さようなら、YS-11 [飛行機]
本日30日、唯一の国産旅客機「YS-11」がついに日本の空から退役します。
この機体は「JA8717」。
世界で最も長く飛んだと言われる飛行機です。
総飛行時間は約7万1220時間、フライトサイクルは7万2359回(かな?)。
初飛行は1969年。私が生まれる前から飛んでいたYS-11です。
一足早く、今月中旬に退役。お疲れさまでした。
新幹線0系に似ている愛くるしい表情。
プロペラの直径は機体の胴体の直径よりも大きい。
1200mの短い滑走路で飛び立てるように設計。
手前にあるのはバッテリー・カー。エンジンを始動させる電源です。
YS-11、きょう沖永良部―鹿児島でラストフライト。
ラストフライトを務める64歳の機長も今年で引退だそうです。
日本の空は寂しくなりますね。
お疲れさまでした。本日、晴れますように。
とってもいい写真ありがとうございます。はるちーさんご存知かわかりませんが、YS11の後に当時の運輸省が主導でジェットの国産化YXX計画なるもの存在しました。
何回か計画が変更されそのうち頓挫してしまいました。今度も60人程度のジェットの国産化計画がもちあがっておりますが、充分ウオッチしていきましょうね。
by ラカーザ (2006-10-01 11:01)
>ラカーザさま
こんにちは。はじめまして。
写真を褒めていただいて恐縮しております。空もとても美しかったので写真に収めてみました。お客を乗せての最後のフライトを前にたたずむJA8717の姿です。
国産化計画はぜひとも成功させてほしいですよね。182機で製造を中止したYS-11の反省から「売れなければいけない」という大前提もあり、決して簡単なことではありませんが……。技術の継承はとても大事なことだと思います。
by はるちー (2006-10-02 01:11)