ペンギンの足はなぜ凍らないのか? [読書]
どうしてなんでしょうねー。答えはこちら↓で(笑)。
『Why Don't Penguins' Feet Freeze?』
Mick O'Hare (編集)
このほかに114個の質問&回答が載っています。
科学専門週刊誌『ニュー・サイエンティスト』の質問コーナーをまとめた1冊です。
夢に出てきた本 [読書]
夢のなかになぜか出てきた本。
旅先で飛行機に乗る前、読むために持っていたこの本が見当たらないっ!と必死に探している夢でした。
自分でも意味不明です。
ずいぶん前に短い書評を読んだ程度だったのですが……。
お腹が減っていたのかな?(笑)。
夢は「大衆食堂へ行け!」というお告げなのでしょうか……。
本を買ってみようっと。
おもしろいミステリーは? [読書]
旅行先でのんびり1人で読書だけをしたいなー(妄想)。
持っていく本は何がいいかな?(妄想)。
普段はあまり読まないミステリー小説かな(妄想)。
「もし2日程度どこかのホテル・旅館に滞在するなら、どの本を持っていこうか」。
こう考えるだけで楽しくなります。
本日のイメージではミステリーもの。
人物描写が優れている作品がいいな。
ミステリーはあまり読まない分野なので、
これはイチオシ!という本がありましたら教えてくださいませ。
(和・洋、問いません)。
停電の夜に [読書]
今日はこの本のタイトルを思い出した人も多いのでは(笑)。
早朝から東京を襲った大停電、お盆休みの閑散とした時期の平日だったのが不幸中の幸いでしたね。通常のラッシュ時だったら、けが人や病人、交通事故が相次いでいたかもしれません。
さてさて、この作品。
米国在住のインド系作家が鮮烈なデビューを飾った短編集です。
ピュリツァー賞など数々の賞を受賞。
9つの短編がつづられています。
インド料理に使う香辛料もストーリー中にときどき登場してきて、いいスパイスになっています。
映画を観る前に [読書]
『冷血』
トルーマン・カポーティ(著)
今秋には話題の映画『カポーティ』がようやく日本公開です。
その前に再読しておかなければ。
文庫なので移動中の1冊にもおすすめです。
(『カポーティ』は「冷血」を書き上げるまでの舞台裏を描いた伝記映画です)。
経済面の読み方 [読書]
灰色の魂 [読書]
10歳の美少女の絞殺死体が川辺で見つかるところから物語は始まる。
その後、登場人物が次々と死んでいき……。
ロシア文学のように重く暗い雰囲気が一貫して漂うが、ミステリーとしても読み応えあり。
世界のジョーク、日本人はどう見られているか [読書]
こんな本もあるので、ご紹介。
『世界の日本人ジョーク集』
早坂隆(著)
世界各地で語り続けられているアネクドート(小話)のなかから、日本人が出てくるものが集められている。有名なジョークが数多く挙げられており、もちろん、米国人やイタリア人、ロシア人などなど他国の国民性も浮き彫りに。
「君こそどの〝キー〟なんだ?ヤンキー?ドンキー?モンキー?」と日本人が米国人にちくりと反撃した話もただの小話としてとり上げられていたが、これは確か岡倉天心が米国で実際に言ったエピソードではなかっただろうか。このあたりの解説はほしかったかも。
きょうの産経新聞に『トルシエ氏は規律最優先で融通が利かない日本人選手を「赤信号だと車が通っていなくても道路を渡らない」と皮肉った』という記事があった。
赤信号ジョークが新たに生まれそうな予感(笑)。記事によるとフランス人もドイツ人も赤信号に構わず道路を渡るそうである(←ドイツ人は規則に従う国民性だと思っていたが……)。
でもね、
日本には「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という言葉もありますヨ(笑)。
よい子のみなさんは、青信号で左右をよく見て渡りましょうね。
祝♪ニュートン [読書]
科学雑誌Newtonが創刊300号を迎えたそうです。祝。
創刊は25年前。懐かしいなー。
0号から定期購読(大人になるまで)。バックナンバーは今も保存してあるはず。
宇宙の特集がとりわけ素晴らしく、
幼いころに夢中になったのはブラックホールの謎でした。
0号が当時の日本では衝撃的な内容だったらしい。
難し過ぎてなんだか分からないけれど、とにかくスゴイ!ということで、最もこうした本を手にとらないであろう母親が買ってきたくらいなのだから←たぶん、イラストにやられたと推測(笑)。
バカな私をも引き込む文章とイラスト。紙質とインクの香りもよかったなあ。
相対性理論など扱うテーマは超ド級の難しさ。
しかし、その難しい題材を小学生にも読ませる「かみ砕き方」がノーベル賞級(おおげさ?)。
難解な文章のほうが書くのは難しいと思っている人も多いが、難しいことを小学生レベルにもある程度分かるように簡単に(かつ正確に)書くことのほうがはるかに難しいと思う。そういう意味でNHKの「週刊こどもニュース」もレベルがかなり高い。偏ってはいけないし。
さて、Newton「300号」記念となる7月号の特集は量子論。
現代物理学では相対性理論に並ぶ難解&重要な理論です。
ええ、私にはさっぱり??なテーマ。
しかーし。創刊号のあのスピリッツを感じました。
こんなに難解なテーマを面白く読ませるための苦心が垣間見えます。
量子論になんて恐れ多くて興味のない私ですら面白く感じるのですから、おすすめの雑誌です。
あっ、面白いと感じることと理解することは別の次元ですからねー(強調)。
私に聞かないように……。私に理解できるわけがない。
私は凡人&理系オンチだから、ごく普通の大人になってしまったけれど、
Newtonを読んだのがきっかけで研究者の道に入ったという人もいるのでは?
Newton (ニュートン) 2006年 07月号 [雑誌]
ムンクを追え! [読書]
『ムンクを追え!
「叫び」奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日』
エドワード・ドルニック(著)
ノンフィクションです。
スリリングな内容も事実。
この囮捜査官を主人公にした小説や映画があってもいいかも。
いや、わざわざフィクションにする必要はないか(笑)。
美術館に行きたくなる1冊です。
フリーメイソン [読書]
現在の政界に秘密結社「フリーメイソン」会員はいるのだろうか?
昔だと吉田茂氏や鳩山一郎氏がいたそうだが……。
話題の『ダ・ヴィンチ・コード』の本を読んで、ふとそんな疑問が。
そういえば以前、ロンドンの住宅地図を眺めていたら「フリーメイソン」と記されていて、全然、秘密じゃない(笑)。ええ、おもしろそうなので見に行きました。
コベント・ガーデン近くです。←フリーメイソン博物館。ますます秘密じゃない(笑)。一瞬、ただの教会かな?と思う白壁の建物です。
「ダ・ヴィンチ」効果で新たな観光名所になっていたりして……。
『ダ・ヴィンチ・コード』といえば、このような本もあります。
『フーコーの振り子』
ウンベルト・エーコ著
こちらも文庫になっているようです。
『ダ・ヴィンチ・コード』っぽい内容の小説です。
ザ・フィフティーズ [読書]
ダ・ヴィンチ・コード読みましたが…… [読書]
今ごろになって『ダ・ヴィンチ・コード』を読み終えました。
えーい、言っちゃえー。
最後の意味がわかりませーん。
私だけ?
隠されているのは形あるものなのか、それとも形無きものなのか。
どなたか教えてください……。
気になる1冊 [読書]
『Suite Francaise』 Irene Nemirovsky (著)
キエフ(ウクライナ)出身のユダヤ人作家による小説。
ドイツ占領下のフランスを描いた作品です。
書かれたのは1942年。
62年間もの時を経て出版され、フランスでベストセラーとなった本です。
著者はキエフで生まれ、その後に一家でフランスに亡命。
フランスで作家として活躍していたが、ナチスの侵攻によりフランス憲兵に逮捕され、翌月にアウシュビッツで亡くなる。
小説という形だが、著者自身の体験がベースになっているのは間違いない。
舞台はドイツ占領下のフランスの小さな村。
著者はナチスから身を隠して暮らしていたフランスの村でこの作品を執筆していた。アウシュビッツ送りにならずに生きのびた娘2人の手によって近年、ようやく出版されたのである。
5部構成の予定だったらしいが、著者の死によってそれは実現しなかった。
完成したのは第1部「Storm in June」と第2部「Dolce」まで。
最近ようやく英訳されて再び話題になっている。邦訳が待たれる。
「死への準備」日記 [読書]
射水市民病院で患者7人が延命措置の中止で死亡した問題。外科部長が事情を話しはじめたことで当初とはずいぶん様相が変わってきた。
それにしても、富山県警はこれをどう処理するのだろう……。
ところで。
この問題をきっかけに、死に際を考える人も多かったのではないでしょうか。
私も末期に人工呼吸器などの延命措置は受けたくないなー。
お世話になった人々に「ありがとう」と「さようなら」を言う時間ぐらいは欲しいけれど。
終末期医療で思い出した1冊。
私と同年代の人ならば、おそらく大半の方が当時読んだのではないでしょうか。
「死への準備」日記
千葉 敦子(著)
私も10代のころに読んで、もし自分がガンで余命あとわずかとなったら、こういうふうに生きるだろうなあと思いました。
年齢を問わずに読んでいただきたい1冊です。
The Timewaster Letters [読書]
タイトルと表紙のデザインが気に入っている本です。
『The Timewaster Letters』
Robin Cooper (著)
昨年買った洋書で笑えた1冊。
何がおもしろいかというと、企業・団体の慇懃無礼さ(笑)。
著者がいろんな企業・団体に提案や要望の手紙を送り、それに対して担当者が返してきた手紙をそのまま掲載した内容です。
日本ならば、こんな手紙を送ったら企業のブラックリストに載るか、業務妨害の一歩手前かという内容。日本ならば無視されるような手紙にも丁寧に手紙を返してくる企業・団体の律儀さ。さすが手紙の国・イギリスである。
こんな本だけど、これが売れたんですよねー。
よく欧米は単刀直入で、日本は婉曲な表現をすると言われるけれど、外国でも婉曲な表現はよく使われるということが分かる1冊です。行き過ぎて、慇懃無礼さ爆発なのだが(笑)。
餌食になった企業・団体、そして実名入りの手紙を載せられた担当者はお気の毒としか言いようがありません……。
この著者、実はRobert Popperという名のテレビ・プロデューサーです。
話題の1冊 [読書]
おもしろいと評判の1冊。
著者はあの前NHKワシントン支局長です。
次の作品も楽しみです。
会社を辞めて書いた小説といえば、こういう本もありました。
『平成』
青山 繁晴 (著)
こちらも当時、話題になりましたよね。
2冊とも、小説という形だからこそ書ける「事実」というものがあるのでしょうね。
おすすめです。
国会議員が休暇中に読みたい本 [読書]
先日、『ダ・ヴィンチ・コード』の文庫版が発売された。
読みたいと思いながら、買いそびれていたのでちょうどいい。
上下巻をじっくり読める時間ができたときにでも購入しようと思っていたら、とうとう文庫版が登場してしまった。
うろ覚えで申し訳ないのだが、昨年夏ごろ、「英国の国会議員が休暇先に持参して読みたい本の第1位は『ダ・ヴィンチ・コード』」という内容の記事を読んだ。実際に下院議員に持参した本のアンケート調査を行ったところ、こういう結果が出たとのこと。
確かに休暇中にゆっくり読みたい本というものがある。
その楽しみのために、買っても手元に置いたまま読まないでいる本だ。
私の場合は結局、休暇先では読まなかったりする(笑)。
この文庫3冊セットを買うつもりだが、果たして読むのはいつになることやら。読み始めると早いと思うのだが。
『パイロットの妻』 [読書]
『パイロットの妻』 アニータ・シュリーヴ(著)
新潮クレスト・ブックスで読まれた方も多いと思いますが、最近、文庫化されたようです。持ち運びに軽くてよいです。移動中におすすめ。飛行機のなかは避けたほうがいいかも(?)。
ストーリーは、飛行機墜落事故に端を発します。
突然の墜落事故でパイロットの夫を亡くした女性が主人公。
最初のほうでは女性の内面の脆さや強さなどを考えながら、後半からもっと深いテーマに突入してからは引き込まれるように、あっという間に読み終えてしまいます。
米国で280万部を突破したという小説です。
ところで。内部抗争が勃発した日本航空。
JALの社内抗争はお家芸と言われているけれど……。
今は安全対策を急ぐのが最優先なのでは?
現場の人々はうんざりでしょうね。
社員のみなさん、頑張ってください!
365日のベッドタイム・ストーリー [読書]
『365日のベッドタイム・ストーリー』
クリスティーヌ・アリソン(編著)
世界中の神話やおとぎ話、童話などが、
なーんと!365話収録されています。
子供のころによく読んだ話も数多く載っています。
ところが「こんな話だったっけ?」と、かなり新鮮です。
「ジャックと豆の木」とか(これってイギリスの話ということも初めて知りました)。
子供のころはよく憶えていた話も、今はすっかり忘れ去っています。
そして、いくつか話を読んでみて……。
物語に「意味」を見いだそうとする自分を見つけました。
子供のころは楽しく読んでいただけなのに、「この話は何を言いたいのか」と思ってしまうのです。これが大人になったという証拠でしょうか←いまさら大人にってずうずうしいですね(笑)。すべての物語が必ずしも教訓などを含んでいるわけではないのに。
子供の心に戻って、無邪気に読むのがおすすめです。あれこれ考えずに。
本来は子供のための本かもしれませんが、大人も楽しめる1冊です。
「消火栓に恋をした犬」など、知らない話もたくさんあります。
プレゼントにも向いている本だと思います。
どこから読んでもよし。気分に合った話を選んで読むのもよし。
季節ごとにも分けられていて、1日1話ずつ読んでいくと365日かかります。
もちろん一気に全部読んでもいいのですが、1年間かけてじっくり読むのもなかなかいいかも。
読みかけの本にまた1冊加わりました(笑)。
買った本が山積み [読書]
読みかけの本、買ったまま放置された本が山積み。
それでも読まなければいけない本は増えるワケで……。
ちなみに自宅にいる時に最もよく本を読む場所はお風呂。
時間の節約にもなるし、読むのに集中できるのです。
読みかけの本は現在、たぶん20冊以上あります。
1冊だけをじっくり読む。できそうで、なかなかできないことです。
移動中の読書は寝てしまうし(笑)。
ぼくたちは、銀行を作った。 [読書]
ソニーが05~07年度の中期経営方針を発表した22日夜、BBCワールドを観ていたら、この1万人削減の話題が生中継のトップニュース(ロンドン同時爆破テロ容疑者の移送)の次に取り上げられていました。海外にも衝撃を与えたようです。
ソニー、これからもひと波乱、ふた波乱ありそうな予感……。
ハワード・ストリンガー会長兼最高経営責任者(CEO)が24日付のフィナンシャル・タイムズ紙で、リストラに対するソニー社内の抵抗勢力(って言っていいのかな?)への不満をぶちまけているし……。
抵抗にあって思い切ったリストラができなかったと愚痴られても、ねぇ。それをまとめるのがトップの甲斐性ではないでしょうか。とにかく、現役のトップが口にすべき言葉ではないですね。社内の不協和音をわざわざ自ら外部に発信してどうする、と思ってしまいます。
今回の中期経営方針、確かに前向きなインパクトがなかったような気がします(その前の日経新聞1面トップの記事が衝撃的すぎたせいもあるのですが)。巷では、ソニーは金融事業などを完全に手放して原点に帰るべきだとする意見もあるようです……。
そんななか、4年前に買った本を思い出しました。
「ぼくたちは、銀行を作った。」(集英社インターナショナル)
ソニー銀行取締役・十時裕樹(著)
サブタイトルは「ソニー銀行インサイド・ストーリー」。
メルマガから生まれた本だそうです。
金融監督庁(当時)を訪ねて、「あの~、銀行をつくりたいんですけど」と免許をもらいにいくエピソードから「ソニー銀行開業物語」が始まります。
さくっと読めて、時折クスッと笑えます。
そして、畑違いの銀行もソニーの遺伝子がつくったのだと伝わってきます。
この本、ストリンガー会長に読ませてみたいです(笑)。
刺客にもおすすめ? [読書]
日経新聞の政治面のファンは結構多い。
(理由は読んでいる人に聞けば分かるでしょう)。
その面を担当している政治部が先月、こんな本を出版しています。
「あなたの知らない政治の世界―永田町インサイド」
日本経済新聞政治部
入門書としてもおすすめです。
特に刺客のみなさんに(笑)。
ところで、日経新聞。
16日の朝刊1面トップを見て、眠気が一気に吹き飛んだ人は多いのではないでしょうか。私もびっくりしましたよ。
見出し「ソニー、金融事業売却へ 電機と娯楽に集中 ソネット・スカパーも放出」
ところがソニーは同日、金融事業売却を否定。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200509/05-0916/index.html?feed=wnrss
グループの経営方針を発表する22日、答えがはっきりするでしょう。
so-netの行方も気になります。
上記の報道資料では、so-netには言及していないんですよね。
スカパーについては「一切考えておりません」とはっきり否定しているのに……。
ってコトは……?