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クローサー [映画]

closer / クローサー音楽が陰の主役、とまでは言いませんが、使われる曲が映画のなかで圧倒的な存在感を示す場合があります。

そんな作品の一つが映画『クローサー』。

4人の俳優によるアンサンブル劇をキュッと締めるのが主題曲『The Blower's Daughter』。アイルランドのシンガーソングライターDamien Riceの歌です。五番目の俳優と言ってもいいかもしれません。この主題歌がなければ映画はまた違った印象のものになっていたでしょう。

先日、この映画のDVDを購入。
なんといっても台詞の応酬が素晴らしい。
うーん。でもでも、作品で最も言いたいことが分かったようで分からない……。
ちょっと難しくて翌日にもう一度観直しました。

舞台を映画化したものですが、もともとその舞台で別の役を演じていたクライヴ・オーウェンはさすが!でした。とにかく演技が上手い(今回は「怪演」と言ったほうがいいかな?)

逆にジュリア・ロバーツは何を演じてもジュリア・ロバーツにしか見えなくて(笑)、この作品においてはミスキャストだったような気もします。

クライヴ・オーウェンという役者を知ったのは映画『ゴスフォード・パーク』で。

実は何の知識も先入観も持たずに『クローサー』を観たので、途中まで『ゴスフォード・パーク』に出ていたあのクライヴ・オーウェンとは気がつかなかった。それほど、役になりきっていると言えばいいのか……。ほかの映画でも途中から「あっ、クライヴ・オーウェン?」と気がつくことの多い演技派俳優です。

映画『ゴスフォード・パーク』についてはずっとブログで書きたいと思いながら、まだ書いていません。書きたいことがたくさんあるせいでしょうか。また別の機会にご紹介できれば……。

O『O』
Damien Rice

主題曲『The Blower's Daughter』を収録。
このデビュー・アルバムは聴き応えがあります。


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