SSブログ

政権交代DVD [Arts&culture]

4年前に書いたブログ日記を再掲。
当時どういう背景でこれを書いたのか記憶にありませんが(笑)。
このDVD、久しぶりに観てみようかな~。

以下、当時の日記です。

タイトル『政権交代DVD』

影の内閣が政権についたらどうなるのか……。

改革を掲げるやる気満々の新米大臣を主人公にした政界コメディ・ドラマです。

「YES MINISTER」(BBC)


長年、影の大臣を務めてきたジム・ハッカー。
ついに政権交代の時がやってきて、新政府で本当の大臣に就任する。

本人はいろいろと改革をしたいのだが、手練手管にたけた狡猾な事務次官に抵抗され、いつもうまくやりこめられてしまう。でも、時には官僚たちに一泡吹かせる大活躍をしたり、官僚と手を組んで難題を解決したりする。毎回、ドラマのラストは「イエス、ミニスター」のセリフで締められます(最近DVDを観ていないのですが、そうだったはず……)。

この続編の「YES, PRIME MINISTER」を含めて、
政治コメディ・ドラマの最高傑作です。


おそらく英米のジャーナリストは、誰もが目を通している作品だと思います。
普通の真面目な英米の政治関係の本や記事を読んでいると、このドラマの登場人物やエピソードなどがよく出てきます。確か数年前、米国の雑誌で小泉首相もジム・ハッカーに例えられていました。

ジム・ハッカーが首相になった「YES, PRIME MINISTER」では、支持率アップのために抱腹絶倒の世論操作に奔走する回があります(「ONE OF US」という回です)。ここでもジム・ハッカーは官僚の罠にかかり、結果として支持率アップと交換に、断固として実行しようと思っていた防衛費削減を断念させられます。←どの回もおもしろいのだが、この回はとりわけ秀逸です。

国は違うけれど、政治家や官僚、お役人、メディアの言動パターンというものは似ているようです。高級官僚や公務員の独自の論理については、日本とそっくりな部分もあり、笑えます。

特に民主党関係の皆さんには、これをぜひ観ていただきたいです(笑)。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース