フィルムカメラ [Arts&culture]
一眼レフのフィルムカメラは骨董の道を進むのだろうか……。
ニコンの「FM2」と「F4」。一眼レフのフィルムカメラです。
年季が入ってますね(笑)。
ニコンがフィルムカメラ事業の大幅縮小の方針、キヤノンがフィルムカメラの新規開発を打ち切る方針を打ち出すなど、時代はデジタルカメラ全盛(ニコンは「F6」と「FM10」は生産を続ける方針。よかったよかった)。
私は「FM2」(写真・左側)が特に気に入っている。
これは完全フルマニュアル機で、露出もシャッタースピードもピントも全部自分の手で決めなければいけないが、実はオートより手のほうが操作が早いのである。そして私のモノ選びの基準の最優先事項となる「頑丈さ」にも合格。電動ではないので、雨に濡れたくらいで動かなくなるということはない。水びたしになってもきちんと動いたなー。
「F4」は重い……(笑)。
こちらはオート。バッテリーが必要です。
オートのフィルム一眼レフをお持ちの方も多いと思いますが、
使わないときはバッテリーを抜いておきましょう。
バッテリーを長期間入れっぱなしにして放置しておくと、恐ろしいことが……。
液もれで修理が必要になります(涙)。
修理代も状況にもよりますが、6万円ほどかかります。
デジカメばかりを使っていると、つい忘れそうになるフィルム一眼レフの存在ですが、たまには使ったり点検したりしておかないといけないですね。