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ウォレス&グルミット、観てきましたー [映画]

第18回東京国際映画祭が22日に開幕。
さっそく今日、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』を観てきました。

楽しかったー。
制作に携わった方々に敬意を払わずにはいられません。
エンドクレジットの最後の最後まで、実にイギリスらしい作品でした。
(いろいろな意味で)。

一方で、数々の映画へのオマージュとも思えるシーンも盛りだくさん。
「お、これはマトリックスかな」「キングコング、思い出すなー」
フランケンシュタイン、トレマーズ、ジョーズ etc.....。
お馴染みのヒッチコックの手法もしっかり入っています。

映画が本当に好きな人々がつくりあげた映画。
この一言に尽きます。
上映が終わると同時に、拍手が巻き起こりました。

せっかくなので、ご報告。
上映に先立ち、ニック・パーク監督による舞台挨拶がありました。

監督によると、制作には30人のアニメーターを起用。
しかし、1人のアニメーターが1日に撮影できるのは、わずか3秒。
撮影だけでも約1年半。
このシリーズ初の長編映画、企画から完成にいたるまで約5年間を費やしたそうです。

粘土でつくった人形を少しずつ動かして1コマずつ撮影していくという、気の遠くなるような作業。ニック・パーク監督は、あるシーンのために粘土で500匹のウサギをつくったエピソードなどを語ってくれました。

英米では今月公開され、ともに初登場第1位です。
日本では来年3月18日から全国ロードショー。
どうしてもっと早く上映しない(できない?)のか……不思議です。


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