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ジェイムス・ブラント研究会(2) [音楽]

すみません。連日この話題ばかりで(笑)。
コメント欄に書ききれなかったので、こちらで。

当初はそれほど気にならなかったジェイムス・ブラントの『You're Beautiful』の歌詞ですが、いろいろな感想や質問などを受けてあれこれ考えてみました。

ここから先は、先日の日記「ジェイムス・ブラント研究会」&その日記のコメント欄からの続きです。←こちらを読んだ方にしか意味が分からないと思いますので、もしこの先をお読みになってくださる方がいらっしゃるならば、申し訳ないのですがその日記&コメント欄を一読した上でお読みいただければ幸いです。さらにその前の『You're Beautiful』の歌詞についての日記もお読みいただければ、歌詞の内容&流れはつかめると思います。

下記で書いている歌詞中の「ヒントの2行」とは↓↓のことです。
There must be an angel with a smile on her face
When she thought up that I should be with you
(『You're Beautiful 』 / James Blunt)

(↓ のっこさんからのコメントを受けて。私の返事コメントの続きです)

歌詞中のsheとyouとangelの関係について。
私なりの解釈をちょこっと。「僕」の心の動きはこんな流れかなーと。
(別れた彼女と出会ったという前提で、ヒントの2行をベースに)
でも最近、分からなくなった(泣)。

angel=she=you=(元)彼女

彼女の表情はangelそのもの。
angelが彼女に舞い降りるとき=僕に恋しているとき。

そして僕は地下鉄でangelを見た、本当に見た。

つまり、彼女はまだ僕のことを好きに違いない。
だってangelが現れたのだから。
目が合ったあの瞬間に確信した。一瞬だけど一緒になれた。

と、暴走(妄想?)する僕。

ああー、きれいだ。どうしようもなくきれいだ、君は。
どうしたらいいんだ、この気持ち。途方に暮れる僕。
もう一緒になることはない、そう分かっている(から苦しいんだ)。

ただ、今だけはお互い恋に落ちていると思わせてくれ。
だってangelが見える。僕に恋しているときに現れるangelが。
そう、angelと見まがうような彼女は僕のことを愛しているんだ。
(ここの部分で気持ちの高ぶりを最も激しくうたうジェイムス)

その一瞬が過ぎる。我にかえる僕。

でも、そろそろ現実を受け入れなければ。
この先、君といっしょになることはない。

彼女、自分の思いとの決別。フェイド・アウト。
聞こえてくる雑踏の音。

という感じなのかなあ……。
「you」は心の叫びからくるものなのかも。
うーん。解釈はまた変わるかもしれない(笑)。

それにしても。
あー、書いていて恥ずかしいぞー。


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コメント 4

のっこ

おーもーろーいー!
訳詞が最初と全然ちがってるけどこっちの方が断然いい!
(ここの部分で気持ちの高ぶりを最も激しくうたうジェイムス)って
ト書きまでおもしろいじゃないですか!!
それにしても…詩とは恥ずかしいものですね…
この訳を読むと、最初の2行も全く違うものに見えますね。
長々とありがとうございました!おもしろかった!
by のっこ (2006-05-03 11:12) 

guu

こんばんわ。とうとう研究会発足(日本初?)ですか~。色々深い歌詞なんですね~。こうやって勉強したら楽しそう
by guu (2006-05-04 05:20) 

はるちー

>のっこさま
あはは、何書いているんだか状態です(笑)。
楽しんでいただけたなら、とってもうれしいです。
最初の訳詞は、元彼女と出会ったという前提で、一部で自殺説もあるということも念頭に置きながらできる限り直訳したものですが(幅広い解釈ができるように)、実はangelの位置づけなどは↑この日記に書いたイメージと同じです。のっこさまの着眼点はとても刺激になりました。他の曲についても解釈や疑問点を聞いてみたいです♪
by はるちー (2006-05-04 22:35) 

はるちー

>guuさま
いらっしゃいませ~♪
お恥ずかしい駄文を読んでいただき、ありがとうございます。
私も最初はスルーしていた『You're Beautiful』の歌詞ですが、あらためてみてみると非常に興味深い内容でした。ジェイムスの歌詞って英語の教科書にもあうと思います。時制などで心情の変化も読み取れたりして。それにしても一つの曲をいろいろな人と語り合うのは楽しいですね。
by はるちー (2006-05-04 22:39) 

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