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サッチャー首相のXmasソング [Arts&culture]

先日の続きです。
(『Merry Christmas Maggie Thatcher 』12日付)

この歌には「It's bloody Maggie Thatcher and Michael Heseltine」というくだりもあります。

もし、日本から観に行かれる方がいらっしゃるならば、この時代の予習・復習をされていくことをお勧めします。歌詞をより一層楽しむことができると思います。

マイケル・ヘーゼルタインって、久しぶりに聞いた名前でした。
(サッチャー政権での国防相←のちにサッチャー首相と対立し、国防相を辞任。サッチャー首相の党内最大の政敵と言われ、サッチャー首相の辞任のきっかけを招いたとされる政治家)。

子役の女の子がかわいい声で「オー、マイ・ダーリン ヘーゼルタイン♪ あんたなんか、ただの保守党の豚よっ!」と歌う場面もあり、日本人からすれば「ひえ~っ」って感じでした。ここは笑うべきところなのか?それとも笑っちゃいけないのか?(ドキドキ)。厳密に言えばそのフレーズの間にも、放送禁止用語であろう言葉でののしっています←このブログでは自主規制で載せません(笑)。

誤解のないようにお伝えしておきますが、ブログではこの曲の背景と内容にスポットを当てただけで、ミュージカルはこの曲も含め、英国産ミュージカルでは間違いなく最高傑作の一つです。ロンドンでミュージカルを観る機会があれば、ぜひとも。おすすめです。

演出、音楽、歌詞、ダンス……どれをとっても緻密な計算がなされた完成度の高い舞台です。

先日のブログのコメント欄にも書きましたが、ミュージカル「ビリー・エリオット」では炭鉱労働者たちの歌の歌詞が舞台の重要な軸になっています。なかでも、再び炭坑のなかに戻っていくシーンと歌は泣けます。

炭鉱労働者と警察との衝突と、バレエ、ビリーの感情とのコントラストも素晴らしい(映画では味わえない、舞台ならではの演出になっています)。


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