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ボーデン湖 [旅]

ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン
これ、ボーデン湖だったんですね〜。

U2の新アルバム『No Line on the Horizon』で話題になっているジャケットは、日本人フォトグラファーの杉本博司氏の作品。


ボーデンといえば、レディ・ボーデン(懐かしい〜)ですが、
このボーデン湖はドイツ、スイス、オーストリアに接する大きな湖。

そういえば、9年前か8年前の初夏に両親との家族旅行で、このボーデン湖に行きました。

このときはドイツ最南端のコンスタンツという町に滞在。
気候が温暖なリゾート地らしく、散歩するのに最適な場所でした。

小さな町ですが、街中にスイスとドイツの国境があるというおもしろいところで、記憶はあやふやですが、駅の中にも国境があったような……見に行ったのですが、きちんと憶えていないものですね(笑)。

それから、飛行船のツェッペリンを開発したツェッペリン伯爵の生まれた場所らしく、湖畔に立てられた銅像かなにかも見に行った覚えがあります。

コンスタンツには大型バスで移動したのですが、途中で「交通渋滞も激しいので近道することにします」という理由で、ボーデン湖を横断するフェリーにバスごと乗り入れたのには驚きました。確かに交通渋滞はない(笑)。一、二時間ぐらいクルーズ(?)を楽しむことができました。穏やかな風が心地よかった〜。

ボーデン湖には個人所有!のマイナウ島があって、そちらにも行きました。
花でいっぱいの美しい場所です。

杉本博司氏の作品は、スイス側から撮っているようです。
こんなふうに見えるんですね、芸術家の目には。

この写真のコンセプトは「人類が地上に現れて初めて海を見たときにどう見えたか」だそうです。アルバムのタイトル名、タイトル曲はこの写真から生まれたのでしょうか?

ボノ的には「禅」の世界らしいですが……日本人だけれど、深すぎてよくわかりません(涙)。

ジャケットは杉本氏の作品に白い枠をつくり、ケースには「=」(イコール)の記号のシールが貼ってあります。

写真そのものだけで完成されている世界に新たな意味を持たせているんですよね。
いったいどういう意図なのか気になります。私には難しい……。
タグ:U2
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