偽造パスポートの疑い!? [旅]
私は見た目がそんなに怪しいのか?(苦笑)。
特に1人で行動すると、海外では怪しまれる(?)確率がアップする。
ユーロヴィジョンの話を3日間続けて書いてしまいましたが、
北欧でちょっと思い出したことが……。
ご存知のとおり、日本のパスポートは海外ではプラチナ級。
その日も北欧のとある国のチェックイン・カウンターで余裕をかましていた。
早めに空港に着いたので、2時間前から並んでいてその便の乗客では一番乗り。
とっととチェック・インをして出国審査の後にお茶でもしようとしていたら……。
航空会社のチェックイン・カウンターに赤いパスポートを差し出す。
すると、係員同士でひそひそ話。何か問題があるようだ。
「そこで、ちょっと待っていてください」
後ろに並んでいた人々からは「あーあ、日本人がモタモタと」という冷たい視線が。
ごめーん、でも私は何にもしてないよおぉぉぉ!
私は横に一歩よけて、ひたすら待った。
その間、他の搭乗客が次々とチェック・インをしていく。
私だけだ。いやはや、周囲からの視線がちょっと痛い。
そのうち、空港職員がやってきて、チェックイン・カウンターのスタッフとなにやら話し込んでいる。私のパスポートを見ながら。
はっきり断っておきますが、私は善良な市民です
(↑自分で言うのもあれだが。善良です……笑)。
もちろん、犯罪歴も一切ありません。
ビザにももちろん問題ありません。
ましてや日本のパスポート。その国には観光で遊びに行っただけ。
しかも出国だ。
いったい何をもって私を足止めにするのか?
あまりにも待たされるので、「何が問題ですか?」と空港職員に聞いたところ、
「いえ、ちょっと……パスポートをコピーさせてもらっていいでしょうか?」
と、私のパスポートを持って事務所に消えてしまった。
ま、いいけれど、どうして日本人の私だけ? 他の国の人たちはスルーなのに。
それからまたしばらく待たされた。
このままどこかに連行されるのか? 無罪だーー(心の叫び)。
空港職員が駆け足で戻ってくる。
よかった。パスポートを持っている。
パスポートを返してくれたので、聞いてみた。
「いったい、何が問題だったのですか?」
おそらく事務所で照会でもしたのだろう。
日本人(そして善良な人)ということがはっきりすると彼らも正直に話し出した。
「実は……ほかのアジアの国が日本のパスポートを偽造して出入国することが多いようなので、日本人のパスポートを厳しくチェックするよう指示が出ているのです」
「たとえば、どこの国?」
返事はだいたい予想がついたけれど、つっこんでみた。
「えっと、中国とか北朝鮮です……」
予想通り。
世界で最強と言われる日本のパスポートだけれど、それだけに偽造も多いんだろうなあ。
しかし、日本人かどうかぐらい、空港職員は見た目でわかるでしょ(笑)。
たぶん日本からの観光客が使わない航空会社に1人で現れたので、怪しまれたのでしょうか。
申し訳なさそうに、「いちおう決まりなので仕方がないのです」と謝る空港職員。
いや、いいのですよ。これからも偽造パスポートを厳しく取り締まってくださいね。
カズ、華麗にスルー [news&topics]
キング・カズこと三浦知良選手、自民党からの参院選出馬要請を断る。
さすがカズ。かっこいー!
チャラチャラした若いころは気にもとめなかったけれど、いいねカズ。
それにしても自民、現役にこだわり続けている選手に失礼すぎである。