安すぎっ!イージー・ジェット [旅]
昨夜、トリノ→ロンドン行き飛行機のチケットを航空会社のサイトで購入。
その価格、驚きの6・99ポンド(約1400円)。
空港までの電車・バス代より安い。
そして、これは正規料金なのである。
そう、あの「イージー・ジェット」社です。
ヨーロッパで最も成功しているベンチャー企業の代表格といっていいでしょう。もはやベンチャーとはいえない大規模な会社になっていますが。
昔、イージー・ジェットがまだまだ新参だったころ、英国の地上波テレビで空港での同社のテンヤワンヤを追う30分間のドキュメンタリー・シリーズ番組がありました。それを見ていると、「高くてもいいからちゃんとした飛行機に乗ろう」と思ってしまうのですが、一度乗るともうファンになってしまいます。
すべてにおいてテキパキしているのです。
これは英国にあっては、非常に珍しい。
少数精鋭主義のビジネスマンならば、なんでもかんでも一人でこなす客室乗務員(途中、飲食物を売るときには着替えまでします)の仕事振りに感心することでしょう。最後に大きなごみ袋を持って通路を歩き、客からごみを集めることまでします。彼女の一連の動きは、気持ちがいいくらいテキパキしています。わずか1、2時間のフライトで全部をこなすためには、無駄な動きはできないのです。
もし、イージー・ジェットに乗ることがあれば、どこでコストを削減しているのか観察するのがおすすめです。
ファンは多く、ある若手の超有名アーティストも「クリスマスはいつもこれで実家に帰るよ」と、さりげなく乗っていました(上記のTV番組でそんなシーンがありました)。
料金の特徴は、出発日が近づくにつれて高くなる点です。
例えば1か月前の今は7ポンドでも、当日買うと120ポンドというようなことがありますので予約の際は気をつけてください。そして、VISAなどクレジットカードで決済すると手数料4ポンド取られます。また、空港税は別に払わなくてはいけません。
このイージー・ジェットについてはいろいろ書きたいのですが、長くなるので今日はこのあたりで。
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