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評判の悪い(?)ミステリー [読書]

以前も「惰性で買ってしまうミステリー」という日記を書きましたが、またまた惰性で買ったパトリシア・コーンウェルの新刊『異邦人』。

発売されたのは数か月前なので、もう新刊というのもなんですが、
彼女の最新作です。

ずいぶん前に買っていたけれど、アマゾンのレビューを読むとイマイチと指摘する感想のオンパレードでなんとなく読まないで放置していました。

先週、急にまた肌寒くなったせいもあり(?)、濃厚バブを入れたお風呂のなかで読書をするのに持ち込んだのがこの作品の上巻。「そういえば、あの本まだ読んでいないな」と。

お風呂に持ち込むには文庫本サイズが軽くて手が疲れなくていいんですよね~。

43ページまでは「まあまあ面白いじゃない。猟奇的な殺人はお約束のパターンだけど」。65ページまでは、ぐいぐいとおもしろく読ませる。

しかし、その次のページから80ページまでちょっと失速。

うーん、主人公を含めて登場人物はこんなに弱かったっけ?
痴話げんかも安っぽいやりとり。

アマゾンのレビューで不評なのは、こういうところも含むのかなあと思い始める。

でも、そこまで期待はずれと批判されるほどではないと思うけれど……。
おそらく、「えーっ?そんなのあり?」という部分がこの先に潜んでいるのでしょう。

まだ上巻の途中です。
この先に何が待ち構えているのか、いろいろな意味で楽しみかも(笑)。

異邦人 上 (1) (講談社文庫 こ 33-26)
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