DVD大人買い? [映画]
DVDって本当に安くなっていますね。
先日、映画の話をしていた時のこと。「安いのでAmazonで10枚くらいまとめ買いした」という話をしていたら、「大人買い、ですね」と言われてしまった。初対面の方だったが、きっと下品な買い方をする人間に見えたのだろうなー。まあ、私は上品ではないので(笑)、それはそれでいいのだけれど……。
「アリーmy Love コンプリート・セット」
(Amazon.co.jpオリジナル仕様パック)
以前、小林信彦氏が「製作総指揮・脚本を担当するデイビッド・E・ケリー氏は恋愛の絶望を知っている」という趣旨の文章を書いて絶賛していました(ただし、シリーズ1、2に対しての評価だったはず)。
50%オフが魅力的です。
シーズン1から5までの全シリーズ。全113話。
5万1450円が→2万5725円なら安いですよね。
ああ、やはり買ってしまいそう……。
観る暇はあるのかということは考えずに。
私は普通の買い物をしているつもりだけど、これも「大人買い」と軽蔑されるのでしょうか……。きっと遺伝なのでしょう。ウチの親は昔、LPを100枚まとめ買いしたツワモノです(←しかも本人たちは1枚ぐらいしか聞いていないと思われ……)。
ウォレス&グルミット、観てきましたー [映画]
第18回東京国際映画祭が22日に開幕。
さっそく今日、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』を観てきました。
楽しかったー。
制作に携わった方々に敬意を払わずにはいられません。
エンドクレジットの最後の最後まで、実にイギリスらしい作品でした。
(いろいろな意味で)。
一方で、数々の映画へのオマージュとも思えるシーンも盛りだくさん。
「お、これはマトリックスかな」「キングコング、思い出すなー」
フランケンシュタイン、トレマーズ、ジョーズ etc.....。
お馴染みのヒッチコックの手法もしっかり入っています。
映画が本当に好きな人々がつくりあげた映画。
この一言に尽きます。
上映が終わると同時に、拍手が巻き起こりました。
せっかくなので、ご報告。
上映に先立ち、ニック・パーク監督による舞台挨拶がありました。
監督によると、制作には30人のアニメーターを起用。
しかし、1人のアニメーターが1日に撮影できるのは、わずか3秒。
撮影だけでも約1年半。
このシリーズ初の長編映画、企画から完成にいたるまで約5年間を費やしたそうです。
粘土でつくった人形を少しずつ動かして1コマずつ撮影していくという、気の遠くなるような作業。ニック・パーク監督は、あるシーンのために粘土で500匹のウサギをつくったエピソードなどを語ってくれました。
英米では今月公開され、ともに初登場第1位です。
日本では来年3月18日から全国ロードショー。
どうしてもっと早く上映しない(できない?)のか……不思議です。
皇帝ペンギンのDVD発売 [映画]
Amazon.co.jpから「予約注文の受け付けを開始しました」とのお知らせメール。
本編ディスクとは別に、メイキング・ドキュメンタリーやインタビューなどを盛り込んだ約170分間の特典ディスクが付いてきます。リュック・ジャケ監督によるTV用ドキュメンタリー「南極の春」も収録されるそう。
12月16日発売。
Amazon.co.jpでは早くも安売りをしています。
定価4935円→→3849円
ええ、もちろん予約しました♪
自転車泥棒 [映画]
以前、このブログで英国映画協会が発表した「14歳までに観るべき映画50本」リストを紹介しましたが、そのなかの「自転車泥棒」Bicycle Thieves (Vittorio De Sica, 1948, Italy) を観てみました。
なにかもう救いがなくて、切ない映画でした……。
父と息子を描いたイタリアの名作です。
うん、これは子供たちにぜひとも観てほしい映画です。
ちなみにこのDVD。価格はなんと500円!
DVDは近年、本当に安くなっています。
私は観たいDVDは買う主義なので、助かります♪
私の性格上、ツタヤなどレンタル店では借りないですね。
プライベートでは時間に縛られたくないからです。
「○日まで返さないといけないから、早く観なくちゃ」と思うのが嫌なのです。
借りても観られないことのほうが多く、レンタルは私には向かない(笑)。
それもこれも、迅速なDVD化とタイトル数の充実、手ごろな価格設定のおかげ。
少し前のハリウッド映画でも3980円や1980円で売られたりしています。
1500円、980円というDVDもありますよね。
これだけ安いと、別にそれほど観たくもない作品も買ってしまいます。
ですので我が家には、私好みのテイストとは違った作品もごろごろしています。
安いと、買って失敗しても、「ま、いっかー。○円だったし」と思ってしまうのですが、これはいけない姿勢だと反省。映画の内容を評価するのに、「安かったから」という理由をつけるのはナンセンスですよね。
↓以前書いた日記、「14歳までに観るべき映画50本リスト」です。
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-07-22
わーい♪ 当選♪ [映画]
先ほど、第18回東京国際映画祭/特別招待作品「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ」のプレ予約チケットに当選したとの連絡が♪
今月23日(日)にヴァージンシネマズ六本木ヒルズにて1回だけの公開。舞台挨拶もあるようです。ニック・パーク監督が来場予定だそう。
「野菜畑で大ピンチ」は、シリーズ初の長編作品です。
原題は「Curse of the WereRabbit」。
日本では2006年3月18日から全国ロードショーの予定です。
このチケットは「ぴあ」でしか買えず、先行予約も@ぴあ会員に登録しなくてはいけなくて結構面倒でした。でも、結果オーライでよしとしましょう。
一般向けには10月8日(土)に発売ですので、まだ間に合うと思います。ほかにも数多くの映画が招待されていますので、映画好きの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
24@香港の話はまた後日に……。
素敵な泥棒映画 [映画]
ミニミニ大作戦 [映画]
バースデイ・ガール [映画]
聖子で夜は更けて…… [映画]
ぱんぱかぱ~ん♪
昨日のクイズの答えは、映画『奥さまは魔女』でしたー。
映画館で観た人にしか分からない答えでした(すまぬ)。
衆院選投開票日の前夜。知人と夕ごはんを食べようということになったけれど、せっかくだから普段なかなか観に行けない映画でもという話になり、映画館へ。
やめられない、とまらない [映画]
かっぱえびせんではなく「24」です。
ついに手を出してしまいました。
2か月前に買ったDVDボックスに。
ちょっとだけ見てみようかな?と、深夜にシーズン1のパッケージを開封してしまったのが運のつき。やめられない、とまらないという評判に納得です。
いやはや、2話だけでもどっと疲れました。
まだ2時間だぞ、何人死んでいるんだーっ。
残りはまだ22時間もある。
これがあと22時間も続くのか……。
考えてみると、「24」はテレビドラマ。
普通はコマーシャルが入るんですよね。
DVDだとコマーシャルがまったく入らない。
心拍数上がりっぱなしで、そりゃ疲れるってもんです。
とりあえず、日常生活に戻りますが、
夜は睡眠時間がなくなりそう(泣)。
シーズン2、シーズン3のボックスも控えているし……。
振り回されているのはどっち? [映画]
「ワグ・ザ・ドッグ -ウワサの真相-」
(1997年、米国)
政界での情報操作を風刺で斬った映画。主演はダスティン・ホフマン、ロバート・デ・ニーロと豪華です。
大統領選挙の目前、現職大統領が起こした性的スキャンダルから国民の目をそらせるために、周囲は戦争をでっちあげるが……。
原題は「Wag the Dog」。
これは「(It is)the tail wagging the dog」(尾が犬を振る、つまり主客転倒という意味の慣用句)が元になっているそうです(普通は「a dog wags his tail」 犬が尾を振る、ですね)。
情報操作をする黒幕が表舞台に出て名声を欲しがるようになるあたりの描き方は、ある意味リアルです。ブラックコメディで、映画全体にありえない出来事があふれているのだけれども……。政治家の情報操作はそれほど斬新な題材ではありませんが、操作したがる人間が陥る心理、そういう人間の物悲しさをさりげなく描いている作品です。
さて、この映画。実際はありえないと観るか、現実の世界ではもっと巧妙な情報操作が行われていると観るか。あなたはどちらでしょうか? そして現実の世界で振り回されているのは、いったい誰なのでしょうか?
靴に恋して [映画]
小泉首相の映画リスト [映画]
小泉首相が2001年の首相就任後から現在まで、外出して観賞した映画のリストをまとめてみました。
別に意味はありません(笑)。
趣向をちょっと変えてということで。
DVD、何を観ようかな~?と思った時の参考にでもしていただければ(笑)。
小泉首相って、もっと観ているような気がしますが、そんなイメージなのでしょうか(見落としているものがありましたら、お知らせください)
ちなみに、小泉首相がよく行く映画館は、高輪・品川プリンスホテル内の映画館。六本木の「ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ」などにも出かけています。
さて、小泉首相。
今年の夏休み、映画館に現れるでしょうか?
★小泉首相の映画鑑賞リスト↓ ※カッコ内は観賞した日
【2005年】
「オペラ座の怪人」(2月21日)
「Shall we Dance?」(4月6日)
「交渉人 真下正義」(6月9日)
【2004年】
「シービスケット」(2月7日)
「パッション」(5月2日)
「エルヴィス・オン・ステージ スペシャル・エディション」(7月31日)
「ディープ・ブルー」(8月13日)
「隠し剣 鬼の爪」(12月26日)
【2003年】
「ギャング・オブ・ニューヨーク」(1月5日)
「スパイ・ゾルゲ」(6月20日)
「トーク・トゥー・ハー」(6月30日)
「座頭市」(10月3日)
「ラスト・サムライ」(12月27日)
【2002年】
「突入せよ! 『あさま山荘』事件」(5月18日)
「ビューティフル・マインド」(5月25日)
「たそがれ清兵衛」(11月30日)
【2001年】
なし?
「皇帝ペンギン」私はこう観た [映画]
いやー、暑い暑いって文句を言っていてはいけませんなー。
ペンギンの我慢強さを見習わなくては。
移動の合間にようやく観てきました、映画「皇帝ペンギン」。
私はDVDが出たら買います。そういう作品でした。
もうメイキングが観たくて観たくて……。
この映画、字幕版と日本語吹替版の是非、擬人化したナレーション(セリフ)の是非などが観た人たちの話題になっているようですが、んー……難しいことを考えないで観るのがいいような気がします。一つの物語として。
以下、映像を観ながらつい思ったことをいくつか(内容以外のこと)。
くだらないことばかり考えていました(笑)。怒らないでねー。
★何がよかったかと言えば、上映時間86分という短さ。95分でもなく、86分。撮影にかけた時間は8880時間。その削りの美学が素晴らしい。最近、意味もなくやたらと長い映画が多いので、余計にそう感じました。かなり思い切った編集をしたのではないでしょうか。
★皇帝ペンギンが卵やヒナを抱えている足元。観ているとオバケのQ太郎を思い出してしまいました。あんな感じの足元でしたよね?ね? 登場するペンギンたち、とにかくキュートでした。
★あー、温泉を掘る機械でも持っていって海まで穴を掘って、魚を吸い上げてあげたい。セスナかヘリで魚を投下してあげたい。車で海まで連れていってあげたい。などと、あまりにも厳しい自然との闘いに、大きなお世話を考えていました。自然に人間が手を出してはいけないことは十分承知しているのですが……。
★冒頭に流れるEmilie Simonが歌う「The Frozen World」。観終わった後もやたらと耳に残ります。私だけではないですよね? ペンギンのヒナのようにかわいい歌声でした。
★南極の季節ごとの気温を表示してほしかった……。字幕では説明はなかったような気がします(見逃していたならば、許してください)。フランス語では言っているのかもしれませんが、いかんせんフランス語はま~ったく分かりません。映画中では「マイナス40度」という説明もなかったような……。夏の南極の気温ってどれくらいなのでしょう?
★人気の割りに、上映館が少ないのでは?@都内
★南極に行きたーい(ただし、夏に)。海の色に感動。
「24」時間、待てばよかった…… [映画]
がーん。
………。
「24 -TWENTY FOUR- トリロジーBOX 」(初回限定生産)
こんなにコンパクトな廉価版が8月12日にリリースされるそうです。シーズン1、2、3をどどーんとまとめて1セットで。
それもお手ごろ価格。従来商品よりかなり安いです。
アマゾンでは2万160円で予約を受け付けています。
それも結構前からだそう。
知らなかった……。
私はつい10日ほど前にシーズン1、2、3の計3ボックスを衝動買いしたばかり。
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-07-17(←過去の日記)
しかも、まだ観る時間などありません。
周囲から「しばらくは我慢してくださいっ」と念を押されましたし(笑)。
こんなことなら、廉価版ハンディBOXが発売される8月12日まで買うのを待てばよかった……。
分かっています。
計画もなく、「安いっ♪」と3箱まとめ買いした自分が悪いのです。
(1ボックス、通常価格2万5200円が→1万1340円になっていました)
いーなー、今度出る廉価版。値段もさることながら、コンパクトで。
魅力はなんといっても、その小ささです。
従来商品はかなり場所を取ります(泣)。
後で後悔する買い物を防ぐ手立てとして、「店頭で欲しいと思ってから、少なくとも24時間は時間をおいて考える」のが重要だと分かっているのに……。冷静になって家に帰ってネットで調べれば、もうすぐハンディ廉価版が出る情報を得られたはず。
今年に入って最初の「後悔先に立たず」エピソードかも。
でも、本当のファンは当初の1シーズン1箱2万5200円の値段で買っているのですから、彼らにしてみると私が買ったときの価格にも納得できないでしょう。本来ならば昔からの熱烈なファンが一番報われていいはずなんですけどね。彼らの下支えがあればこそブームは続き、値下げや廉価版の発売があるわけですから。安く買えた一人として、昔からのファンに感謝の意を表したいと思います。
とりあえず、店頭で安くなった「24」ボックスを目にして今買おうか迷っている方には、廉価版という選択肢があることをお伝えしておきます。って知らなかったのは私だけ!?
邪悪なペンギン [映画]
やはり映画「皇帝ペンギン」、ヒットしているようですね。
早く観に行きたいけれど、なかなか……(泣)。
ところで、ペンギンが出てくる作品というと思い出すのがコレ。
映画史上に残る邪悪なペンギンです(笑)。
「ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!」
アマゾンではこの作品、ヒッチコック並みのスリルとサスペンス&アクションと紹介されています。そのとおりです。
家を出て行くグルミットには胸が締めつけられます。涙ものです。
あの目の表情を粘土でつくっているとは本当に驚きです。
しかしながら、万人に愛されるペンギンをこういう役に仕立てるとは……。
邪悪で冷血で計算高い無表情は必見です。
粘土でここまで表現できるのはすごい。
映画を観に行けなくて、邪悪なペンギンで水をさす邪悪なはるちー拝
14歳までに観るべき映画50本リスト [映画]
英国映画協会が「14歳までに観るべき映画50本」リストなるものを発表。
その50本を邦題を入れて掲載してみました。↓
(英語タイトルでのアルファベット順です)
100年以上前の映画まであります。
なかには、ええぇ~っ?という作品も交じっています。
渋いのか、アバウトなのか、自分たちの好みなのか、分かりません(笑)。
でも、教育的なお堅いものにならないのが素敵です。
「お熱いのがお好き」って……。
50本のうちの1本に入れた人々を尊敬します(笑)。
14歳までに観てはいけない映画50本というリストもあればいいのに。
こちらのほうが、人生というものを深く学べたりして。
個人的には「シーズン・チケット」を入れてほしかった……。
もし日米なら、「フィールド・オブ・ドリームス」も入るだろうなー。
って、今回のリストはあくまでもイギリス人向け。
このリストを眺めていて、観ていない映画がたくさんあるのに気がつく。
14歳以下になったつもりで、観てみるかな(笑)
ちなみに、50本のうちの「最もお薦めの10本」には、「自転車泥棒」や「千と千尋の神隠し」などが入っています。
【14歳までに観るべき映画50本】リスト ↓
(その下に、トップ10リストを載せておきました)
※購入したり、借りたりする際は、作品の製作年や監督に注意が必要です。
※これらのリストは、ロンドンで今年7月13日に開催された「the Watch This! debate(これ観て!討論)」に参加した人々(個人のほか、映画製作者、英国映画協会のスタッフ、教師らも参加)のノミネート・投票結果に基づいて作成されたとのことです。
買ったはいいけれど…… [映画]
プリンターのインクを買いに行っただけなのですが……。
……つい買ってしまいました。
「24 -TWENTY FOUR-」のシーズン1、2、3。
DVDコレクターズ・ボックス、一気に3セットまとめ買い。
だって、安くなっていたんだもん。
(1セット、通常価格2万5200円がなんと→1万1340円!)
あー、重かったー。
テレビでは中途半端に2話ぐらい観たことがあるだけ。
一箱目で飽きたらどうしよう……。
24話(12本)×3箱+特典DVD2本です。場所とり過ぎです。
しかし、果たして観る時間はあるのだろうか。
それが問題だ。
勢いって怖いですね。
魔がさしました……。
暑さのせい?
「駆け込み乗車」映画 [映画]
JR中央線で無理な駆け込み乗車をした乗客に、車掌が「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちらの責任です」と車内アナウンス。別の乗客から抗議を受けたJR東日本がこの車掌を指導したというニュースが先日、読売新聞夕刊で報じられた。
同紙によると、JR東日本側は「言葉に配慮がなかった」ということで指導したそうだ。
でも、正論ですよね。
無茶な駆け込み乗車でけがをしても、本人の責任です。
あれほどくどくど注意し、発車ベルも鳴らしているのだから。
もっとも、それぐらい激しく言っても効果なんてないんだろうなー。
本人の安全のために注意しているのにね。
この注意された乗客は、閉まりかけたドアをこじ開けて乗ったという。
思うのだが、あまりにも危険で業務を妨害するような駆け込み乗車については、罰則規定をつくって対応してはどうかと思う。
読売新聞のこの記事中には次のようなことも書かれていた。
『無理な乗車をする乗客にどう注意するか車掌も頭を悩ませている。「1両目のお客様、危険です」などと名指しすることを検討したこともあるが、“さらし者”にするのは良くないという意見が出て見送ったという』(読売新聞より抜粋)
さらし者にしちゃえ、と私は思うのだが……。
さて、前置きが長くなりました(長すぎ)。
今回ご紹介する映画は「スライディング・ドア」。
この駆け込み乗車の記事で思い出し、以前買ったDVDを引っぱり出してきて観てしまいました。
出勤早々、会社からクビを言い渡された広告代理店に勤める女性。
意気消沈し、同棲中の恋人のいる自宅に地下鉄で戻ろうとする。
ホームに入ってきた電車に乗ろうと、階段を急いで駆け降りる。
①地下鉄に駆け込み乗車をして間に合った場合
(まさに、閉まりかけたドアをこじ開けて乗る)
②目の前でドアが閉まり、駆け込み乗車できなかった場合
(地上に出て、タクシーをつかまえようとする)
以上の2つのストーリーが同時に、交差して進行していきます。
登場人物は同じ。
ドアが閉まったか、閉まらなかったかで運命、恋、そして人生が変わる。
果たして、駆け込んで乗車に間に合ったほうがよかったのか。それとも、乗り遅れたほうがよかったのか。
グウィネス・パルトロウのショートカットがキュートです。
(↑カタカナ多すぎです、はい)
以前、映画「スイミング・プール」を紹介しましたが、この映画も初めて観た時はラストで「ほぇ?どういうこと?」と考えてしまいました。ぼ~っと観ていると、途中で混乱してしまいます。私だけかもしれませんが(←忘れっぽくて集中力が続かない)。
関連 「二度観たくなる映画」 ↓
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-04-11-1
若貴に観てほしい映画 [映画]
なぜ許し合えないのだろう。
兄弟なのに……。
いや、兄弟だからこそ、か……。
一連の若貴兄弟の確執騒動。
当人にしか分からない感情があるんだろうなー。
2人それぞれに。
そんな若貴にも観ていただきたい映画(←余計なお世話)。
「アンナとロッテ」(2002年 オランダ・ルクセンブルク映画)。
両親の死で離れ離れになった幼い双子の姉妹。
ロッテはオランダの裕福な家庭に。アンナはドイツの農家に。
離れていてもお互いのことを思い合う。届かない手紙を書き続ける。
そして、やっとのことで感動的な再会を果たす。
ところが……。
欧州ではナチスが台頭。
2人の人生は戦争という時代の波に翻弄されることになる。
「ユダヤ人?」
アンナがロッテの婚約者の写真を見て何気なく発した一言。
これがなければ、2人はずっと仲良くいられたのかもしれない。
その後、ある悲劇が起こり、ロッテはアンナに「私の人生から消えて!」と叫ぶ。アンナが何かをしたというわけではないのに……。
見どころは、年老いてからの再会。
数十年後にロッテに会いに行くアンナ。
それでもロッテは口をきこうともしない。
そして2人は森のなかへ……。
機会があれば、ぜひとも観ていただきたい深い作品です。
期待の動物映画 [映画]
今夏・秋に公開される期待の〝動物〟映画。
まずは、「A LETTER TO TRUE」(秋に公開予定)
監督は、世界的に有名な写真家であるブルース・ウェーバー氏。
彼の写真が好きな人、犬が好きな人にはたまらないのではないでしょうか。
楽しみ♪わくわく♪
(公式サイトより↓)
「『レッツ・ゲット・ロスト』などの映画作品の監督としても知られるブルース・ウェーバー。9月11日の悲劇を体験した彼が、愛犬TRUEへのパーソナルな手紙の形で、あふれ出る思いを綴った美しく、気高いシネマ・エッセイ」
そして本命は、7月公開予定の「皇帝ペンギン」
フランスで「ディープ・ブルー」の10倍以上の大ヒット、なんて言われると期待せずにはいられません。夏に見るのも、涼しそうでいいなー。日本でも大ヒットするのではないでしょうか。
(公式サイトより↓)
「2005年1月、フランスで公開されると、またたく間に『WATARIDORI』『ディープ・ブルー』の10倍以上の大ヒットを記録し、ヨーロッパ全土を驚きと感動で包み込みました。動物行動学の研究者でもあるリュック・ジャケ監督は、たった3人の仲間と南極で8880時間かけ、今まで誰も観たことのない南極の壮大な自然のスペクタルと、単なるドキュメンタリーを越えた、皇帝ペンギンの親と子のあたたかな物語を創り上げました」
どちらも根底にあるテーマは「愛」のようです。
being there [映画]
謎のピアノマン騒動を見ていて思い出した映画。
どんなに調べてもさっぱり分からない身元。
スーツのタグを調べる→ますます謎が深まる。
周りが勝手に盛り上がる。
ピーター・セラーズ主演の「チャンス」です。
主人公は孤児の庭師。
富豪に拾われ、数十年間にわたってひたすら庭いじり。
外の世界は知らない。友人は「テレビ」だけ。
学校に行ったこともなければ、読み書きもできない。
ある日、老いた主人が亡くなり、彼は生まれて初めて外の世界に足を踏み出す。
彼は言葉で会う人、会う人に感銘を与え、魅了する。
(彼が話した言葉を周囲の人々が勝手に解釈し、勝手に感動している)
「彼はいったい何者なのだ?」。政財界、マスコミも大騒ぎ。
しかし、メディアや大統領、諜報員らが調べても、情報は何一つ出てこない。
彼は一躍、時の人に。
そして、ついにアメリカ大統領候補にされてしまう。
ピーター・セラーズにはこの作品でオスカーをあげてほしかった……。
彼は映画が公開(1979年)された翌年、亡くなる。享年54歳。
買いたいDVD [映画]
「ディープ・ブルー」のDVDが27日に発売された。
製作7年、ロケ地200か所、撮影フィルム7000時間。すごいなー。
こうした壮大な自然を描いた作品は映画館の大スクリーンで観たいところだが、DVDのよさは特典映像がついていること。メイキング映像がかなり充実しているらしい。
ところで。
氷山が崩れる様子を延々と繰り返す作品を探しています。
7,8年前(あやふや)の深夜にNHKで放送されていたドキュメンタリー。音声がなく、ただただ氷山が崩れる、そんな内容でした(確か……)。
もう一度観たいなーと思っているのですが、作品名もどこの国の作品かもさっぱり分かりません。手がかりなし。いつTVで観たのかも憶えていません。このDVDがあるならば買いたいのですが……。
新聞を読む犬 [映画]
泣けて笑える映画 [映画]
何度も観たくなる作品。
泣けて笑える傑作です。
サッカー好きなら、ぜひとも。
あのシアラーも登場します。
私は観るたび、熱々のミルクティーを飲みたくなります。
もちろん、砂糖を2つ入れて。
The Book of Love [映画]
映画のシーンとストーリーと音楽と歌詞がピタリと合う。
そんな瞬間に出会うと心が震える。
最近、しびれたのが、
Peter Gabrielの 「Book of Love」
Magnetic Fieldsのカヴァーです。
米国版「Shall We Dance?」で流れます。
配役がどうのとか、日本版とどの部分が違うのかとか、
もうどうでもよくなります。
(でも、小泉首相はリチャード・ギアに似ていないという点だけは譲れない)
いい曲です。
Peter Gabrielの歌声にしびれます。
♪The Book of Love has music in it
In fact, that's where music comes from♪
ウィンブルドン化 [映画]
ほかの日の日記のコメントのやりとりで、ウィンブルドンやテニスの話が出てきたので、これについて少し……。
ウィンブルドンとはもちろん、あのテニスの聖地のことだが、「ウィンブルドン化」という言葉は、経済関係の分野でもよく耳にする。
「場所はイギリスなのに、選手は外国人ばかり」という現象から生まれた表現である。例えば、証券市場のウィンブルドン化、金融市場のウィンブルドン化という言い方をする。活躍しているのは外国人(外資)ばかりで、場所を提供しているその国のプレーヤー(国内資本)は淘汰された……という意味などで使われる。
テニスの話に戻ろう。
ウィンブルドン選手権の男子シングルスの場合、地元イギリスの選手が優勝したのは、第2次世界大戦前のフレッド・ペリーが最後。1936年のことだ。
さて、先日公開されたばかりの映画「ウィンブルドン」。
かつて世界ランキング11位にまでのぼりつめたものの、今は119位。引退を決意していた地元イギリス出身の男子テニスプレーヤーがウィンブルドン選手権のワイルドカードを獲得し、勝ち進んでいくという話である。
「ウィンブルドン化」という言葉まで生まれた背景を考えて観ると、なぜ名門ホテル「ドーチェスター」のスタッフたちがああいう行動に出たのか(映画を観てください)深く理解することができ、また、その感動度というものが違ってくると思う(ちなみに現在、ドーチェスターを所有しているのはブルネイの投資機関)。
パワーと自信を失った男が輝きを取り戻す……イギリスの人々は自分の国を重ね合わせて観たのではないだろうか。希望を込めて。
過去の関連日記「今春のおすすめ映画」 ↓
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/archive/20050331
泣いた映画 [映画]
グッバイ、レーニン! [映画]
中国があんな状態になっている今、
日本の企業のみなさーん、中欧が穴場ですよー。
EUに加盟して間もない中欧諸国。
自由主義経済の洗礼、外国投資の流入。
そして、EU加盟に伴う改革。
数年後のユーロ導入をにらんだ改革。
さまざまな「変化の胎動」から目が離せない。
ところで。
戦争も革命も体制の崩壊も経験したことのない自分に、
価値観がひっくり返るような経験はもちろんない。
時代の波に翻弄されるとは、どういうことなのだろうか。
映画「グッバイ、レーニン! 」
急に観たくなった。
彼らは今、どんなふうに暮らしているのだろうか。