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空港でバンカケ? [旅]

昨日の偽造パスポートの話のついでに思い出した。

欧州のとある空港でバンカケ(職務質問)にあったことがある。

それは入国審査を終えて出てきたときのことだ。

いきなり「ハロー」と親しげに呼びかけてくるオヤジ。
初めて行く国だったけれど、空港の到着フロアでいきなり声をかけてくるなんて、ぼったくり目的とか泥棒とか何か犯罪に関係する人に違いない。

思いっきり無視した。
私をカモにしようなんて100万年早いわよっ的な高飛車な嫌な感じで(笑)。

するとですねー。
いきなりそのオヤジが前に立ちはだかり、
警察手帳のような身分証明書を目の前に突き出したのです。

「ポリスだ」
そう、あの映画のなかのFBI捜査官のように。

どうやら私服で警戒している警察官。
ややこしいなあ、制服を着ていてくれよっ。

私の人生のなかで後にも先にも、警察手帳(カード?)を突きつけられたのはこれが初めて(あまりにも映画やTVドラマのようなシーンだったので、いま思い出しても笑ってしまう)。

えっ、何々? 私は日本人。怪しくなんかないぞー。

オヤジ、さっきの笑顔はない。表情が厳しい。
「パスポート出して」
「どこから来た?」

うわっ、何でー。
なんかヤバイことになる???

しかーし、日本のパスポートを出すと笑顔が戻った。

「おおー、日本人かあ」

パスポートをパラパラ見ながら、「おおー、ナリター」と笑っている。

もう意味不明だが、日本人ということで?対応はいきなり熱烈歓迎に。

だから、どう見たって日本人でしょうがっ。

握手されて、
「ハヴァ ナイス ディ~」
という能天気な言葉で見送られた。

やはり外国の人には私は怪しい人に見えるのだろうか。

教訓。 
空港では笑顔で対応しましょう(ただし、先進国の空港に限るかも)。


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