Big Brother is watching you [読書]
さて、昨日の日記ではヴァン・ヘイレンの「1984」を紹介しましたが、「1984」といえば、この本です。
『1984年』
ジョージ・オーウェル(著)
監視社会を表現する、あの有名なフレーズ「Big Brother is watching you」はご存知のとおり、この本からです。
そういえば、
先月のインディペンデント紙の1面にこういうのがありました。↓
(Published: 24 May 2007)
見出しは「Google is watching you」 。
明らかにジョージ・オーウェルの『1984年』のフレーズを下敷きにしたものです。
雑誌や新聞で「○○○ is watching you」というフレーズが出てきたら、とりあえず、監視社会への危惧などについて書かれていると思ってよいでしょう。「Big Brother」という言葉が単独で出てきても、やはりそうです(最近は海外の人気テレビ番組のタイトルにもなっているが……)。
そして、あしたの日記は……。
わかる人にはお見通しですよね~(笑)。
もう一つの「1984年」作品を紹介しまーす。
この本、ちょうど一週間前に読み終わったばかりだったのでびっくり。
けっこう深く考えさせられますよね。
そのあと、映画も見てみたんですが、映画のほうはイマイチでしたー。
でも、現在、1984のリメーク作品が作られているらしいですよ。そっちには期待したいですね。
1984を読んで、まるであの国みたいだーって思ってしまったけど、実はテクノロジーの進化した現代も未来も、同じなんですよね。
自由と信じて疑わない私たちの住むこの世界も、どこかで統制されてるのかもしれないなんて思うと、なんかうっすらさむーくなりましたわ。
by ちか (2007-06-11 20:50)
>ちかさま
これはまた、古い本を読んでいますね(笑)。
映画、リメイク作品を制作中とは知りませんでした。
どんなふうにアレンジされるのか楽しみですね。
最近はテロ対策という事情も加わり、監視社会の是非があらためて議論されていますよね。テロを防ぐためならば、ある程度の監視はやむを得ないと考える人も多いようです。でも、テクノロジーの進化で情報漏洩も大規模かつ簡単にできてしまう現代はさらに怖いかも……。いずれにしても、現代に通じる難しい問題ですね。
あっ、6月11日付の日記のCMも視聴してみてくださ~い。
by はるちー (2007-06-12 00:20)