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払うべきものは払いましょう [映画]

米国のサブプライムローン問題はいつ終息するのでしょうか……。

周囲からは「アメリカ人、借りたものは返そうよー」
という声がたくさん聞こえてきます(笑)。

海外では日本人の特徴として「金払いがいい」という喜んでいいのか悪いのかわからない高い評価があるようですが、確かに賃貸物件などの貸し出し相手に日本人は人気らしいです(部屋をキレイに使ってくれる、という先入観もあるみたいですが)。

映画を観ていても、その作品うんぬんではなく、
思わず「払うべきものは払いましょう」と言ってしまいたくなる映画があります。

「砂と霧の家」
重い映画です。しかし……。
一緒に観た友人と映画の後、主人公の女性のだらしなさで盛り上がってしまいました。悲劇の元凶はそのだらしなさからだろうと。税金滞納しちゃいけないでしょうと。それなのになんでそんなに身勝手なのかと。映画自体は、亡命してきたイラン人一家の演技が特に見ごたえあり。

↑サブプライムローン問題で、ローンを払わない家庭と売りに出された家を買った家庭の間でこういう悲劇が起きなければいいけれど……。

「レント」
映画のメッセージ性は横に置いておいて、
観た友人知人は「映画、よかったよね」と言ったあと声をそろえます。
「家賃払えよ!」。

家賃を払っていないのに「すみません」感がないのが日本人には納得できないのかもしれません。さらに家賃が払えないのに天井の高い広い物件にとどまっているのも「?」なのかもしれません。映画前半の歌が何曲か続くシーンの一部で「えええー?」です。え、いや、音楽も映像もとてもいいのですが。

舞台ではそんなことは思わないので、豪華なセットのせいかもしれません。

まあ、このミュージカル映画にそんな無粋なことを言ってはいけませんが、サブプライムローン問題でふと思い出しました。


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