5人のサムライ [飛行機]
5人の首相補佐官、アベレンジャーのことではありません(笑)。
戦後初で唯一の国産旅客機「YS-11」(プロペラ機)の基本設計をした5人の〝スター〟設計者たちのことだ。実施設計には無名の大勢の若手設計者らが携わった。その陰にはさらに数え切れない若手技術者がいた。
その「YS-11」、9月30日についに国内すべての旅客路線から退役する。
現在、国内航空会社でYS-11を使用しているのは日本エアコミューターのみ。
1965年の初就航から41年。完全引退。
30日のラストフライトは沖永良部―鹿児島。
なんと500人以上がキャンセル待ちに名を連ねているという。
(正確に言えば、結構前にキャンセル待ちを打ち切っており、希望者の数は計り知れない)。
一つの時代の終わりを感じます。
えーっ!
YS-11ラストフライトなんですか、ショック!!
私も屋久島時代は鹿児島ー屋久島を何回往復したことやら…
乗客が少ないと重量あわせのために
いちばーん前といちばーん後ろに乗客を分散させたりしていたなぁ。
屋久島では空港に10分前に着いても乗れてたしバス感覚だったけど、
戦後唯一の国産旅客機…そんなすごいものだったのですか。
そういえば写真とってる観光客いっぱいいたかも。
それで、これから屋久島行くときは新しい飛行機なんでしょうか?
by のっこ (2006-09-29 01:32)
>のっこさま
おおっ、のっこさまもファンでしたか!
東京オリンピックの聖火を沖縄から千歳に運んだのもYS-11。
そうなんですよ、国内路線は30日でラストです。
(でも海外ではまだ飛んでいるところもあります)。
航空法改正で、航空機衝突防止装置の装備が義務付けられる07年以降は国内で運航できなくなるのです。
YS-11路線はおそらく、10月から最新鋭のターボプロップ機になる予定だと思います。
by はるちー (2006-09-29 01:50)
屋久島‐鹿児島間のYS11は、7月の臨時便を最後に引退してました。
現在はすでにカナダのボンバルディア社のQ400が飛んでます。
乗り心地はYSよりはるかにいいのですが、これがじつはちょこちょこ故障してるらしくて、信頼性はやはり国産のYSが、ああ・・・、というオチのようです。
by モスフォレスター3 (2006-09-29 23:57)
>モスフォレスター3さま
乗り心地はよいのに、すでにちょこちょこ故障って……。
そんなことになっているのですか? うーん。
次に国産の旅客機が日本の空を飛ぶのはいつになるのでしょうね……。
by はるちー (2006-09-30 01:16)