復旧・復興のためにできること [雑感]
能登半島地震で特に甚大な被害を受けた輪島市。
現地では復旧作業も急いで行われていると思います。
募金も多く集まっていると聞きます。
ニュースで特に気になったことの一つに、伝統工芸・伝統産業である輪島塗が壊滅的な打撃を受けていることがあります。傷がついて売り物にならない商品、作業場も店先も壊れて廃業までも考えている方々……。
こうした災害が起きた際、どのように平常を取り戻すかが大事なのですが、遠く離れた場所に住む人々もいろいろな支援ができると思います。
能登半島への観光ツアーのキャンセルも相次いでいると聞きますが、被害をそれほど受けていないところへはキャンセルをせずにぜひとも観光に訪れてほしいですね。現地にはそれが励みにもなりますし、お金を落としていくことで地元は潤うわけですから。
輪島塗の話に戻りますが、地震で傷がついて売り物にならない商品を買うという形の支援もありかな、と思っています。復興支援セールということで、どこかが仕切って全国に向けて販売すれば、買いたいという人は多くいるのではないでしょうか。
ネット・オークションというのもいい手段だと思います。
とても高価な作品もありますので、傷が付いていても安くなれば買いたい人も出てくると思います。このまま、傷ついたものを廃棄してしまうのは本当にもったいない。
傷が付いていても、私はそれを大事に使いたいです。
あえて、傷が付いているものを買いたい。
復興のために支援した証しとしてもいいと思いますが、いかがでしょう。
現地は高齢者が多く、ネット販売というのも現実としては難しいと思います。現地に入るボランティアも多くいると聞きますが、こうしたIT面で支援するボランティアも出てくるといいのですが……。
海外でも漆器は「ジャパン」と愛されています。
「ジャパン」を国民で救ってあげたいですね。