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私が好きな映画ポッドキャスト [映画]

「Mark Kermode's film reviews」

海外の映画評論家では以前から、圧倒的にMark Kermode氏のレビューをウェブ・ラジオ(orポッドキャスト) で聴いています。辛口、毒舌好きなので(笑)。進行役の著名なSimon Mayo氏とのやりとりも楽しい。この番組は、BBCラジオのファイブ・ライブで毎週金曜日午後(現地)に放送されています。iTunesにも対応し、日本からもダウンロードできます。

先週は「硫黄島からの手紙」を、このKermode氏が論評していました。
周囲に「二宮は嵐というポップ・グループの一員で……」と説明しながら、「嵐を知っている?ねえ?」とMayo氏らにふっていましたが、嵐を知るわけがない(笑)。そこまでフォローして説明をしていました。

で、今はアカデミー賞授賞式の直後の緊急特別編(約15分間)がウェブ・ラジオかポッドキャストで聞ける(ダウンロードできる)ようになっています。

話題の中心は、リメイク作品の「ディパーテッド」が3部門を獲得したことについてでした。ちなみに、Kermode氏はアカデミー賞発表直前の3日前には作品賞をどの映画が獲得するかについて「実は自分はまだ予想を決めかねている。ディパーテッドかクィーンかな……」と話していました。

このKermode氏、話しているうちにどんどん熱くなって(?)、ものすごい早口になることがよくあります。早口すぎて、Simon Mayo氏から「ちょ、ちょ、ちょっと、速いよ、待って、待ってくれー」と言われるぐらい(笑)。

ただ、好き嫌いは分かれると思います。
物事をすべて素直に受け止めたい性格の人には合わないかもです。
だって、評論家なのに、駄作については、
「ラビッシュ、ラビッシュ、ラビッシュ!」(クズ、クズ、クズ!)と言い放ってしまうツワモノ。

でも、この評論家のよいところの一つは、知らないことや思い出せないことなどは素直に「分からない」と言うこと。それから論評の視点がおもしろい。

そういえば、なぜか、映画のタイトルの発音にこだわります。
この間も2、3週にわたって、「バベル」の正しい発音についてちょっと論議していました。

しかしながら、こうした海外の番組をiPodに入れて移動中に聴くことができるのは本当にアップル様のおかげです。


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