紙だらけ [雑感]
久しぶりにANAに乗ったら、システムが変わっていて紙だらけになって笑ってしまいました。
搭乗券&レシートのような紙を往復で計6枚も。
その紙もペラペラで頼りない……空港の売店で雑誌や飲み物などを買った際にもらうレシートとごちゃごちゃになってしまう。気が付くとポケットのなかが紙切れだらけ、という状態になります。
eチケット(電子航空券)への全面移行の一環らしいのですが、
一瞬、本末転倒していないか?とちょっと思ってしまいました。
まず2次元バーコードが付いた搭乗案内書をもらって1枚目。
(これまでの磁気テープ付航空券は廃止され、搭乗案内書になっています)。
次に荷物検査がある保安検査場でこのバーコードをピッと「タッチ」しなければいけません。すると、搭乗ゲートを案内するレシート状の紙が出てきて、これを手渡されます。はい、2枚目。←レシート状の紙には座席番号もきちんと記載されています。最初にもらった搭乗案内書はそのまま手に持っています。
その後、搭乗ゲートへ向かい、搭乗口でふたたび搭乗案内書の2次元バーコードを「タッチ」。
今度は座席番号が書かれたレシートっぽい紙が手渡されます。3枚目。
↑これが正式な搭乗券になります。
チケットレスで携帯電話やICカードを使う人には必要かもしれないけれど……。
私のように機械に(自分に?)対して疑い深い人間は紙のチケットを選ぶと思います。
最初のバーコードが付いた搭乗案内書に座席も搭乗ゲートも記載されているので、それでいいのではないかと思うのですが……。
どうでもよいことだけれど、前ならば1枚で済んでいた搭乗券の紙が何枚にもなるのはペーパーレスの逆の方向に行っていないか?(笑)。
とは言いつつも、結局、紙に頼ることになるのには安心したりもする。
ANAでは搭乗便の「スキップ予約(予約・購入・座席指定)」が済んでいれば、当日空港カウンターや自動チェックイン機に立ち寄らず、そのまま直接、空港保安検査場に進めるらしいので、便利といえば便利なのかもしれませんが、慣れないとなんとも。今度、試してみようかな。
……と思ったら、おサイフケータイかANAマイレージクラブEdy機能付きカードが必要らしい。
こ、これは、ムーバの古い機種なんぞ使っていないで、おサイフケータイ付きの携帯電話に買い替えなさいということ?(笑)。
さらに、おサイフケータイの場合は専用のモバイルAMCアプリのダウンロードが必要とのこと。
なんだか面倒そう……。
ANAマイレージクラブEdy機能付きカードは持っているので、いちおう「スキップ」は可能のようです。でも手順や使い方がわからない。
やはり普通に空港で搭乗案内書をもらうのが無難そう……。
でも、こういう技術の進歩にはついていかないといけないのかも。
JALも来週19日から搭乗用バーコードによる「タッチ&ゴー」を開始するそうです。
えっと、詳しくない人間が書いていますので、利用については各航空会社のサイトを読んでください……です。