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アイスランドvsイギリス [旅]

海外の経済情勢では米国ばかりに目がいってしまいますが、欧州もすごいことになっていますよね……。不謹慎を承知の上ですが、個人的におもしろいことになっているなーと思っているのがアイスランド。

ついこの間まで、生活水準が高い国かなにかで世界1位、2位だったはずなのに、
どん底に転落。

アイスランドはとても好きな国で、再び旅行したいと思っている国です。
本当にいいところなんですよ~。

避暑地としても最適ではないでしょうか。
東京ドームより大きい露天の温泉がありますし(笑)。

また、位置が位置だけに、シーズンによっては深夜12時ごろまで明るくてゴルフができます。実際、ゴルフの穴場的な場所として欧米では人気が高いようです。海岸線ぎりぎりにゴルフ場があったりします。

物価はかなり高いですけれど……。ロンドンの高い物価なんてたいしたことないと思えるぐらい、すべてが高かったイメージです。でも、ごはんはすごくおいしかった。人々もとても親切だった。

そんなアイスランドですが、今、イギリスから「金返せー!金返せー!」と責められています。

さらに「返さないんだったら、こっちもお前らの資産を凍結してやるーーー!」

↑今、こんな状況です。
イギリスは反テロ法を適用……マジギレです。

ロシアがかかわってきているので、事情はちょっと複雑です。
アイスランド紛争勃発か!?

アイスランドは地政学的に非常に重要なところに位置しています。

私が興味を持ったのは10代のとき。
東西冷戦構造をリアルに知っている世代には馴染みがある場所ですよね。

今から22年前の1986年10月。

歴史的なレーガン・ゴルバチョフ会談が開催された場所が、
レイキャビックの迎賓館「ホプジーハウス」でした。

当時を思い出しながら書いていますが、ワシントンとモスクワから距離的にちょうど中間に位置するということで、レイキャビックが選ばれたはずです。このときの米ソ首脳会談が冷戦終結のきっかけになったのです。

この迎賓館に行ってみたいなーとずっと思っていたんですが、なかなか行く機会のない国です。数年前にようやく一人でふらっと旅行してきました。

迎賓館の写真も撮ってきたのだけれど、今すぐに見つからないので見つかれば後日あらためてアップします。私以上の世代はきっと「懐かしい」と思われることでしょう。

そんなアイスランドですが、2年前には駐留米軍が撤退。
で、今回の事態……要注目の国です。

日本は今回の経済危機に対して、大局的に結構がんばっていると思います。日銀もがんばっていますよね~。アイスランドの危機については日本がIMF支援を提案しましたが、アイスランドは拒否したんですよね……。

そういえば、アイスランドは映画や音楽のプロモーションビデオなどの撮影地によく選ばれています。あの「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の硫黄島の撮影地(本当の硫黄島での撮影は1日のみしか許可されなかったとか)もアイスランドだったはず。

リドリー・スコット監督がレーガン・ゴルバチョフ会談の映画化に乗り出しているという話もありましたが、あれはどうなっているんだろう?
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