリームを食べさせて「冷たくない?」と聞いたときに「冷たくなければアイスじゃない」と話したそうです。オシム氏らしい一言に再びうるうるです。

「冷たくなければアイスじゃない」

なんて含蓄のある言葉なんでしょうか。
このブログのサブタイトルにしちゃおうかな(笑)。

私がもしこのように「冷たくない?」と聞かれたら、なんとなく「うん、冷たくないから大丈夫」と言ってしまうような気がしますが、さすがオシム氏です。私にはそんな一言は思いつきません。

アイス好きな私としましては、どのアイスクリームを食べたのか非常に気になります。
ハーゲンダッツかな?

私も今夜はアイスクリームを食べますっ!
引き続き、1日も早いご回復をお祈りいたします。


ホットワインの季節♪ [食べ物&飲み物]

スパイスたっぷりのホットワインがおいしい季節になりました。

スパイスやフルーツや木の実がごろごろ入ったものが大好きです。
名付けて「具だくさんホットワイン」。

手軽に楽しみたいならばドイツの「ポンパドール」のグリュー(ホットワイン)用ティーバッグなどがありますが、いろいろなスパイスを自分で選んで好みの量で調整するほうが楽しいですよね。

とはいえ、面倒な時は数種類のスパイスやハーブを一式にしたパックに頼りたくなるもの(笑)。

これはいい!というホットワイン用のスパイス・ハーブセットがありましたら、
ぜひとも教えてくださ~い。

私は喉にしみるくらい超スパイシーなのが好きです。


また会う日まで [読書]


また会う日まで 上
『また会う日まで』(上)
ジョン・アーヴィング (著)

年末年始にゆっくり読みたい本です。


「ふたりでードアをしーめーてーー♪」という歌謡曲をつい思い出してしまう邦題ですが(笑)、登場人物として出てくる逃げた父親「楽譜男」はバッハの楽譜の刺青を全身に彫っています。←職業は教会オルガニスト。

上巻、下巻の大作です。
合わせて約1100ページ!

また会う日まで 下
←こちらは下巻。


ビエロフラーヴェク氏の「第九」が聴きたい! [音楽]

年の瀬といえば、ベートーヴェンの「第九」。

いま最もCD化してほしいのが、今年7月13日のプロムス初日の「第九」。

チェコ出身のイルジー・ビエロフラーヴェク氏が指揮するBBC交響楽団による演奏です。

数日前にブログ日記で『チェコ・フィルの「新世界」@サントリーホール』を書きましたが、このビエロフラーヴェク氏は昔、チェコ・フィルの首席指揮者だったことがあります。

ところが……。
事実上、というかほとんど追い出されてしまったらしい。オケから。
チェコの民主化の流れで「オケの首席指揮者も選挙で選ばなければ!」ということになり、楽団員で投票したところ、選ばれたのはビエロフラーヴェク氏ではなかったのです。深層はよくわかりませんが……。ちなみに投票をして首席指揮者を決めたのは後にも先にもその時だけ。

ビエロフラーヴェク氏はその後、国内外あちこちで活躍をしながら、今はBBC交響楽団の首席指揮者になっています。確か就任は2006年だったと思います。

プロムスの伝統として、初日と最終日はBBC交響楽団が担当します。

今年の「第九」はいろいろな意味で特別なものでした。
ネット・ラジオでライブで聴いていた私は当時、ブログで「これはすごかった!」 という日記を書いています。関連でその前日に「プロムスが始まる!」。詳しくはこれらの日記とコメント欄を見ていただくとして……。

ビエロフラーヴェク氏は最後の1音まで見事に統率しています。
過去のブログにも書きましたが、歴史に残る演奏だったと思います。

ネット・ラジオで聴けるのは1週間限りだったので、今はもう聴くことができません。

また聴きたいなと思った私は、この初日のビエロフラーヴェク氏による「第九」がCDになっていないか国内外のアマゾンで探してみたのですが、見つかりませんでした。どうやらリリースはされていないようです。残念。

プロムスの最終日は慣例的にCD化されてリリースされると思うが……。

初日の「第九」をリリースしてほしいな~。
聴きたい人はたくさんいるはず。

さて、チェコ・フィルのズデネク・マカル氏に代わる後任の首席指揮者が決まっていないと先日の日記でも書きましたが、私はこのビエロフラーヴェク氏に再び首席指揮者に就任してほしいと願っています。

もちろん、いま最もホットな指揮者の1人であり、BBC交響楽団が離さないでしょうから、今すぐにということではなくて。

数年後にビエロフラーヴェク氏が指揮者人生の最終章を彼の祖国のチェコ・フィル首席指揮者で、という選択をするのではないかと思っています。
ほとんど願望ですが(笑)。そうなるといいなあ。無理かなあ。