007 慰めの報酬 [映画]
ジェームズ・ボンドの新作『007 慰めの報酬』を観ました~。
これぞ映画!といえる、いい作品でした。
やはりこのシリーズは大きなスクリーンで観るに限ります……ということで、
前作『007 カジノ・ロワイヤル』を観たのと同じ、お気に入りの六本木のTOHOシネマズのスクリーン7で観てきました。
『カジノ・ロワイヤル』は期待していた以上のおもしろさでしたが、今回はその続編扱いらしいです。しかし、ここまで『カジノ・ロワイヤル』の登場人物を引っ張るとは思ってはいませんでした。
いちおう、『カジノ・ロワイヤル』を公開時に観ていて、ストーリーもだいたい把握していると思っていたのですが……年のせいで記憶があやふや(笑)。前作『カジノ・ロワイヤル』を同時公開してもお客さんは入るのでは!?
……帰宅してから、アマゾンで『007 カジノ・ロワイヤル』のDVDを注文してしまいました(笑)。
『007 カジノ・ロワイヤル』
このDVDでおさらいしてから、
もう一度、観に行こうと思っています。
作品の出来としては、この『カジノ・ロワイヤル』のほうが上だと思いますが、新作の『慰めの報酬』もかなりおもしろかったです。次作は成熟したボンドが観られるのでしょうか。楽しみです。
今回の『慰めの報酬』のオープニングは、前作の終わりから1時間後という設定で始まったのですね~。それすらも知らないで行った私は、ヴェスパーが死んでから何年もたったあとの話とずっと誤解したまま最後まで観てしまいました(とほほ)。
「ボンド」なのにセンチメンタルすぎるのではないかい?と思ってしまったシーンもあったのですが、そもそもが私の思い違い。
タイトルの「慰めの報酬」についても私は映画から真のメッセージが読み取れていないのでは?とも。なにか重要なことを見落としている気がしてなりません。やはり、もう一度、映画館で観なければっ。
これから映画を観る人はこの先を読まないでくださ~い。ネタバレがあるかもです。
冒頭のカーチェイス。
いやー、なんかすごいという迫力はわかるのですが、ボンドの車と敵のクルマの色が似ている上、全体的にアップすぎ、カットを短く切りすぎで、どの車にボンドが乗っているのかわかりませーん(笑)。
アストン・マーティンに乗っているとわかっていても、今回のアストン・マーティンはぱっと見、普通の地味な黒っぽい乗用車に見えてしまうので(私だけ?)、激しいチェイスのなかで一目でどの車にボンドがいるのか、その車がどのような状態にあるのか、いまいちわからない。
任天堂DSシリーズの「眼力トレーニング」のシャッフルの高難度ステージ並みといいますか(笑)。
(シャッフルは高速で入れ替わる3つの箱のなかから「○」が入っている箱を当てるゲームです)。
いちおう、私は「眼力トレーニング」で20代前半をキープしているのですが、それでもボンドの位置の把握は難しかった……って何の話をしているのだろう?(苦笑)。
崖に落ちた車がボンドなのか敵なのかも、すぐにはわかりませんでした……。
ですので、ボンドの立場になっての手に汗握るハラハラドキドキというのは味わえなかったかも。
いや、でも、すごい迫力のシーンでした。
そして、映画の半ばでは、「そんなのあり~!?」という乗り物でのチェイス。
いやー、おもしろすぎ。
それから印象的だったのは、ゴージャスなトスカのシーン。
あの舞台装置は映画のために作ったのでしょうか?
いやー、あのトスカ、実際に舞台で演じられるのを見てみたいです。
今回のヒロイン役もポスターで見ただけだと、ゴージャスな美女というにはイマイチと思ってしまいますが、映画を見るとそんなことは忘れるほどの存在感。ついでに、プラダの黒のドレスも一瞬でプラダとわかる存在感。
買ったパンフレットに書いてあったのですが、ボンド役のダニエル・クレイグは、アクションシーンのスタントを9割、自分でやったそうです。すごいなー、クレイグ!
4、5階の高さの屋根から屋根へと飛び移る追跡シーンも全部、クレイグが。
建物から6メートル下に飛び降り、猛スピードで走っているバスに飛び乗るシーンも自分で。すごすぎます。
私の周囲ではダニエル・クレイグが、めちゃめちゃ人気です。
今回はボンドのお約束のセリフはありませんでしたが、
笑えるセリフは2、3回ありました。
次回作にも期待です。
これぞ映画!といえる、いい作品でした。
やはりこのシリーズは大きなスクリーンで観るに限ります……ということで、
前作『007 カジノ・ロワイヤル』を観たのと同じ、お気に入りの六本木のTOHOシネマズのスクリーン7で観てきました。
『カジノ・ロワイヤル』は期待していた以上のおもしろさでしたが、今回はその続編扱いらしいです。しかし、ここまで『カジノ・ロワイヤル』の登場人物を引っ張るとは思ってはいませんでした。
いちおう、『カジノ・ロワイヤル』を公開時に観ていて、ストーリーもだいたい把握していると思っていたのですが……年のせいで記憶があやふや(笑)。前作『カジノ・ロワイヤル』を同時公開してもお客さんは入るのでは!?
……帰宅してから、アマゾンで『007 カジノ・ロワイヤル』のDVDを注文してしまいました(笑)。
『007 カジノ・ロワイヤル』
このDVDでおさらいしてから、
もう一度、観に行こうと思っています。
作品の出来としては、この『カジノ・ロワイヤル』のほうが上だと思いますが、新作の『慰めの報酬』もかなりおもしろかったです。次作は成熟したボンドが観られるのでしょうか。楽しみです。
今回の『慰めの報酬』のオープニングは、前作の終わりから1時間後という設定で始まったのですね~。それすらも知らないで行った私は、ヴェスパーが死んでから何年もたったあとの話とずっと誤解したまま最後まで観てしまいました(とほほ)。
「ボンド」なのにセンチメンタルすぎるのではないかい?と思ってしまったシーンもあったのですが、そもそもが私の思い違い。
タイトルの「慰めの報酬」についても私は映画から真のメッセージが読み取れていないのでは?とも。なにか重要なことを見落としている気がしてなりません。やはり、もう一度、映画館で観なければっ。
これから映画を観る人はこの先を読まないでくださ~い。ネタバレがあるかもです。
冒頭のカーチェイス。
いやー、なんかすごいという迫力はわかるのですが、ボンドの車と敵のクルマの色が似ている上、全体的にアップすぎ、カットを短く切りすぎで、どの車にボンドが乗っているのかわかりませーん(笑)。
アストン・マーティンに乗っているとわかっていても、今回のアストン・マーティンはぱっと見、普通の地味な黒っぽい乗用車に見えてしまうので(私だけ?)、激しいチェイスのなかで一目でどの車にボンドがいるのか、その車がどのような状態にあるのか、いまいちわからない。
任天堂DSシリーズの「眼力トレーニング」のシャッフルの高難度ステージ並みといいますか(笑)。
(シャッフルは高速で入れ替わる3つの箱のなかから「○」が入っている箱を当てるゲームです)。
いちおう、私は「眼力トレーニング」で20代前半をキープしているのですが、それでもボンドの位置の把握は難しかった……って何の話をしているのだろう?(苦笑)。
崖に落ちた車がボンドなのか敵なのかも、すぐにはわかりませんでした……。
ですので、ボンドの立場になっての手に汗握るハラハラドキドキというのは味わえなかったかも。
いや、でも、すごい迫力のシーンでした。
そして、映画の半ばでは、「そんなのあり~!?」という乗り物でのチェイス。
いやー、おもしろすぎ。
それから印象的だったのは、ゴージャスなトスカのシーン。
あの舞台装置は映画のために作ったのでしょうか?
いやー、あのトスカ、実際に舞台で演じられるのを見てみたいです。
今回のヒロイン役もポスターで見ただけだと、ゴージャスな美女というにはイマイチと思ってしまいますが、映画を見るとそんなことは忘れるほどの存在感。ついでに、プラダの黒のドレスも一瞬でプラダとわかる存在感。
買ったパンフレットに書いてあったのですが、ボンド役のダニエル・クレイグは、アクションシーンのスタントを9割、自分でやったそうです。すごいなー、クレイグ!
4、5階の高さの屋根から屋根へと飛び移る追跡シーンも全部、クレイグが。
建物から6メートル下に飛び降り、猛スピードで走っているバスに飛び乗るシーンも自分で。すごすぎます。
私の周囲ではダニエル・クレイグが、めちゃめちゃ人気です。
今回はボンドのお約束のセリフはありませんでしたが、
笑えるセリフは2、3回ありました。
次回作にも期待です。
タグ:007
ご覧になったのですね~!わたしも字幕のあるバージョンを見ないと(笑)!
確かにちょっとセンチメンタルでしたね。007になる前という設定らしいので、これからどんどん“ボンドらしく”なっていくのでしょうか・・・。楽しみです♪
トスカのシーンに出てきたブレゲンツ、わたしも一度行ってみたいんですー。映画のために作られたような劇場ですよね。
ダニエル・グレイグはかなり体を張ったみたいで、去年見たインタビューでは腕を吊っていました(笑)。
by ミホ (2009-02-01 00:45)
>ミホさま
おもしろかったですよね~!
Mに叱られすぎ(笑)。Mとの言葉のやりとりもいいですよね。
それにしても激しいアクションの連続。ケガがあっても不思議ではありません。すごいですよね。
トスカの舞台シーンもよかったですよね~。
私はカジノ・ロワイヤルの直後の話だとは知らずに観にいったわけですが、前作に登場していたマティスやミスター・ホワイトなどのことをすっかり忘れ去っていました……。もう一度観ないといけないですよね(笑)。
by はるちー (2009-02-01 07:55)
ダニエル・クレイグ、私のまわりでも人気ありますよー。
最初は「は?」なキャスティングでしたが、
すっかり定着しちゃいましたよね。
私、前作も見ていないので、
これはちゃんとダニエルシリーズの最初から見ないといけませんね・・・。
by chicory (2009-02-01 14:55)
このボンド、オージー娘たちには大人気でした。
いままでのボンドに比べ、「正統派」らしいです。(今までのは脂っこすぎたらしい)これぞ、’eye candy’だそうです。
私も「カジノロワイヤル」、コンビニで買っちゃいました。
by snorita (2009-02-01 20:10)
このシリーズ面白そうですね。
でもまだ見ていないんですよ。
予告編だけでもかなり面白そうなので期待感大なのですが・・・。
ただ一つだけ気になることが、、、
007になる前の設定だそうですがそれにしちゃ老けてないかい??
ルーキーならもっと若い役者さんで良かったような、とワタシはカミサンに
言ったのですが「ダニエルクレイグだから良かったんじゃないの?」
と一蹴されました。当然か。(^^;;;
でもあえて言うならやっぱりルーキーにしちゃ老け過ぎやろ。(まだ言うか)
どう見てもベテランの雰囲気なんですが、その辺映画では違和感がないのでしょうか?
そんなこと気にするのゴメスだけなんでしょうね。
早く見てみたいです、その前にカジノロワイヤルDVDで見とかなきゃ。
by ゴメス (2009-02-02 01:01)
>chicoryさま
ジェームズ・ブロンド(!)とか、AT限定免許とか、ボンド役に決まったときは、めちゃくちゃに言われていましたよね~。それをカジノ・ロワイヤルという作品で世界中を黙らせたのはすごいですよね。
ぜひとも、カジノ・ロワイヤルからチェックしてくださーい!
by はるちー (2009-02-02 07:17)
>snoritaさま
オージー娘はこういうタイプが好きなんですね~。
「eye candy」って表現、おもしろいですね。
確かにこれまでのボンドってコテコテ風味が強いタイプが多かったかも(笑)。
カジノ・ロワイヤル、久しぶりに観たのですが、やはりおもしろいですよね。ル・シッフルの顔が森進一にちょっと似ているなーと思ってしまいました……。そういえば、今回の慰めの報酬ではボリーを飲むシーンがなかったですよね。次回作にはもっと「お約束」を盛り込んでほしいなー。
by はるちー (2009-02-02 07:27)
>ゴメスさま
ぜひとも「カジノ・ロワイヤル」から観てくださーい!
奥さまのおっしゃるとおり、彼だからこそのボンド像になっています。ルーキーにしちゃ老け過ぎというご指摘ですが、映画を観ると不思議とそうは感じないと思います。青臭さもきちんと演じていて、「かわいい」雰囲気も出しています。その加減が実にうまいんですよ。さすが演技派です。
by はるちー (2009-02-02 07:37)