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Mixtape   ジェイミー・カラム@JCB HALL

今夜はデイビッド・サンボーンを聴きながら。

ジェイミー・カラムがJCBホールでのライヴの途中で、サックス担当者に「〜が降臨しているー」(超訳)と、むちゃぶりをしていたものまねの中の1人です(笑)。

しかし、いきなりデイビッド・サンボーン風でと言われても…笑。
明らかに予定にはなかったむちゃぶりだったようです。
アドリブで演奏していましたが、似ていないところがまたいい味を出していました。

そのあともコルトレーンなどのものまねを強いるジェイミー。
アメリカの会計士(?)のような真面目な雰囲気のサックス奏者の一生懸命さが忘れられません(笑)。

さてさて。
U2もそうですが、ライヴで化ける曲ってありますよね〜。

アルバムを聴いたときは普通だなーと思ってスルーしちゃったのに、ライヴで聴くとしばらく頭の中でぐるぐると響いて、忘れられない1曲に昇華してしまうような。

今回のジェイミー・カラムのライヴ@JCBホール。
個人的にライヴで化けたのは、
新アルバムの中の「Mixtape」という曲です。

間違いなく、ジェイミー・カラムの新しいアンゼムの1つになるでしょう。ライヴでのあの高揚感あふれる仕上がりは忘れられないものとなりました。

歌詞がまたいいんですよ〜。
カセットテープ時代を知っている世代には、特にぐっとくるのではないでしょうか。ジェイミーは若いのに(笑)、こういう歌詞をさらっと書いてしまうところもすごい。

日本では90年代はじめでカセットテープ時代は終焉を迎えたと思いますが、イギリスでは2000年に入ってもカセットテープがまだまだ主流だったと思います。CDから録音するのは、カセットテープ。日本では一時期、MDが台頭しましたが、あれはイギリスではまったくスルーされていた……。

数年前でも通勤や通学では多くの人たちがカセットテープのウォークマンタイプを使っていました。古いものが好きな国民性からかもしれません(また、カセットテープが主流の背景には、カーステレオにCDプレーヤーなどを搭載していると、車上荒らしに狙われるという事情もあったのかもしれません)。

そういえば、4月6日からBBC Radio 2でジェイミー・カラムの新しいジャズ番組が始まりました。これはおすすめです。サイトにアクセスすると聴くことができます。ジャズに興味を持ち始めたという人にもおすすめ。

http://www.bbc.co.uk/programmes/b00rv555

ジェイミーの解説も素晴らしい〜。
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