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雑巾がけの刑 [news&topics]

もうこれは現地で雑巾がけの刑でしょう、と思いました。

岐阜市立女子短大の学生6人(現在2年生)が今年2月、海外研修旅行でフィレンツェの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の大理石の壁に落書き。

短大は大聖堂、イタリア大使館に謝罪。
学生と学科長が謝罪文を書いて郵送。
この学生6人と引率教員2人を学長が厳重注意処分にしたそうです。

この落書きの内容がこれまたひどい(苦笑)。

証拠写真を見ましたが、年月日までの細かな日付、短大名の略「岐女短」、自分たち6人の名前を油性マジックで落書き。おまけにハートマークまで……。

落書きをしたのは生活デザイン学科の学生だとか。

日本人旅行者が落書きを発見して、短大に連絡して発覚したそうです。

13世紀から15世紀にかけて建設された大聖堂。
現地には「落書き禁止」とうるさいぐらいに表示してあるらしい。

それでも落書き。
なんのための海外研修旅行なのでしょうか。

報道によると、『同短大は修復費用の負担を申し出たが、大聖堂側から「謝罪してもらえば責任は問わない。費用負担は不要」と連絡があったという。』(読売新聞より抜粋)。

早朝のニュース番組で誰だったか、「市立短大ということは市からの支出になる。どうして修復費用を税金で払おうとするのか」というようなことを指摘して怒っていたけれど、まったくそのとおり。学校側が謝罪してお金を出していては何より本人たちのためによくない。

本人たちで修復費用を支払うべきでしょう。先方から要らないと言われても。
本当に悪いと思うならば、もう一度、現地へ行って落書きを消してくるべき。

ただし、落書きを消す作業は大理石を傷つける可能性もあって難しいという面もあるとか。それならば、おわびとして数日間、大聖堂の床を雑巾がけでもしてきてほしい。

ああ、恥ずかしいニュースだなあ……。
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