気になるカレーソーセージ [読書]
「カレーソーセージをめぐるレーナの物語」
ウーヴェ・ティム (著)
昨夜、ようやく読み終える。
ドイツ人女性の悲恋の物語。
カレーソーセージは、どのようにして生まれたのか……。
果たしてこれは実話なのか? それともフィクションなのか?
時代は1945年。場所は敗戦間近のドイツ・ハンブルク。
20代の脱走兵を自宅にかくまう40代のレーナ。
脱走兵は見つかれば死刑だ。
彼は妻子はいないと嘘をつく。
そして、レーナの愛にこたえる。
レーナは彼の命を左右する存在でもあった。
しかし、ついに戦争が終わる。
もう死刑になることはない。
レーナは戦争が終わったことを彼に隠し続けるが……。
ドイツには何度か行ったことがあるが、このドイツ名物・カレーソーセージというものを食べたことがない。屋台で売られている庶民の味らしい。一度、食べてみたいものである。
小説中に出てくる、コーヒー豆の代用となったドングリのコーヒーも気になります。