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夏の読書感想文 [雑感]

気がつくと9月になっていた。

何かをやり忘れていたような……。

あうっ。
読書感想文だー。

10日ほど前、我がブログ日記で「東京タワー  オカンとボクと、時々、オトン」(リリー・フランキー著  扶桑社)を紹介。

その日記に、本の感想をブログにアップせよ、というコメントが。

本は読み終えましたが、まだ読書感想文を書いていませんっ(汗)。

子供時代の夏休み最終日の切なさがよみがえってきました。
そう、宿題をやっていないという……。
そして、夏が終わったという喪失感。

小学生時代、夏の宿題でよく覚えているのが選挙啓発ポスター書き。
「明るい選挙を」とか、「清い一票を」とかいうやつ。
まだ、選挙権ないっつーの(苦笑)。

ある夏に描いたのは、たすきをかけた政治家と投票箱。
ポスターには大きな文字でキャッチフレーズを。
「政治家は二枚舌」
まあ、よく見極めて投票しようという意図だったのですが、
子供ゆえに語彙が貧困で、ストレートボールを投げてしまいました。

そういえば、納税を呼びかけるポスターもよく宿題になっていました。
こちらは「脱税、誰かが見ている……」のようなフレーズを入れていましたね。
まだ、納税義務ないっつーの!

小学生なのに、大人のダークな部分を見つめさせる宿題が多かった(笑)。
選挙といえば「不正」をイメージしたポスターに。
納税といえば「脱税」という文字が躍るポスターに。
今にして思えば、高度な宿題ですよねー。
子供らしい発想じゃないと、評価マイナスだし(泣)。

読書感想文というのも、実は非常に高度な宿題ですよね。
大人で言えば書評を書くということです。
結局、それまでの自分の人生をベースにして書かなければいけない。
両方とも。

子供時代は人生経験が浅い上、だいたい作文用紙2枚の制限もある。
文章を短く書くには、削りの美学がいります。
それを例えば8歳や9歳で書くわけですから、かなり難易度の高い作業に思えます(それを添削する先生も大変だったろうなー)。

私は読書感想文を書くより、ダークなポスターを描いているほうがまだ楽しかったなー。

というわけで(どういうわけだ?)、以上をもって読書感想文ということで。
ダメ?


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