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予約が難しいレストラン [世界の食]


これがかの「THE IVY」です。はるちー写す(笑)。

5月に書いた日記で紹介した本『Hotel Babylon』にもやたらと名前が出てくるレストランです。5つ星最高級ホテルに泊まる大富豪から頼まれてコンシェルジュが予約に四苦八苦するという老舗レストランとして。

この本については過去のこちらの日記で書いています。↓
「朝食の値段@最高級ホテル」(06年5月24日付)
http://blog.so-net.ne.jp/bounds/2006-05-24

過去15年間でロンドンのほぼすべての超高級ホテルを渡り歩いたという現役ホテルマンが実際に見聞き、体験した蓄積を、架空の5つ星ホテル「ホテル・バビロン」の1日24時間として暴露した1冊です。

そういえば昔、ベッカムがレアル・マドリードへの移籍が決まったとき、イギリスの週刊誌がベッカムにとっての移籍の利点の一つとして、「マドリードにあるIVYなら予約しやすい」ということが書かれていた記憶が(笑)。マドリードにもあるのね……支店??

THE IVYは超有名な店ですが、実にこぢんまりとしています。
内装もとても地味。でも、各界の名士らが集うレストラン。

本で書かれているのは「当日の予約が難しい」ということです。
しかし、大富豪ら宿泊客の突然のリクエストには答えなくてはいけない。

そこで夕方のギリギリの時間まで、敏腕コンシェルジュは毎日何席かをキープしておくのですが、「今夜は予約はないかな」と判断してキープ分をキャンセル。そんなときに限ってキャンセルした途端、大富豪が「今夜、アイビーの席をとってくれ」と言い出す。で、てんてこまい。結局、キャンセルした分を取り戻すことができず、大富豪にはうまく言い訳をして他の老舗レストランに回すのである。

ということで、もしこういう予約が難しいレストランに行きたいときは、宿泊先のコンシェルジュに早めに伝えると◎です。彼らは特別なコネがあるのです。もちろんチップははずんでおきましょう。

もし自分で事前に予約をとりたい場合は、早めに予約することが必要です。

2、3日後に行きたいと思った場合はかなり予約は難しい。
ただし、裏技(?)もあります。運がよければ。

それは「何時でもいいから」と伝えることです。
たとえば意外と午後6時とかだったら、空いている場合もあるのです。
ディナータイムの8時からの予約の前に一回転できるというわけです。

これはIVYに限った話ではありません。
2週間後まで予約がいっぱいと言われている話題のレストランでも、「妙な時間」には隙間がある場合もあります。

ですので現地で夕方にふらり立ち寄ると、食事ができるかもしれません。
コンシェルジュがキャンセルしたばかりかもしれませんし(笑)。
まあ、運がよければですが……。成功を祈ります。


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