『素数たちの孤独』 [読書]
『素数たちの孤独』
パオロ・ジョルダーノ (著)
先週末から読み始めた1冊。
タイトルもいいですよね~。
トリノ生まれの若き物理学者が作者です。
現在、トリノ大学大学院の博士課程に在籍中ですが、08年にこのデビュー作(!)で、イタリア最高峰の「ストレーガ賞」を史上最年少で受賞しています。同賞はあのウンベルト・エーコも受賞している権威ある賞です。
ようやく日本語の翻訳本が出たところです。
まだ5、60ページしか読んでいませんが、昔々に読んだ日本の小説『永遠の仔』に漂う雰囲気を思い出しました。←ストーリーや設定はまったく違いますが。
うーん、サマーリーディングには少し重すぎたかな?(笑)。
でも人口6000万人弱のイタリアで120万部以上売れた異例の本ということで、かなり期待して読み進めたいと思います。
関係ないけれど、ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』や『フーコーの振り子』も読み返したくなってきました。