グラミー賞 [音楽]
あの、ろんりー、ろんりー、ろんりーの?
今年の第51回グラミー賞。
ロバート・プラント&アリソン・クラウスのデュエットが最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞など5部門を制覇したそうです。
この2人、去年のグラミー賞でもなにか賞をもらっていなかったっけ?
今回受賞した「プリーズ・リード・ザ・レター」はペイジ・プラント作品。
1度聴いただけで、サビを憶えてしまう曲です。
関係ありませんが、中高生のときはハードロック系も結構聴いていて、ザ・ファーム(な、懐かしい……)のアルバムまで買っていました(笑)。ツェッペリンのアルバムももちろん買っています。
ところでロバート・プラント、もう還暦なんですね~。
最優秀楽曲賞はコールドプレイ。
ノミネート曲のなかでは、これは誰もが納得の結果でしょう。
それにしても。
なんとなく華がなかったような気がします、今回のグラミー賞。
紅白歌合戦 [音楽]
今年の紅白歌合戦、出場歌手が発表されましたが、
知らない歌手が何人も!
やばい。一般的な流行にこれほど疎くなっているとは……。
思わず調べてしまいましたよー。
で、キマグレン。
名前は知りませんでしたが、歌は聴いたことがあるー!(ほっ)。
名前を見た段階で、何か企画もののおふざけグループだと思ってしまいました。
Aqua Timezという歌手も知らない。でも、初出場ではないんですね。
紅組では、秋元順子が誰?状態……。
いきものがかりも名前は目にしたことはありますが、歌は知らないな~。
GIRL NEXT DOORは深夜の大量CMで見かけたことがあります。
初出場組には、水谷豊という意外な名前が……。
「カリフォルニア・コネクション」を歌うのでしょうか。
↑この歌、30年前の曲ですよね。
それにしてもエンヤって何? エンヤって(笑)。
初出場です。
そういえば昔、シンディ・ローパーも出場したことがあったな~。
←エンヤの新アルバム。
今月リリースされました。
雪模様のジャケットといえば、
サラ・ブライトマンの新クリスマス・アルバム。
こちらも今月リリースされたようです。
ああ、もうすぐ12月が到来です。
Hot N Cold [音楽]
深夜に聴くとテンションが上がるんですよね~。
このケイティ・ペリー嬢、今度のグラミー賞で受賞すると思っていますが、さて予想は当たるかな?
日本では女子高生向けというか、10代向けにプロモーションを展開しているようですが、もったいない。いい年をした大人は、女子高生向けのシンガーのCDって、手にとろうとはまず思いませんからね~。
私も最初は買おうとは思いもしませんでしたが、実際に聴いてみると、歌詞もメロディもかなりの実力を持つシンガーソングライターです。
公式サイトによると、ケイティ・ペリー自身は自分ことを「リリー・アレンのヤセ版、エイミー・ワインハウスの太っちょ版」と言っているそうです。
確かに私も、日本の昭和歌謡的な雰囲気がある(笑)エイミー・ワインハウスの明るい版と思ってしまいました。
こちらがデビューアルバム。
Katy Perry
『One of the Boys』
「Hot N Cold」も収録されています。
マドンナが絶賛、カール・ラガーフェルドもファンとか。
アルバムに収録されている「Ur So Gay」の歌詞、笑ってしまいました。
「I hope you hang yourself with your H&M scarf」から始まる歌(笑)。
「You need SPF45」「You don’t eat meat and drive electrical cars」というくだりとか……。
日本の公式サイトでは「スカーフ巻いて、ベジタリアンで、インディ・ロック好きで、美白命でなよなよした元カレにはもううんざり、っていう唄」と紹介しています。
「ゲイぶってんじゃないわよ 男が好きなわけじゃないくせにさ」(By 公式サイト)
という過激な?歌詞。
欧米のゲイ(あるいはゲイ疑惑のある人)を知っていると、
おもしろさ倍増ではないかと(笑)。
Safe Trip Home [音楽]
11月上旬にリリースされるようです。
『Safe Trip Home』
Dido
ジャケットがいきなり宇宙で(笑)驚きましたが、内容が楽しみです。
彼女の曲で好きなのは、「White Flag」「Here With Me」かな。
「Here With Me」については以前の数年間、
サビの部分のメロディを携帯電話の着メロにしていました。
現在の着信音は音楽にはせず、携帯電話に入っている着信音リストから適当に設定しています。
自分好みの着メロって、選ぶの難しくありません?
私だけでしょうか(笑)。
静かな深夜などに携帯電話が突然鳴ってドキドキしないように、
Didoの「Here With Me」を選んだような憶えがあります。
Didoとはまったく関係ありませんが、
今この日記を書きながら、NHKを見ていたらデヴィッド・サンボーンがライヴをしていました。彼のギュギュギュっとした音色、結構好きです。
深夜に聴くジャズは心が落ち着きますよね。
↓昔の関連日記です。
「雨音と音楽と本」
Eva Cassidyの新作アルバム [音楽]
『Somewhere』
Eva Cassidy
亡くなってから12年後の新アルバムですが、
すべて新しい曲です。
個人的には、ライブアルバムの『Live at Blues Alley』がおすすめです。
↓過去の関連日記です。
『日本でEva Cassidyブーム到来!?』
『波乱万丈の歌姫』
ナイキの新CM曲 [音楽]
テレビのCMから聞こえてきた懐かしい歌。
The Killersではあーりませんか!
「Hot Fuss」という1stアルバムに入っている、
『All These Things That I've Done』という曲です。
何のCMかとずっと見ていると、ナイキの新しいCMでした。
ちなみに上記の10回繰り返されるフレーズの歌詞、正確には、
I got soul, but I'm not a soldier~♪
です。
昔の日記でもこのアルバムを紹介したことがありますが、
眠い朝に脳を起こしたいときによく聴きます。
捨て曲なし。
特に冒頭からアルバム前半の流れは最高です。
『Somebody Told Me』も入っています。
そういえば、以前、アップルのスティーブ・ジョブズ氏が新iPod発表のキーノートでThe Killersの曲を流して紹介していたことがあったような……。
確か、このアルバムに収録されている『Mr. Brightside』という曲だったと思います。
ジョブズ氏もお気に入りのバンドです。
ついでに関係ない話ですが……。
何年か前に、新聞のテレビ欄で日本の音楽番組にキラーズと表記してあり、
わくわくして録画した同番組を観てみると……。
この洋楽のThe Killersではなくて、なんと!
お笑いのオセロの松嶋なんとかという人がボーカルのバンド「KILLERS」だったことが……。そんな日本のバンドがあるとは知りませんでした。
これがまた、なんというか……。
テレビの前でぽかーんとしてしまいました(涙)。
(↑私だけではないはず!)
子供のころに買ったLP [音楽]
でも、私の年代は全般的にそうではないかと思います。
若い方々には時代背景を説明する必要があるかもしれませんね。
今回は洋楽のなかでもポップス系について。
(ロック系はまた別の話になりますので、別の機会に)。
私が子供のころは、洋楽も邦楽やアイドル歌手と同じぐらいポピュラーでした。
たとえば懐かしいアイドル雑誌の「明星」や「平凡」にはソングブックなどという別冊付録が毎号ついていて、そこには洋楽最新チャートのヒット曲が、楽譜、ギターコード、英語の歌詞とともに、さらに英語にカタカナでふりがなをつけて紹介されていました。
バングルスの「マニック・マンデー」や「エジプシャン」とか、
ネーナの「ロックバルーンは99」とか。
ううっ、懐かしい(笑)。
このころのほうが「プロデューサーの誰々が今度、あのアーティストのアルバムに参加した」などと関心も知識も今とは比べものにならないほどあったと思います。
大半は忘れちゃっていますが……、このころはナイル・ロジャースの天下だったような。また、ナイル・ロジャースかよ的な。
デヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」とか、デュラン・デュラン の「ワイルド・ボーイズ」とか、ジェフ・ベックの「フラッシュ」とか。CD時代に入ってからはミック・ジャガーのソロアルバム「シーズ・ザ・ボス」とかも買ったな~。
さて、そんな80年代前半のLP時代。
CDはまだ一般家庭にはない時代です。ちょうどその過渡期といいますか。
なぜか買ってしまったポップス系のLPの数々です。ちょこっと紹介。↓
懐かしい……。
映画「フットルース」のサントラです。映画を観ていないのに買ってしまいましたが、捨て曲なしのいいアルバムで結構聴きました。
こちらも映画のサントラ。
そう、「フラッシュダンス」です。
ザ・80年代ですよね~。これは説明する必要はないでしょう。なぜか「ロミオ」という曲が今でも耳に残るアルバムでした(笑)。
シンディ・ローパーのアルバム。
当時はマドンナよりもシンディ・ローパーのほうが人気があったような……。
「タイム・アフター・タイム」は名曲ですよね。
そういえば、晩年のマイルス・デイビスがライヴで演奏した「タイム・アフター・タイム」が収録されたCDを持っています。これもなかなかいいですよ~。
これも説明は必要ないでしょう。
マドンナのセカンド・アルバムです。
プロデューサーはナイル・ロジャースです。
あっ、これは忘れてはいけないですよね(笑)。
マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」。
ちなみに……。
これらのLPはいまだきちんと保存されています。
この後に買ったCDとかは結構、なくしちゃっているのですが……。
やはりLP盤は大きいのでなくなりにくいです(笑)。
でも、LPプレーヤーでは面倒なので、
フットルースあたりはCDで買いなおしてもいいかなと考えている今日この頃。
iPod+iTunesの最新CM曲 [音楽]
『Viva La Vida Or Death and All His Friends』
Coldplay
アップルのiPod+iTunesの新CMがテレビで流れていますよね。今回はコールドプレイ。
曲名は「Viva La Vida」。
この曲が入っている上記の最新アルバムも先週、日本で発売されたばかり。
U2っぽいなーと思っていたら、今回はブライアン・イーノがプロデューサーとして参加していたんですね。なるほど、納得。
ブライアン・イーノ色が濃く出ていると思います。
そういえば、CMも以前のU2のシルエットCMっぽい感じがしますよね~。
iTunesの新CM。↓
最後の
「Never an honest word ♪ But that was when I ruled the world♪」
という歌詞がいいですね~。
個人的には太鼓がツボ(笑)。
↓MTVでのライヴ映像もかっこいいですよ~。@MTV Movie Awards 2008
特に後半のメンバー全員でのコーラス部分がかっこいい~。
伝説的トランペッター逝く [音楽]
May Peace Be Upon Them [音楽]
飛行機が到着する前からの生中継や厳戒態勢の中での長野までの移送中継などの報道を見ていると、国際的な大物犯罪者の護送か?と思ってしまうほど(笑)。
もはや「聖火」の意味を持たないのですよね~。
こんなに世界中(中国を除く)から歓迎されない「聖火」、
人目を避ける「聖火」は史上初でしょう。
何のための聖火リレーなのでしょうか。
そんな朝、ふと思い出したのが、
ケニー・ギャレットのアルバム『ビヨンド・ザ・ウォール』。
約1年半前にリリースされた作品です。
初めて聴いたときは、非常にコルトレーンっぽいという単純な感想。
(↑いい意味です)。
前作や前々作などのようなわかりやすさとは違う雰囲気。
ジャケットを見るとわかると思いますが、中国を意識した作品。
最初は「うーん、私には難しいかも」といいますか、
万人に「これいいから聴いてみて」と薦めるには重すぎるといいますか、
それほど激しく聴き込むこともなく、しばらく放置していました。
とはいえ、アルバムの最後を飾る「May Peace Be Upon Them」などは、
ジャズを知らない人にもぜひとも聴いてほしい1曲だなあとも思っていましたが。
↑すごいです。
サックスが慟哭しています。
これはジャズなのでしょうか、というくらいの迫力です。
「Kiss to the Skies」というタイトルの曲も、字面からは想像がつかない重さ。
1曲目の「Calling」もすごいです。
(あのファラオ・サンダースが参加!)。
全体的にストイックです。
このアルバム、今年に入ってからあらためて聴いてみると、
かなりいいんですよね~。
最近は電車の中でよく聴いています。
さて、聖火リレー関連のニュースを見ていて、
このアルバムをなぜ思い出したかというと、
実はこの中国色が出ているアルバムには、
チベット仏教のお経を入れた曲もあるのです。
しかも曲のタイトルが、
「Realization (Marching Toward The Light) 」
意味深ですよね……。
私もどういう意図でこのアルバムが出来上がったのかあまり知りませんが、
想像以上に深いメッセージを含んでいるのは間違いないでしょう。
アルバムのタイトルは「Beyond the Wall」だし……。
このアルバムが出た当初、「なんで、お経なんだよ~(笑)」という感想を持った方もいらっしゃると思いますが、いま聴き直すと新たなメッセージが伝わってくるのではないでしょうか。
もしも今年のリリースだったら、グラミー賞を受賞していたかも?
(昨年のグラミー賞のジャズ部門「Best Jazz Instrumental Album」でノミネートされましたが、受賞は逃しました)。
過去の関連日記↓
「魂のドラム」
「グラミー賞ノミネート」
「ケニー・ギャレット@ブルーノート東京」
『Beyond the Wall』
Kenny Garrett
通算14枚目のニュー・アルバム [音楽]
音楽も聴いていない…… [音楽]
昨日の日記では映画を観に行っていないと書きましたが、そういえば音楽もあまり聴いていない。新たないい曲との出会いもないなあ……。チェックをしていないからだけれど。
いいのか、こんな乾燥した生活(笑)。←昨日の日記に続き反省。
首都高が初クラシックコンサート [音楽]
地下鉄に広告が出ていましたので、チケットはまだ売っていると思います。
山手トンネル(首都高速中央環状線4号新宿線~5号池袋線)の開通を記念し、今月22日夜に東京オペラシティコンサートホールでクラシックコンサートが開かれます。首都高速道路がクラシックコンサートを主催するのはこれが初めてだそうです。
年明けにエルガーの威風堂々を生で聴くというのはいいですね~。
『首都高速中央環状線(新宿~池袋)開通メモリアルコンサート』
指揮はパスカル・ヴェロ氏。
演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。ピアノは河村尚子氏。
楽曲は、
エルガー 「威風堂々」第1番ニ長調op.39
ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11
チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調op.36
なぜこういう曲選びなのか私も疑問に思って調べてみたところ……。
(首都高速道路のサイトより)
『今回は、新たな道路の開通に相応しい華麗な楽曲をセレクトするとともに、エルガーの「E」、チャイコフスキーの「T」、ショパンの「C」と作曲家の頭文字を取ると「ETC」となります。 』
とのこと。なーるほどっ。ETCかぁ~。
チケット代はS席3500円、A席3000円、B席2000円と格安です。
これでもまだ売れ残っているのでしょうか……?
時間があれば行ってみようかな?
アップルジャパン本社@オペラシティタワーでの報告会の日(19日)と同じだったら、報告会終了後にお茶してごはんも食べてコンサートに行ったのにー(笑)。
マドンナのツアー完全収録DVD [音楽]
ずっと前に買ったまま放置していたDVDをちょっと観てみました。
ツアーのDVDとCDの2枚組です。
昨秋、13年ぶりの日本公演@東京ドームに行きましたが、その4部構成のステージをそのままDVDで楽しめます。DVDには21曲、CDには13曲入っています。
オープニング映像からエンディングまでを完全収録したノーカット約2時間のボリューム。ライヴ映像・音源は@ロンドンのウェンブリー・アリーナのものです。
日本公演のステージそばの席はオークションで売られて、1席50万円以上で落札されたケースもあったらしい……。
実際のステージで驚いたのがダンサーのスピード感。
DVDで観るのとは大違いで、動物並みと言っては失礼ですが、人間の能力を超えたようなスピードでステージを駆け巡っていました。
過去の関連日記。↓
「Up for Grabs(Starring マドンナ)」
ビエロフラーヴェク氏の「第九」が聴きたい! [音楽]
年の瀬といえば、ベートーヴェンの「第九」。
いま最もCD化してほしいのが、今年7月13日のプロムス初日の「第九」。
チェコ出身のイルジー・ビエロフラーヴェク氏が指揮するBBC交響楽団による演奏です。
数日前にブログ日記で『チェコ・フィルの「新世界」@サントリーホール』を書きましたが、このビエロフラーヴェク氏は昔、チェコ・フィルの首席指揮者だったことがあります。
ところが……。
事実上、というかほとんど追い出されてしまったらしい。オケから。
チェコの民主化の流れで「オケの首席指揮者も選挙で選ばなければ!」ということになり、楽団員で投票したところ、選ばれたのはビエロフラーヴェク氏ではなかったのです。深層はよくわかりませんが……。ちなみに投票をして首席指揮者を決めたのは後にも先にもその時だけ。
ビエロフラーヴェク氏はその後、国内外あちこちで活躍をしながら、今はBBC交響楽団の首席指揮者になっています。確か就任は2006年だったと思います。
プロムスの伝統として、初日と最終日はBBC交響楽団が担当します。
今年の「第九」はいろいろな意味で特別なものでした。
ネット・ラジオでライブで聴いていた私は当時、ブログで「これはすごかった!」 という日記を書いています。関連でその前日に「プロムスが始まる!」。詳しくはこれらの日記とコメント欄を見ていただくとして……。
ビエロフラーヴェク氏は最後の1音まで見事に統率しています。
過去のブログにも書きましたが、歴史に残る演奏だったと思います。
ネット・ラジオで聴けるのは1週間限りだったので、今はもう聴くことができません。
また聴きたいなと思った私は、この初日のビエロフラーヴェク氏による「第九」がCDになっていないか国内外のアマゾンで探してみたのですが、見つかりませんでした。どうやらリリースはされていないようです。残念。
プロムスの最終日は慣例的にCD化されてリリースされると思うが……。
初日の「第九」をリリースしてほしいな~。
聴きたい人はたくさんいるはず。
さて、チェコ・フィルのズデネク・マカル氏に代わる後任の首席指揮者が決まっていないと先日の日記でも書きましたが、私はこのビエロフラーヴェク氏に再び首席指揮者に就任してほしいと願っています。
もちろん、いま最もホットな指揮者の1人であり、BBC交響楽団が離さないでしょうから、今すぐにということではなくて。
数年後にビエロフラーヴェク氏が指揮者人生の最終章を彼の祖国のチェコ・フィル首席指揮者で、という選択をするのではないかと思っています。
ほとんど願望ですが(笑)。そうなるといいなあ。無理かなあ。
去年の今ごろは U2 rock Japan [音楽]
去年の今ごろは、8年振りのU2の来日公演で盛り上がっていたなあ……。
連日、浮かれまくっていました。←ただし、周囲の大多数からは理解されず(苦笑)。
来日公演を報じるロイターのニュースビデオがまだ観られるのはうれしいっ。
→http://uk.reuters.com/news/video/videoStory?videoId=886
去年の今ごろの私の日記です……。↓
「サイコー♪ U2来日公演・初日」
「迷っている方へ」
「最終日ラストのヴァーティゴ@さいたま」
「U2 rock Japan」
書いておいてよかった。年月とともに記憶は薄れますからね。
チェコ・フィルの「新世界」@サントリーホール [音楽]
マエストロ、ズデネク・マカル氏が率いるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演(27日)@東京・サントリーホールへ行ってきました。
この日のプログラムはオール・ドヴォルザーク。
★チェコ組曲 op.39 よりポルカ
★チェロ協奏曲 ロ短調 B191 (チェロ:堤剛氏)
★交響曲第9番 ホ短調 B178 「新世界より」
チェコ・フィルでドヴォルザーク。
(チェコ・フィルが初のコンサートを行ったのは1896年。そのときの指揮者はドヴォルザークでした)。
しかもドヴォルザークが米国滞在中に作曲した「新世界」を、ソ連軍侵攻によって西側へ亡命、その後、米国に新天地を求め、30数年間の時を経てようやく母国のチェコ・フィルに首席指揮者として迎えられたズデネク・マカル氏が指揮をするのである。
それを生で聴けるだけで私には十分でした。
そういうことを意識しながら「新世界」を聴くとなると、日本人としてはつい情緒的といいますか、浪花節的なウェットな演奏を期待してしまいますが(笑)、マカル氏の指揮する「新世界」はそんな期待をいい意味で裏切って、ぐいぐい、きびきびと進んでいったような気がします。途中、「えっ、こんなにテンポが速かったっけ?」と感じたところがありましたが、まさにマカル氏ならではのニューワールド。聴けて本当によかった~。
そうそう、マカル氏は「新世界」を暗譜で指揮していました。
ところどころマカル氏の気合の入った雄叫びも聴こえてきて実に楽しかった。
さて、この日のプログラムの幕開けの「チェコ組曲」。
弦の音がとにかく柔らかで、シャンパンでほろ酔いしていた私には特に心地よい始まりでした。ところが演奏が始まって4、5分のところで、一瞬、指揮が止まったように感じて「あっ、オケが止まっちゃう!?」とヒヤリとする場面があり(←酔っていたからでしょうか……笑)、一気に目も酔いも覚めてその後は集中して聴くことができました。
2曲目のチェロ協奏曲のソロは、今年9月にサントリーホール新館長に就任した堤剛氏。
チェコ・フィルをバックに日本的でウェット(?)な演奏で、これはこれで面白かった。なんとなく髪型が似ている(失礼!)マカル氏と堤氏が並んでいる光景を眺めながら、2人の共演を生で見るのはこれが最後かなあ……と思ったりもして。堤氏のアンコールはカザルスの「鳥の歌」。
休憩を挟んで「新世界」。
そして、アンコールはドヴォルザークのスラブ舞曲15番でした。
↑マカル氏のいきなりな振り始めに、出遅れる団員多数(笑)。
この日の公演の全体的な印象としては、元気なマカル氏がオケをぐいぐい引っ張っていく感じがしました。ときどき、テンポについていけない感のメンバーもいたりして。
アンコールの曲も「ほらほら若い衆、ちゃんとついてこいよ!」的で、指揮を終えた瞬間は息切れしていておどけながら(?)ハアハアと肩で息をしていましたが、実に楽しそうな表情をしていました。フルマラソンを終えた瞬間にランナーが浮かべるような笑みが印象的でした。
「首席指揮者、辞めなくてもよかったんじゃない?」というのが私の感想です。
どうして辞めたのか本当に不思議でした。後任もいないのに……。
オケよりもめっちゃ元気ではないですか!
それにしても、今回の来日公演。
私はこの日に全日程を把握しましたが、指揮者にもオケにもスタッフにも体力的にかなりキツい日程だったのでは?と思いました。連日のように移動、演奏です。
①福井(11月20日)
↓
②盛岡(11月21日)
↓
③東京・すみだトリフォニーホール(11月22日)
↓
④京都(11月24日)
↓
⑤横浜(11月25日)
↓
⑥東京・サントリーホール(11月26日)
↓
⑦東京・サントリーホール(11月27日)
↓
⑧札幌(11月29日)
もし私がこの日程で観光したら確実に風邪をひきそうです(笑)。
移動の飛行機や電車、バスのなかはかなり乾燥していて、これがまた体力を奪う……。
ましてや彼らにとっては異国。さらに行く先々で最高の演奏を求められ、集中力も体力も維持しなくてはいけません。プロとはいえ、このスケジュールをこなした彼らに心から拍手です。
福井にまで行っていたとは。しかもその翌日が盛岡って……。
これは日本人の出張でもキツい(笑)。
特に日本海側のウェットな重い寒さは欧州のドライな寒さとは違うので、かなり身体にこたえるのではないかと思います。盛岡、京都、東京の寒さもそれぞれ違った冷え方ですし……。最終日の札幌公演を終えたあとは、少しのんびりしてほしいですよね。
過去の関連日記。↓
「チェコ・フィルで何が?」
プラハの風景↓
ビリー・エリオットのサントラでうるうる [音楽]
移動中にiPodで実に久しぶりに舞台版の「Billy Elliot」のサントラを聴いていたら、ビリーの父親らが歌う曲で、うるっときた。電車のなかで、うるうる。恥ずかしー。
いや~、このミュージカルはやっぱりいいなあ。
映画「リトル・ダンサー」(邦題)もよかったけれど、舞台も同様に泣かせます。
サントラは舞台オリジナルキャストのレコーディングによるもの。
(映画のサントラとはまったく別物なのでご注意)。
ちなみに、うるっときたのは、
「He Could Be a Star」
「Once We Were Kings」
の2曲。
「He Could Be a Star」→
ビリーのバレエの夢のために、仲間を裏切るという葛藤のなかスト破りを決意する父親の歌がなんともいえません。
「Once We Were Kings」 →
再び炭坑に戻っていく父親ら炭坑労働者の誇りと絆を歌う歌詞に感動です。
過去の関連日記です。↓
『「リトル・ダンサー」のミュージカル』
『Merry Christmas Maggie Thatcher』
『サッチャー首相のXmasソング』
チェコ・フィルで何が? [音楽]
今秋は海外からの名門オーケストラ来日ラッシュらしいのですが、
気になるニュースが……。
私も行く予定のチェコ・フィルハーモニー管弦楽団公演@サントリーホール。
首席指揮者のズデネク・マカル氏、任期は08年夏ごろまでと聞いていたけれど、
今年9月に突然、自ら首席指揮者を辞任したようです。
何かごたごたがあったという噂も。
地元マスコミへの抗議との見方もありますが、
気になります。
一応、こんな記事があります。↓
http://www.playbillarts.com/news/article/7047.html
クラシックやオペラ、美術など芸術関係のニュースを毎週とりあげている「週刊新潮」さん、ぜひとも何があったのか記事にしてください(笑)。
とりあえず、マカル氏は予定どおり来日公演で指揮をするらしいのですが……(ですよね?)。
首席指揮者として最後の来日公演と言われていたけれど、こんなことが起きるなんて驚きです。
サントリーホールではローラン・ペリエを楽しんできます(←目的はそれかいっ!)。
ファーギーとビヨンセ [音楽]
どちらがイケているかという話題に。
私は断然、ファーギー派。
ファーギーのほうがクールでオシャレだと思います。
でも、ビヨンセも人気あるんですね~。
なぜか最近、「Big Girls Don't Cry (Personal) 」のサビの部分が気に入っています。切なさがなんとなく秋に合うのかも?
Radio Nowhere [音楽]
1、2か月前に偶然、テレビで見かけたブルース・スプリングスティーンの
『Radio Nowhere』のPV。
冒頭のギターのリフ、歌詞、メロディに一瞬にして引き込まれてしまった。
「This is radio nowhere, is there anybody alive out there?」
と、歌詞もちょっと挑発的。疾走感あふれるストレートなロック。
新アルバム『MAGIC』からのファースト・シングルカットです。
他の曲も聴いてみましたが、やはり最初のこの曲がガツンときます。
ファンの方々には怒られてしまいそうですが(すみません)、
ブルース・スプリングスティーン、桑田佳祐のモノマネができるのでは?(笑)。
この曲の歌い出しを聴いた瞬間、そう思ってしまいました……。
これ、桑田佳祐が歌ってもかっこいいだろうなあ。
ロックだけどポップというか。
一度聴いただけで、サビの歌詞もメロディも憶えてしまう作品です。
ブルース・スプリングスティーンのマネジャーが次のようにこの曲を語っています。
公式サイトより。
“これは本当にアンセム(賛歌)だ。もしこの曲で君が座席から立ち上がらなかったら、何の曲で立ち上がるのか僕にはわからないな” (ジョン・ランダウ)
YouTubeで『Radio Nowhere』のPVが見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=1HUffCiYFiM
R.E.M.の初ライヴ・アルバム [音楽]
Songs Of Mass Destruction [音楽]
『Songs Of Mass Destruction』
Annie Lennox
アニー・レノックスの4年ぶりの新アルバム。
収録曲の「Sing」ではマドンナやダイド、ファーギー、ケイティー・タンストールら世界的な女性アーティスト23人が参加しているそうです。
タイトルは「weapons of mass destruction(大量破壊兵器)」という言葉を思い出させます。
『Numb』のPV [音楽]
昨日の日記で紹介したLinkin Parkの『Numb』のPVです。
ヴォーカル、ちょっとサブカル系っぽい風貌だけれど、
声と歌っている姿がかっこいいー。
ルックスは現在よりもこのころのほうがいいなあ。なんとなく。
このPV、外の撮影場所はプラハ?
モルダウ川?
カレル橋っぽいけれど。
ちょっと驚いたのだけど、このPVをYouTubeにアップしているのはワーナー・ブラザーズ・レコード。公式です。素晴らしい。
さっそくiTunesストアで購入しましたー。
追悼 パバロッティ氏 [音楽]
パッセンジャーズ&ルチアーノ・パバロッティ氏
『Miss Sarajevo』
昨年のU2来日公演ではボノが見事にパバロッティのパートを歌い上げていました。
このライヴ映像のビデオを購入したくて、
iTunesストアで探してみたのですがありませんでした(涙)。
残念。
故郷であるイタリア北部モデナの大聖堂で行われたパバロッティ氏(享年71歳)の葬儀には、ボノ、アナン前国連事務総長らも参列したそうです。
日本でEva Cassidyブーム到来!? [音楽]
『Live at Blues Alley 』
Eva Cassidy
ブルーノート東京から送られてきたダイレクトメール。
掲載されていたHMVの広告に、この1枚が紹介されていて驚いた。
スタッフおすすめ盤として紹介されていたのですが、
現在、渋谷店を中心にヒットを飛ばしているそうです。
どうして今ごろ???
「純粋に内容が評価され、ジワジワと人気が広がっている」(HMVの広告より)。
エヴァ・キャシディは皮膚がんのため33歳で亡くなったシンガー。
このライヴ盤は1996年の死の直前に制作されました。
(1996年1月@ワシントンDCのジャズクラブでライヴ録音。同年11月に亡くなる)
カヴァーを数多く歌っています。
スティングの「Fields of Gold」はスティングを超えているかも。というか別物です。
彼女の歌声は魂を揺さぶります。
エヴァ・キャシディ。
聴いたことのない方はぜひとも聴いてみてください。
HMV渋谷店を中心にヒットということは、
今後、全国的にもヒットするのかもしれません。
「その魂を振り絞るようにして歌う、彼女の【声のちから】が圧倒的な勢いで迫ってきます」(HMVの広告@ブルーノート東京のダイレクトメールより)
私も2年前に日記にエヴァ・キャシディのことを少し書いています。↓
「波乱万丈の歌姫」(05年5月2日付)
気になったCM曲 [音楽]
誰の曲だっけ? 以前にも耳にしたような気がするが……。
テレビから流れてきたCM曲が妙に気になる。
しかもどこの企業の何のCMかを憶えていない。
電車のなかという映像は憶えている。
以上の情報だけですが、調べたら判明しました。
The Go! Team の「Get It Together」という曲でした。
こちらで聴けます。↓
http://www.youtube.com/watch?v=K4FaGacwtd4
この曲、iTunes Music Storeで150円で買えるようです。
これはすごかった! [音楽]
昨日の日記に書いたプロムスの初日。
初日はBBC交響楽団が担当です。
私はクラシックには詳しくないけれど、
「第九」が圧巻だった。
ネット・ラジオで聴いたが、これはすごかった。
特に後半から終盤。
ずっとBGMがわりにパソコンで流していたが、
この部分についてはぐぐーっと引き込まれてしまった。
合唱がこれまた迫力満点。
こんなのをあのホールで聴いたら鳥肌ものだと思う。
と、素人ながらブログに書いてしまうほどの素晴らしい演奏だった。
初日公演の後、現場の女性解説者が「ファンタスティック!」「ワンダフル!」と繰り返していた。「これまで幾度も聴いてきたけれど、わが人生においてこれは最高!」というようなことを興奮気味に熱く語っていた。プロの耳でもそうなのだから、昨日の「第九」は歴史に残る演奏だったのかもしれない。
ラジオでは13日から1週間限りでいつでも聴くことができるので、台風の影響で自宅にこもっている方々、お時間があればぜひとも聴いてみてください。ラジオは5分、15分ごとに早送りを出来る機能もついていますので、ほかの演奏を聴かずに「第九」だけを聴くこともできます。
こういうのをダウンロードして保存したいけれど、さすがにMP3用のサービスは用意されていません。これから1週間しか聴けないのが残念です。
今回の「第九」、もしiTunes Music Storeで販売してくれたら買うのになあ……。
【追記】
いま、パソコンにイヤホンをつなげて再度聴いてみましたが、イヤホンで聴くと臨場感、迫力が増しますね。
プロムスが始まる! [音楽]
プロレスではありません。プロムスです。
夏の風物詩でもある世界最大のクラシック音楽祭@ロイヤル・アルバート・ホール
きょう13日(現地時間)から始まります!(~9月8日まで)。
ありがたいことに、遠く離れた日本でもネット・ラジオ(BBC Radio 3)で世界一流のライブを聴けるだけでなく、下記の公式ホームページで好きなときに再度、各公演すべての収録を聴くことができます。↓ 超おすすめ!
http://www.bbc.co.uk/proms/2007/whatson/week1.shtml
各公演はライブ放送後の7日間、このホームページの各「リッスン オンライン」をクリックすれば聴けます。とても見やすく使いやすいサイトはさすがBBC。こういうのは日本ではありえないサービスですよね。音楽は誰のものなのか、と考えさせられます。
最高に盛り上がる最終日、
パソコンの前で一緒に「蛍の光」を歌うのもいいかもしれません(笑)。
もし期間中、現地を旅行されることがあるならば、プロムスにぜひとも足を運んでみてください。最高です。とにかく熱気がすごい。ロイヤル・アルバート・ホールに響きわたる楽団員や観客らが一斉にドンドン足を踏み鳴らす音と振動も感動的です。クラシックなんだけど、会場の雰囲気はロック!です。
指定席は売り切れていると思いますが、1階アリーナ部分やギャラリー席などの立ち見席が当日券としてたくさん売られていますので(しかも激安!)、人気のある世界的な演奏者の場合は確実に観たいならば数時間前から並ぶ必要があるかもしれませんが(最終日は特別で、徹夜組もいるとか)、だいたいは開場前に1~2時間並べば入場できると思います。ふらりと散歩感覚で出向いてみてはいかがでしょうか。立見席はそれぞれが自由に楽しめる雰囲気です。
でも結構、長時間の立ち見は体力を使います(笑)。
クラシカル・ミュージックといえば、ここ日本では現在、サントリーホールが4月から約5か月間の改修工事に入っていますね。リニューアルオープンまであと50日。
改修工事後の今秋、サントリーホールだけでなく、欧州からの有名楽団の来日公演が目白押しらしいです。