ロンドン警視庁が断定 [ロンドン同時爆破テロ]
ロンドン警視庁がついに自爆テロと断定。
イアン・ブレア長官が14日、公式に明言した。
テロ発生当初、時限装置が見つかったことなどから、英捜査当局は自爆テロには否定的な見方をしていた。自爆テロであってほしくない、という思いもあったのかもしれない。
「ピクニックに行くような」若者たちが駅で談笑している。
リュックサックを背負って。
こうした光景を見て、誰がそのリュックサックに爆弾が入っていると思うだろうか。
爆弾が入った荷物を置き去りにしたりすれば、事前に見つかる確率も高い。しかし、自爆テロの場合は、爆弾を持ち込まれたらどうしようもない。見た目にはまったく分からないのだから。
現在、日本の交通機関でも盛んに「不審物を見つけた場合は、近くの係員にお知らせください」とアナウンスしている。持ち主のいない「不審物」と分かればいいが、誰かが自分のカバンの中に爆弾を持っていたら、もう打つ手はない。
だからといって、飛行機のように金属探知機を通過するということになれば、大混雑してマヒ状態になるのが目に浮かぶ。本当に頭の痛い問題です。
自爆テロは英国初どころか、欧州初なのですね……。
連鎖が起きないことを願うばかりです。
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