聖子で夜は更けて…… [映画]
ぱんぱかぱ~ん♪
昨日のクイズの答えは、映画『奥さまは魔女』でしたー。
映画館で観た人にしか分からない答えでした(すまぬ)。
衆院選投開票日の前夜。知人と夕ごはんを食べようということになったけれど、せっかくだから普段なかなか観に行けない映画でもという話になり、映画館へ。
最初は話題の『チャーリーとチョコレート工場』を観るつもりでしたが、なんと夜の指定席チケットが完売! どうもこの日が公開初日だったようです。
で、観たのが二コール・キッドマン主演の『奥さまは魔女』。
二コール・キッドマンを観に行こうというノリで。
まさに二コール・キッドマンによる、二コール・キッドマンの、二コール・キッドマンのための映画でした。ご存知のとおりコメディだけど、オードリー・ヘップバーンの『ローマの休日』のような純粋な女性を見事にかわいく演じていました。
ところが、です。
私が最も笑ったのが松田聖子。不覚にも。
あ、この映画に出ているわけではありません。
日本公開用のキャンペーンソングを歌っているらしく、そのミュージック・ビデオが映画の直前に流されたわけです。何の説明もなしに。
これがもう、なぜか笑えるのです。
油断していただけに、やられました(笑)。
どうも他のお客もそんな雰囲気。
そして、映画を観終わってからの会話。
知人「映画の冒頭で二コール・キッドマンが書店で手にして買った本があったでしょう? あの本、私持っているんですよ。NYの空港で偶然に買ったものだけど……」
私「ああっ! あのWhat a Girl Wantsって本?」
知人「違いますよ~。松田聖子のじゃなくて」
私「あ、What a Girl Wantsは松田聖子のミュージックビデオに出てきた本だっけ? いやー、松田聖子のビデオのほうが印象に残ってしまってー。二コール・キッドマンが手にしていた本なんてタイトルすら憶えていないなー」
知人「二コール・キッドマンが読んでいた本は、What Should I Do With My Lifeですよ」
私「本編よりも松田聖子のほうが強烈だったなあ。What a Girl Wantsって、 Girlかよっ!ってスクリーンに映る聖子に向かって突っ込まずにはいられなかった」
と、その後はしばらく松田聖子談議に花が咲いてしまいました。
野田聖子ではなく、松田聖子の話で夜は更けていき……。
ご興味のある方はどうぞ映画館へ(笑)。
肝心の映画ですが、これはつべこべ言わず、「二コール、かわいかったー」(by私&知人の女性)と楽しむのが正しい観方ではないかと。マイケル・ケインも見どころです。映画好きならニヤリとするのでは?
音楽もなかなかでした。
R.E.M.の「Everybody Hurts」、The Policeの「Every Little Thing She Does Is Magic」など私好みの曲がさらりと流れてきて。
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