セブン・イヤーズ・イン・チベット

チベットで抗議活動と武力弾圧。

新華社通信は１０人の死亡、インドにあるチベット亡命政府は３０人の死亡を確認したとのことですが、１００人以上という未確認情報もあるとか。

天安門事件を思い出した人も多いでしょう。

中国側の発表は信用できません。
死者はもっと多いのでは？

チベットで過去に何が行われてきたか、日本でもそろそろきちんと報道すべき。

チベット問題に関してはＣＮＮとＢＢＣをチェックしておく必要があると思います。

チベットを描いた映画といえば、
代表的なのが「セブン・イヤーズ・イン・チベット」。

この映画の主役を演じたブラッド・ピットら映画出演者らは永久に中国への入国を禁じられました。映画はもちろん中国では上映禁止。

この映画を今、ノーカットで上映するテレビ局はないかな？
（ないな……）。

タグ：チベット

コメント 4

東チベットから四川、雲南にかけての険しい山岳地帯はほとんど外国人の入域が許可されない地域のようです。東南チベットにはベンガル湾からのモンスーンが届くので中国最後の大森林が残されていますが、これが現在かなりの規模で盗伐されてますね。四川へ抜ける険しい幹線道路は、盗伐された木材を運び出すルートになっている模様です。

また巨大な塩湖が莫大な量のリチウムを生み出し、銅の埋蔵量もすごい。エレクトロニクス産業にチベット資源は不可欠でしょう。国内最後の資源供給地として絶対手放したくないという意味もあるのでしょう。
by モスフォレスター３ (2008-03-16 19:41) 

＞モスフォレスター３さま
外国人が入れないのをいいことに、中国はやりたい放題ですよね～。国際的な監視団が必要だと思います、チベットには。今回も自分たちに都合のよい映像だけをガンガン提供しています。もっとも、衛星の技術によって欧米には中国側のウソもバレているとか。
チベットは資源が豊富なんですね。
しかし、自然も破壊されているのですか……。
なにかと注視していかないといけない地域ですよね。
by はるちー (2008-03-17 00:30) 

いままで秘境中の秘境だったところが、GoogleEarthで簡単に見えちゃうので、いままで必死に情報を集めていた私の友人たちはなんだか釈然としないみたいです（笑）。

実際に踏査した記録を読むと「あそこの谷にはまだ森が残っていて中には樹齢３０００年の木もある」とか「むこうの谷は一昨年盗伐された」とか現地の「おっ !?」と思うような話がけっこうあって、心がざわめきます。

でも実際に行動すると、「公安」が実にウザいみたいですね。
by モスフォレスター３ (2008-03-17 07:55) 

＞モスフォレスター３さま
世界の秘境もGoogleEarthで簡単に見えてしまう時代になったのですね～。環境保護や平和のためなどよい方向に生かしてもらいたいものですが、悪用されたらと思うと怖いです。
でも、こういう技術もやはり足で情報を集めることにはかなわないような気がします。入り込めれば、ですが（笑）。中国では自分たちに都合の悪いことについては公安が必死で妨害しますから、大変そうですよね。
by はるちー (2008-03-17 08:16)