最終日ラストのヴァーティゴ@さいたま [U2]
U2最終日の4日ラストの「Vertigo」を体験してしまったら、ほかのアーティストのライヴが物足りなくなってしまうのではないか……と思わず心配してしまった人は多いのではないだろうか。
来日公演を締めくくる最後の曲は、この日2回目の「Vertigo」。
「同じ曲を2回もやらないで、他の曲をやってほしかった」という意見もあると思うけれど、私は妙に彼ららしさを感じてしまった。
スティル・ボーイズなのだと。
私は「40」か「カイト」を予想していたが、大はずれ(笑)。
アンコールのラスト3曲はグリーンデイとのコラボ曲、新曲、そしてVertigo。
現在進行形のU2で彼らは去った。
ラストの「Vertigo」はとにかくすごかった。会場中が。
やけっぱちというか、みんな振り切れていたように感じる。
もちろん、メンバーも。
まさに、めまい。くらくらする眩しいひとときだった。
サイコーでした。
「Vertigo」の最後の最後には、エルヴィス・コステロの「Pump It Up」が挟まれ、ボノはこの曲のサビの部分を途中から「トウキョウ♪」に変えて叫び、そこからビートルズの「She Loves You」で激しく盛り上がり、3日間の来日公演は終わった。
この日は会場にクラプトンも来ていて、
なんと!曲の合間に「Presence Of The Lord」をボノが歌っていました。
(確かビューティフル・デイあたりで。たぶん)。
それから「Sunshine Of Your Love」も!(これも序盤で歌っていました)。
MCでも「クラプトンのために」と言っていたような。
最終日は序盤、エッジのマイクがトラブルを起こしていて、客観的にみてPAも初日に比べると確かによくなかった(私は初日と最終日はほぼ同じ位置にいた)けれど、そんなことは本当にどーでもいい!と言い切れる素晴らしいライヴだった。
というよりも、音や声に関しては初日が神がかっていたのだ。
それでも4日ラストの「Vertigo」のパワーはそれを凌駕していたように思える。
いや、どの日のライヴもそれぞれにサイコー!だったのだ。
(記憶が薄れていく前に、今回のU2公演については少しずつメモっておこうと思っています)。
「Presence Of The Lord」が収録されています。
「Sunshine Of Your Love」が収録されています。