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ゴッホは欺く [読書]

年明けから不思議に思っていたこと。
正月明け早々、日経CNBCの特別番組「VIP on Stage!」で、あのジェフリー・アーチャー氏のインタビューを前後編で放映していたのです。

なぜ、もう終わった人をこんなに華々しく取り上げるのか。
過去の人ですよねー、私の同年代以上の方ならばそう思いますよね。

でも、謎が解けました。
こんな本が日本でも新たに出版されたのです。

ゴッホは欺く 上巻 (1)「ゴッホは欺く」 上・下巻

うん……読みたいかも(笑)。

ご存知のとおり、ジェフリー・アーチャー氏は作家でもありますが、英国の上院・下院議員、サッチャー政権下では保守党の副幹事長(でも、女性問題のスキャンダルで辞職)を務めた政治家の顔も持ちます。いちおう「ロード」(一代貴族)なので、今も上院議員です。

アーチャー完全復活!! by 新潮文庫 (←ほんとか?)

女性問題の疑惑に絡んで偽証罪で逮捕され、
2001年には実刑をくらい、服役。
2003年に保護観察となり、シャバに出てきました。
ジェットコースターのような人生を送っています。

正直、また再び浮上してくるとは思いませんでした。
社会復帰したアーチャー氏への視線は依然、厳しいものでした。
というか、冷たく、完全に過去の人扱い。

日本人はジェフリー・アーチャーが好きなのかもしれませんね。
以前、イギリス人女性からこの人の著書を何冊ももらったことがあります。
しかも彼のことをクソミソに言いながら(笑)。
(日本人は彼のことが好きだと思い込んでいるのかな?)

特に英国のインテリ層は軽蔑をしていますよね、彼のこと。

ジェフリー・アーチャー氏といえば、こちらの本も有名ですよね。
めざせダウニング街10番地
ケインとアベル 上 新潮文庫
百万ドルをとり返せ!


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