マイノリティの気持ち [Mac]
MacBookを使うようになってから、少数派の悲哀(?)を感じることが時々ありました。
たとえば、このSo-netが先ごろ、超高画質映像のジャズ・コンテンツを無料配信していたのですが、これはMac不可だった……。せっかく、美しい画面のMacBookで楽しもうと思ったのに(涙)。
まあ、この場合はしようがないですよね……。
ソニーVAIO vs Mac
ソニーMP3ウォークマン vs iPod
アップル社が歩み寄ることはあっても、ソニー側から歩み寄ることはないでしょう。
これは氷山の一角で、ウィンドウズ・ユーザーしか使えないコンテンツなどが多いことに気が付きました。自分がウィンドウズだけを使っていたときはまったく知りませんでした。こんな状況になっているなんて……。
特に驚いたのが、「政府インターネットテレビ」。
安倍首相就任に伴い、昨秋ようやくMacでも動画が閲覧できるように対応したそうです。
なんと!小泉さん時代、Macでは視聴できなかったのです!!
(ある意味、小泉時代を象徴?)
Macユーザーだって、もちろん税金を払っている同じ日本国民です。
後から知りましたが、これはかわいそうだと思いました。
安倍首相はマカーなので、就任する際に「どうしてMacでは見られないのかっ!」と気が付いたのでしょうか……(どういう経緯があったのかは知りませんが)。
政府ですら最近まで、このような状況ですから、
まだまだウィンドウズ・オンリーのコンテンツは多いでしょう。
そんなことを言う私も無神経なところはこれまで多々ありました。
たとえば相手がどのパソコンを使っているかまったく考えもせず、
ウィンドウズのワードで文書を送っていたことなど。
ワードのソフトが入っていないMacを使っている人がいるとは思ってもみませんでした。先方の機種を聞いたり、テキスト文書を添えたりするなどの配慮が必要だなと思いました。
逆に言えば、Macユーザーは相手がウィンドウズ・ユーザーの可能性が高いということを考慮して、画像や文書を加工して送ってくれているということでしょうか。
実際、MacBookから自分のウィンドウズ機に写真を適当にメールで送ったところ、ウィンドウズ機側では「開けません」と出て、画像を見ることができないことがありました。きちんと処理して再送するとOKでしたので、こうした処理をMacユーザーは日ごろから配慮しているのだと痛感しました。
MacBookを使うようになって、少しだけ優しくなれた気がします。