ああっ、人魚姫が…… [旅]
なんとなく「がっかり」したくて、ふらりコペンハーゲンに行った時のこと。
「あの店の料理はまずい」とか聞くと、わざわざ確認しに食べに行ったりする性格なもので……。本当にまずいのかと。
さて、お目当ては、世界3大がっかり観光地の一つ「人魚姫の像」。
ところが……。
肝心の人魚姫がいないっ!
がっかりどころか、びっくりである。
人魚姫は何者かによって石からはぎ取られ、海に投げ込まれていたのだった。
でも、観光客は「私が人魚姫よっ」と楽しそう。
この日は、チボリ公園も改修でお休み。
なんとか、がっかりすることができた。
ところで、もう一つの旅のテーマが、
「本場コペンハーゲンで、ハーゲンダッツを食べること」
ところがっ、ハーゲンダッツアイスクリームって米国生まれだったのですね。
これは結構、ショックだった。
ハーゲンダッツジャパンによると、米国で1961年に誕生。
「ハーゲンダッツという言葉は造語であり、それ本来の意味はありません。創始者ルーベン・マタスによって、名づけられました。高品質なミルクをイメージさせる北欧の都市“コペンハーゲン”とそれに響きのあう“ダッツ”という言葉(意味はありません)を組み合わせました」
だそうです。
ダッツって雰囲気出ている言葉なのに、意味はありません、か……。
世界3大がっかり観光地は①シンガポールの「マーライオン」②コペンハーゲンの「人魚姫の像」③ブリュッセルの「小便小僧」と言われるが、③はシドニーの「オペラハウス」という説もあり。本当はどっち?