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祝♪ニュートン [読書]

科学雑誌Newtonが創刊300号を迎えたそうです。祝。

創刊は25年前。懐かしいなー。
0号から定期購読(大人になるまで)。バックナンバーは今も保存してあるはず。
宇宙の特集がとりわけ素晴らしく、
幼いころに夢中になったのはブラックホールの謎でした。

0号が当時の日本では衝撃的な内容だったらしい。
難し過ぎてなんだか分からないけれど、とにかくスゴイ!ということで、最もこうした本を手にとらないであろう母親が買ってきたくらいなのだから←たぶん、イラストにやられたと推測(笑)。

バカな私をも引き込む文章とイラスト。紙質とインクの香りもよかったなあ。
相対性理論など扱うテーマは超ド級の難しさ。
しかし、その難しい題材を小学生にも読ませる「かみ砕き方」がノーベル賞級(おおげさ?)。

難解な文章のほうが書くのは難しいと思っている人も多いが、難しいことを小学生レベルにもある程度分かるように簡単に(かつ正確に)書くことのほうがはるかに難しいと思う。そういう意味でNHKの「週刊こどもニュース」もレベルがかなり高い。偏ってはいけないし。

さて、Newton「300号」記念となる7月号の特集は量子論。
現代物理学では相対性理論に並ぶ難解&重要な理論です。
ええ、私にはさっぱり??なテーマ。
しかーし。創刊号のあのスピリッツを感じました。
こんなに難解なテーマを面白く読ませるための苦心が垣間見えます。

量子論になんて恐れ多くて興味のない私ですら面白く感じるのですから、おすすめの雑誌です。

あっ、面白いと感じることと理解することは別の次元ですからねー(強調)。
私に聞かないように……。私に理解できるわけがない。

私は凡人&理系オンチだから、ごく普通の大人になってしまったけれど、
Newtonを読んだのがきっかけで研究者の道に入ったという人もいるのでは?

Newton (ニュートン) 2006年 07月号 [雑誌]


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