警戒MAX [ロンドン同時爆破テロ]
朝、成田空港へ。
ロンドンでの同時多発テロ発生後なので、かなり警戒が厳しいのではないかと思っていたが、以前と同じような感じだった。出発手続きカウンターのある階でも警察官たちの姿が特に目立つ、ということもなかった。それにしてもシーズンだけあって、朝から旅行者で大混雑だった。
成田エクスプレスのホームでは常に1人が警備に当たっており、列車の発着時には2人態勢で警備をするという態勢がとられていた。手には携帯型の金属探知機が握られていた。
成田エクスプレスが発着するホームで警戒中@成田空港
まあ、空港や原発はもともと警備が厳重で、ある意味で安全なのかもしれません(とはいえ、原発は飛行機やヘリコプター、ミサイルが落ちてくるかも……という想定をしていない設計のはず。上空を飛んではいけないという規則はありますが……)。
私が以前から警戒が厳しいなーと感じている交通機関が、オール二階建て新幹線「MAX」系。ロンドンで爆破テロが起きる数日前に上越新幹線の「MAX」に乗ったが、シャツの下に防弾チョッキを着用していると思われる警察官が一緒に乗り込んできて、終始、各車両を巡回していた。ほかの新幹線などに比べてピリピリした空気が漂っていた。テロ発生後の現在は、「MAX」の警戒がさらに強化されているのだろうか。
もっとも、上越新幹線はずっと一貫して警備が厳しい。以前、このブログでも書いたが、東海道・山陽新幹線で車内のゴミ箱が自由に使えていたときも(現在はどうなっているのか分かりませんが)、上越新幹線内のゴミ箱はテープで封鎖されていた。
やはり、二階建て新幹線というのは日本が誇るシンボルの一つでもあり、テロリストなどに狙われる可能性が高いということなのかな。
ところで、この「MAX」。その輸送量や車両の大きさなどからMaximum(マキシマム、最大・最高・極大)の略だとずっと思っていたのですが、調べてみると「Multi Amenity Express」の略でした。
いずれにしても、警戒の度合いはMaximumと言ってよいでしょう。
↓関連日記です。 「新幹線のゴミ箱」(4月21日付)
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-04-21
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