政治家とテーマ曲 [news&topics]
16日付で「政治家とロック」という話を書いたのですが、読んだ方々から「小泉のYOSHIKI好きも何とかならんもんか」というメールを皮切りに、小泉首相に対する苦情をいくつかいただきました。みなさん、それは官邸にメールしましょう(笑)。
さて、小泉首相といえば「フォーエバー・ラブ」。これは、彼のテーマ曲といっても異論はないだろう。参院選で自民党のCMソングにもなったが、これは小泉首相の希望によるものだった。選挙期間中に限らず、彼が登場するときに入場曲としても使われてきた。国民の多くも「フォーエバー・ラブ」を聞くと、すぐに小泉首相を思い出すだろう。歌っている「X JAPAN」よりも先に。
そういえば、参院選の際に千葉県内の投票所でBGMとして「フォーエバー・ラブ」が流され、市民から「不適切」という指摘があったという出来事もありましたねー。小泉首相、すなわち自民党への投票を促しているのかと。真相は、その投票所の担当職員が自分の好きなCDを持ってきて、会場で流し、たまたまその内の1曲が「フォーエバー・ラブ」だったということに過ぎなかったのだが。
ところで、ほかの政治家がどんな「テーマ曲」を持っているのか、興味がある。自分が壇上に登るときに、派手な映画音楽を流していた政治家もいたような……。
で、提案なのだが、新聞やテレビなど報道機関各社が立候補予定者に事前に書き込んでもらう調査票に、「自分のテーマ曲」という項目をつくってみてはいかがか。座右の銘とか趣味の欄の隣あたりに。これは、結構おもしろいデータになるのではないだろうか。
政治家は自分の「テーマ曲」をかけて、場を盛り上げて登壇する……。
プロレスラーみたいだなー。
と言ったら、プロレスラーに失礼か。
彼らはエンターテインメントを前提としている。
政治家と音楽。
選挙と音楽。
これは、おもしろいテーマかも。
そのような研究・論文があれば、ぜひとも教えてください。
過去の日記より↓
「政治家とクラシック」
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-04-20
「政治家とロック」
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2005-04-16