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高慢と偏見 [映画]

お酒を飲んで帰ってきた勢いで、
先日ポンド安に乗じて買ったBBC版「高慢と偏見」のDVDを、
後半の2枚目(笑)からイッキ見。

コリン・ファースが演じるミスター・ダーシーが一度目の求婚をした後からラストまで。

途中ところどころ寝てしまいましたが(←お酒のせいです)、
あの母親役のテンション高い声に起こされたりして(笑)、最後までとりあえず。

関係ありませんが、昔、銀座の映画館で観た「ハワーズ・エンド」も途中で睡魔に襲われて爆睡してしまったことがあります。いまだにどんな話だったのかわかりません(涙)。記憶にあるのは美しい田園風景だけ。

あの国の田園風景は眠りを誘う効果があるのではないかというのが、
私の個人的な経験からの分析です。

BBC版の「高慢と偏見」はとても評判が高いですよね~。

コリン・ファースが演じるダーシーは、
今風の言葉でいえば、世界最強のツンデレ男でしょうか。

もっと出番を増やしてほしかったと思う女性は多いのではないでしょうか。
意外とコリンズの出番が多かったりするんですよね……。

とはいっても原作に忠実に、という点を守るためには、
ずっと登場しているわけにはいきませんから、これでいいのでしょう。

ドラマではコリン・ファースの見せ場の1つに、池に飛び込むというシーンがあります。
彼はこの作品の後、池とかに飛び込む役が多いような気がします(笑)。

特典のメイキング映像を観ると、
オファー当初、コリン・ファースはこの役を断っていたのだとか!(驚)。

ミスター・ダーシー役は「この人しかいない!」というのが世の中の評価だと思いますから、説得した番組製作者はいい仕事をしましたよね。

話の内容については語りだすとキリがないので、どうでもいい話を……。

映画版でも思ったのですが、
手紙とお辞儀って、いいですよね~。

怒り、憤り、高ぶる感情などがあっても、とりあえずお辞儀。
こうした振る舞いにもストイックさを感じます。

どうでもいい話をもう1つ。
リディア役の女優ジュリア・サワラ。

彼女はとあるコメディドラマで超有名な女優。
私もそっちのドラマのイメージが強いのですが、
実年齢が私よりも何歳も上なのに、よく15、16歳の役をやりきったと思います。

ちなみに、彼女はあのアニメ映画「チキン・ラン」のジンジャー役もやっています。

どの俳優も実力派。さすがBBCって思いました。

このDVD、じっくり最初から再度観てみたいです。


高慢と偏見


BBC版「高慢と偏見」
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コメント 6

snorita

はるちーさん、ご覧になったら、5時間ほど語りましょう(笑)。
突っ込みどころ満載、ガールズのツボをつく数々のシーン、なんだかんだいって、この手の時代背景好きなひとにはこたえられない設定、コリン・ファースのかっこよさ、などなど、私もこのながーいBBC版をすり切れる(DVDだからすり切れませんけど)までみましたよ。
番組の時間には、「ロンドンの街から女性がいなくなるほどの人気だった」といわれるの、わかります。コリン・ファースはこれ以降、いつもぬれたシャツを着るシーンが設定されてうんざりしてたらしいです。ついでにブリジット・ジョーンズの放映会も一緒にしたいですねえ。

すみません。興奮してしまい、ついついひとのコメント欄で吠えちゃいました。
by snorita (2008-11-24 07:20) 

ミホ

わたし、このDVDを留学中にヒースローの空港で買ったんですが、未だに見ていません・・・。なぜなら字幕がないから~(涙)。あの時は、「英語を聞こう!」っていうパワーがあったんですが、今はちょっと・・・。
やっぱり日本語版買おうかな~。そして、snoritaさんの「高慢と偏見」座談会に出席させていただこうかな(笑)。
by ミホ (2008-11-24 11:59) 

はるちー

>snoritaさま
5時間でも10時間でも喜んで!
前半もダッシュで観ました。これは観れば観るほど味が増すスルメ的ドラマですよね。いやー、おもしろかった~。冷静に観ているとリジーの言葉も十分、高慢ではないかと(笑)。「もっと紳士的なお振る舞いをなさっていたら」の反撃にがつーんとやられてしまうダーシーとか、語りだすと終わりませんよね。
後半からコリン・ファースが乙女の眼差しになっているのが、もうツボりました。食事の招待をわざわざ妹に言わせたり、かわいくなっている!(笑)。
番組放映中は街から女性がいなくなったとは!!
コリン・ファースのぬれたシャツ姿は需要があるんですね~。ブリジット・ジョーンズの映画でザ・ダークネスの歌が流れるなか、コリン・ファースが噴水の中でケンカするシーンは好きですが(笑)。
上映会&座談会、ぜひとも~! 語り合いたいです~!
by はるちー (2008-11-24 13:16) 

はるちー

>ミホさま
私が買ったこのDVDには英語の字幕がついていたのですが、ないものもあるんですね。そういえば昔、「ゴスフォード・パーク」という映画のDVDを現地で買ったら英語の字幕も一切なくて、しかも群像劇なので登場人物も多すぎでお手上げ。日本語字幕付きDVDを買い直した思い出があります。
このBBC版「高慢と偏見」、英語の字幕で観ていると、登場人物の1人、コリンズの英語がうざいのがよりわかります(笑)。←字幕を読むのもうっとうしい言葉の連続!
内容的には、日本語版を買っても損はないと思います。私も日本語版で観たいな~。
ミホさんもぜひとも座談会にご出席を!
どこかのホテルの部屋でも借りて、みなさんとワインでも飲みながら上映会&座談会したいです! 
by はるちー (2008-11-24 13:33) 

chicory

ええー、コリン・ファースが最初、オフォーを断っていたというのが
驚きですよー。いったい、なにゆえ?
すっごい、はまり役ではないですか?(いや、このテレビシリーズ、見たことないですけどね)。
私もいつか、これを日本語字幕なしで楽しめるようになりたいですが、
たぶん永遠にムリな気がします。

by chicory (2008-11-24 18:58) 

はるちー

>chicoryさま
そうなんですよ~!私も驚きました。
人選について当初はコリン・ファース本人も含めて周囲からは「え?」という反応が多かったらしいです。コリン・ファースも最初は「ノー」と言っていたのですが、最終的には、自分以外の誰かがこの役を演じたら自分ははかり知れない嫉妬を抱くだろうということに気がつき、ダーシー役を引き受けたらしいです。
当時のコリン・ファースの俳優としてのイメージって、今とは違っていたのでしょうか……意外なエピソードですよね。
日本語字幕で私も観たいです(笑)。
外国人が日本の戦国時代や時代劇のドラマを観るのと一緒で(?)、英語の字幕があっても古い言葉や言い回しには慣れないです~。
by はるちー (2008-11-25 13:37) 

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