赤城大臣、更迭 [news&topics]
いまさら言うまでもなく、みんなわかっていることですが、
安倍首相って「損切り」ができないタイプ、という話で盛り上がりました(笑)。
ついに4人目です。
内閣発足から10カ月で4人の閣僚が交代。
結局は最後に切ることになるのに、どうしてわからないのだろうか……。
一緒に破滅したいのなら話は別だが、最後には沈没直前の泥舟から突き落とすんだもんなあ。もっと早く突き落としておけば、被害の拡大は防げたはずなのに。
最後までかばいきれない弱さに嫌気が差している人も多い。
自殺した松岡大臣の葬儀に行かなかったこと(党首討論があったため)についても、結構、批判する人は周囲に多かった。最初は行くと言っていたが、民主党側から反発されて葬儀参列を断念。
現役閣僚の死なのに、薄情すぎないかと。しかも死に追い詰めた責任の一端は安倍首相の決断力のなさにもある。早い段階でさっさと更迭していれば自殺はなかったかもしれない。トップとして参列すべきだったと私も思う。もちろん党首討論を中止して行っても批判する人はいるだろうけれど、「それでも俺は行く」という強さがない。
お友だち内閣というけれど、仲間のために泣くことのない程度の「お友だち」というのがさらに致命的なような気がする。
真の友人同士ならば、赤城大臣はもっと早く辞任を決意しただろうし、安倍首相ももっと早く更迭を言い渡していたと思う。それぞれ、友人である相手のことを思いやって。
それにしても赤城大臣。
最後の最後までウソでしたか。
午前10時すぎには続投に意欲満々だったのに、その1時間後の首相との会談の後に一転して「昨晩いろいろ考え、辞任することを決めた」という。
真相は安倍首相に呼び出されて、目の前で辞表を書かされた……。
過去の関連日記です。↓
「そして誰もいなくなった」(07年7月3日付)